■ARecX6をEl Capitanで使う
6チャンネルワンセグ録画サーバのArecX6をEl Capitanで利用する方法のメモ。
El CapitanではARecX6 Utility.appが動作しないので、動作保証のあるSnowLeopardから視聴用証明書を持ってくる必要がある。
通常ARecX6 Utility.appからARecX6Serverはbonjourでサーバ検索されるが、アプリ自体が一切動作しないため、アクセスを容易にするためにARecX6Serverを固定IPで動作させるのが望ましい。(ARecX6はDHCPクライアントとしてIPアドレスを取得するので、DHCPに接続しているマシンを判別する手法がある場合はこの限りではない)
■事前準備
既に動作しているARecX6がある場合には管理画面にアクセスして、ネットワーク設定から固定IP設定を行い再起動する。次に白MacBook等SnowLeopardが動作しているMacでARecX6 Utility.appを起動し、新しいIPアドレスにアクセスし、証明書のインストールを行う。
■証明書の取り出し
証明書がキーチェーンアクセスにインストールされているので起動して確認を行う。証明書はARecX6に割り当てたIPアドレス名で作成されているので、そのIPアドレスを探して選択する。ファイルメニューから「書き出す」を選択し、証明書(.cer)形式を選んで、任意の場所に保存する。IPアドレス.cer(192.168.x.x.cerなど)という名前でファイルが作成される。
■証明書の取り込み
El Capitanの動作しているマシンに上で書き出したIPアドレス.cerファイルをUSBメモリー等でコピーする。キーチェーンアクセスを起動して、ファイルメニューから「読み込む」を選んで読込みを行う。これでOK。
■ブラウザからの閲覧
http://IPアドレス/filelist.php にアクセスすればOK。
キーチェーンアクセスで取り込んだ照明書でArecX6にアクセス可能なブラウザは以下の通り。
・Safari 9.0.1
・FireFox 42.0
Chrome/Opera/Vivaldiは接続不可。原因までは追求していない。
■iPhoneとAndroid
iPhone6(iOS9.1)及びNexus5(Android6.0 MPA44I)では問題なくARecX6 Playで視聴できている。
サーバが発見されない場合は設定からArecX6のアドレスに上記で設定したIPアドレスを指定してやればOK。
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