■第3世代iPadでDLNAクライアント動画再生比較検証
 第3世代のiPadが発売されたので恒例?のDLNAクライアウントの動画再生比較をしてみる。iOSのバージョンはもちろん5.1。iTunesも10.6になり1080pまで対応したということなので、ローカル転送での再生も一応確認してみた。画面解像度向上に合わせてGPU性能も上がっているということでどこまで再生可能か非常に興味深い。

 これまでのiPad DLNA動画再生比較はこちら
 iPad用DLNAクライアント動画再生比較検証
 http://blog.isnext.net/issy/archives/455
 iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証
 http://blog.isnext.net/issy/archives/942
 iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証2
 http://blog.isnext.net/issy/archives/1072

■iPad用DLNAクライアントを比較して試す
 今回試用したのは以下の5アプリ。有料だが新しいDLNAアプリがあったので評価。3/16時点の最新版。
・AirPlayer 450円
・GoodPlayer 250円
・8Player 450円
・MediaConnect 450円(アプリ内決済)
・PlayerXtreme 85円(Network Access Add-onアプリ内決済)

■再生対象
 いつものテスト用ファイル。mp4は全てWebOptimizedなファイルです。例によってDLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.8.10を利用。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
  P) MP4 60fps w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  Q) MP4 60fps w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

■結果
・ローカル再生
 テストファイルを全て選択してiTunesのビデオにドラッグイン。当然mp4以外は登録されず…。
 その状態で同期によりiPadに転送できたのはQを除くmp4ファイル全て。1080p/60fpsはNGの模様。
 もちろん転送できたmp4は全て再生可能。

・AirPlayer(mp4はQTプラグイン、それ以外はffmpeg)
 全ファイル再生可能。ただしD,Eはぎこちなくコマ落ち気味。Qはロードしてしまえば問題なく再生可能。
 iPad2であったOの音ズレはなくなったものの、Oを再生するとタッチ操作が効かなくなる問題あり。
 D,E,Oの音ズレが感じられず、再生能力の向上を実感できる。

・GoodPlayer(mp4についてはiPodプラグインでの再生、それ以外はURLを直接再生)
 全ファイル再生可能。ただしBはコマ落ち多く実用不可。Qはロードしてしまえば問題なく再生可能。
 D,E,Oの再生はなめらかで問題無し。操作感は微妙だがAirPlayよりもmkv再生は優秀。
 DLNAサーバは画面右下アイコンからUPnP/DLNA クライアントを選択して表示可能。

・8Player
 全ファイル再生可能。Qはロードしてしまえば問題なく再生可能。D,Eの再生はややコマ落ち感あり。
 UIは割とキレイで使いやすい印象。FreeのLite版はフォルダにある先頭から5つのファイルのみ再生可能。

・MediaConnect + FlexPlayer
 全ファイル再生可能。ただしA,B,C,D,Eは再生時コマ落ち画像乱れあり実用不可。
 avi,mkv,wmvは無償のFlexPlayerを別途インストールして再生する。連携はうまく機能している感じ。
 Freeではフォルダにある先頭から3つのファイルのみ再生可能
 課金しないと全ファイル再生できないorz

・PlayerXtreme
 全ファイル再生自体は可能。ただし実用的な再生ができたのはA,C,F,G,H,J,K,L,Nと半分程度。
 1080pの全ファイルと60fpsの全ファイルがコマ落ちや画像乱れで実用不可。mkvもコマ落ち激しい。
 DLNAサーバ検出に時間がかかる上にフォルダを移動するたびスキャンするらしく動作遅い。
 UPnP接続にはNetwork Access Add-onの追加が必要。

 ※表示具合はともかくアプリがエラーを出さず再生動作を行っている場合、再生可能と表記しています。

■まとめ
 なんと1080p/60fpsの動画が(転送に左右されるとはいえ)DLNA再生できてしまって驚いた。さすがにデータ量が大きくロードより再生が先行してバッファリングを頻繁にしてしまうので、高速なWi-Fiに接続し再生開始前に相当量の先読込みをして大きなバッファを確保する必要があり、気軽にストリーミング再生するのはなかなか難しいと思われる。とはいえGalaxyTab7.7を始めとして手元のAndroid端末で1080p/60fpsをDLNA再生しきる端末はないので、第3世代iPadのA5Xプロセッサのパワーを実感することができた。アプリ面ではこれまで最強かなと思っていたAirPlayerを再生能力の部分で上回るGoodPlayerを見つけることができた。若干UIデザインが使いにくいとか動画再生時にまずフルスクリーン表示するとか微妙なところもあるが価格も安く、mkvのライブラリを多く持っている場合には有用な選択肢になりそう。

 第3世代iPadになったことで画面解像度が向上し720p以上の動画の美しさがとても心地よい。さすがにVGAサイズの動画などはボケ具合が気になることがあるが、HDコンテンツについてはあまり心配はいらないように感じた。写真や字が美しく見えるのはもちろんだが動画でも効果は高いということで、ソフトウェア面でもより高解像度多フォーマットに対応したDLNAアプリが増えてくれることを期待したい。


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■PS3 Media Server 1.40.0-b2を試したメモ
 気付いたら8/27にPSMの最新ベータが出ていたので試してみたメモ。バージョンは1.40.0.-b2。Win/Mac/linux用が揃って提供されている。試したのはMacOSX版。OSは10.6.8。気付いたことだけ簡単にメモ。常用はムリ。

・iOS4.2以降のDLNAクライアントアプリへのmp4提供はやはりNG
 理由はこちら
・デフォルトでは起動時に最初に見つかったネットワークに向く
 複数I/Fがある場合、「基本設定」から明示的にI/Fを選択する必要がある
・互換性に問題が結構ありそう
 GalaxyTabのAllShareではサーバリストに出るのにTF101のMyNETにはリストされないなど
・mp4なのにunsupprtedで再生できないことがある(原因調査してない)
・Detected media renderersにAirPlayerがアイコン付きで表示されてる
・AllShareからのアクセスはAndroidでロボットアイコン付きで表示される
・設定ファイルの位置
 ~/Library/Application support/PMS/PMS.conf
・Media Link Playerからはmp4ファイルのフォーマットにMPEG2と表示…
・PMS.confを捨ててやり直してみると AllShareやMedia Link Playerからも見えなく…
・何故かAirPlayerとHTCSenseのギャラリー(001HT)からは見える
・AirPlayerはQuickTime Pluginではmp4再生不可だが、FFmpeg Pluginなら再生可能
・HTCSenseギャラリーからは720pまでのmp4が再生可能

 あまりにも不安定感が大きすぎて心配な感じ。WindowsやLinux版も同様なのだろうか?ちょっと確認してみたくなるくらい…。常用しているPlaybackはトランスコード機能がないのでPMSにはちょっと期待しているのだが…なかなか厳しい感じ。

※ちなみにPS3から接続して再生する分には、mkvのトランスコードで失敗した後次のmkvファイルが非対応ファイルと言われて再生できないこと以外は、wmvやaviのトランスコード再生含め大きな問題はない模様。


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■iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証2
 DLNAの動画再生検証環境を更新したので、こちらのコンテンツも更新。サーバが違うと再生できる状況が変化することがわかる。QuickTimeのおかげかiPadではmp4ファイルは大抵再生可能なのである意味便利。

■iPad用DLNAクライアント
 今回試用したのは以下の7アプリ。5/2時点の最新版。
 ・Media Link Player Lite for iPad
 ・DiXiM DMC
 ・AirPlayer
 ・BUZZ Player HD
 ・LivingMediaPlayer
 ・EyeconTroller
 ・SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App

■再生対象
 Ubuntuの検証と同様。サーバ2種類、ファイル15種類。MP4ファイルについてはプロファイルを複数用意し、全てWeb Optimizedなファイル。結果は先頭の略号で表記。MediaTombについてはコンフィグでGUIを利用可能にしファイルパスを設定したのみで、後の設定はインストールデフォルト。

 サーバ:
  PB)Playback 1.7.4 (MacOSX 10.6.7)
  MT)MediaTomb 0.12.1 (Ubuntu 11.04)

 ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

■結果
1)Media Link Player Lite for iPad
 PB/MT共にmp4ファイルは全て再生可能。それ以外はNG。 日本語ファイル名OK。

2)DiXiM DMC
 PBはサーバ上のフォルダ自体が表示できず。
 MTはmp4ファイルは全て再生可能。それ以外はNG。 日本語ファイル名OK。

3)AirPlayer(mp4はQTプラグインon、それ以外はoff)
 PB/MT共に全ファイル再生可能。日本語ファイル名OK。
 PB/MT共にD,E,Oは音ズレコマ落ち有り(MTは音ズレコマ落ち少ない)

4)BUZZ Player HD
 PBはサーバ上のフォルダがリスト表示されるものの選択できず
 MTでは全ファイル再生可能。日本語ファイル名OK。D,E,N,O音ズレコマ落ちあり。

5)LivingMediaPlayer
 PBではサーバ上のフォルダやファイルが表示されるものの全て再生不可表示
 MTではmp4ファイルは全て再生可能。それ以外はNG。 日本語ファイル名OK。

6)EyeconTroller
 PB/MT共にmp4ファイルはI,M以外再生可能。avi,mkv,wmvはNG。 日本語ファイル名OK。

7)SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App
 PBはサーバ上のフォルダが表示されるものの各フォルダ1つしかファイルが表示されない。
 リストされたファイルも再生はエラーでできず。
 MTはmp4ファイルは全て再生可能。それ以外はNG。 日本語ファイル名OK。
 ただしサーバが表示されるまで非常に時間がかかり、動画の読込みも遅い。

■所感
 DLNAサーバとしてMediaTombの互換性の高さが伺える。Playbackでは再生に進めないものも複数あった。サーバの管理はPlaybackの方が簡単だが、互換性と軽さを重視するならLinuxでMediaTombを動作させるのがオススメということに。改めてAirPlayerの柔軟性の高さは素晴らしいと思う。MTをサーバにした場合BUZZ Playerもかなり再生できたが、多機能故に操作自体がやや煩雑になるため多少慣れが必要かもしれない。やはり今のところお勧めはAirPlayerという感じ。ちなみにiPadではmp4ファイルがWeb Optimizedであってもなくても関係なく再生可能だった。EyeconTrollerで1080pのmp4が再生できなかったのはアプリ上制限されているだけのように感じる。


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■MacOSXでTVMOBiLi(DLNA対応サーバ)を使ったメモ
 Galaxyシリーズに導入されているAll Share対応と謳われているFreeのDLNAサーバTVMOBiLiをインストールしてみたメモ。Mac/Win/Linux対応の上、ユーザ登録することでブラウザからも動画コンテンツを見ることができる機能が含まれていて、なかなか高機能。友人間でコンテンツの共有もできるらしい(未検証)。設定のI/Fもわかりやすい。最初Linux版をダウンロードしてみたが32bitのみ対応らしく、64bitのUbuntu11.04にdebファイルでインストールしようとしたらアーキテクチャが違うと怒られたorz Linux用はRedHat用rpmとDebian用debが用意されているがどちらも32bit向けのよう。仕方がないのでMacOSX用をダウンロードして使ってみた。

■ダウンロードとインストール
 以下のURLからMac用をOSのバージョンに合わせてダウンロードする
 http://www.tvmobili.com/download.php
 インストールはpkgファイルをダブルクリックして指示に従うだけ
 OSX10.6ではインストール完了後、TVMOBiLiの受信を許可するかダイアログが出るので許可しておく。同時にSafariが自動的に開いてブラウザで管理画面にアクセスする。ローカルのポートはTCP 30888。
 
■設定
 ブラウザ画面のSETTINGSから設定を行う。デフォルトでMY FOLDERSとしてOSX内のユーザ全員のMusic/Movies/Picturesが共有されているので注意。[Delete]リンクを押して削除する。削除した上でNEW DIRECTORYから共有したいディレクトリを指定して登録する。

 とりあえず、EXTERNAL ACCESSはオフにしておくことをオススメ。画面右上にログインの項目があるが、ローカルで利用するだけならログインは不要。

■クライアントからの利用
 All Shareコンパチブルということなので、GalaxyTabでアクセスしてみるが、初めてVideo項目にフォルダが表示されたものの、フォルダを選択しても何も起こらず…動画コンテンツにたどり着けないorz PicturesもAudio項目も同様。うーん…。

 iPad2から定番のAirPlayerでアクセスするとこちらからはmp4コンテンツの再生が可能だった。TVMOBiLIのサーバにアクセスすると最初標準設定されている5つのフォルダ(Channels/Favorites/My Content/My Friends Content/PlugIns)が表示される。先ほどMY FOLDERSで指定したローカルのコンテンツはMy Content以下で参照できる。TVMOBiLiは共有されたフォルダの中身をフラットに並べ替えて表示するタイプで、A-C等ディレクトリindexを提供して参照しやすくする工夫がされている。ただし日本語対応がNGで化けてしまうため、英語ファイル名で利用する必要がある。またファイルの拡張子が表示されないため、フォーマットが判別できないのが残念。

 ということで残念ながらあまり実用的ではなかった。他のDLNAサーバにはあまり見ない特徴として、インターネット経由でコンテンツ共有ができるようなので、興味の在る方はどうぞ。


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■iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証
 英HandtecからiPad2 16GB Wi-Fiモデルが到着したので、DLNAクライアントの動作について確認してみる。基本的にできることは前回の検証と変わらないはずだが、検証するiOSのバージョンが上がって環境が大きく変わっていたり、CPUパワーが向上したりアプリのアップデートがあったりで変化があることに期待して確認を行ってみることにした。今回 iOSは4.3.1,DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.7.4を利用。環境の紹介はこちらを参照。複数の動画フォルダを共有した状態で検証。

最新の記事はこちら
 iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証2
 http://blog.isnext.net/issy/archives/1072

■iPad用DLNAクライアントを比較して試す
 今回試用したのは以下の7アプリ。4/4時点の最新版。

 ・Media Link Player Lite for iPad
 ・DiXiM DMC
 ・AirPlayer
 ・BUZZ Player HD
 ・LivingMediaPlayer
 ・EyeconTroller
 ・SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App

 再生対象フォーマットはAndroidの検証と同様に以下の9つ。
 A) 1280×720 H.264 AAC mp4
 B) 1920×1080 H.264 AAC mp4
 C) 640×480 H.264 mp3 avi
 D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv
 E) 640×480 DivX mp3 avi
 F) 640×480 Xvid mp3 avi
 G) 1280×720 x264 AAC mkv
 H) 480×272 H.264 AAC mp4
 I) 426×320 H.264 AAC mp4

1)Media Link Player Lite for iPad
 再生可能:A,B,H,I 日本語ファイル名OK

2)DiXiM DMC
 サーバ上のフォルダ自体が表示できず

3)AirPlayer
 再生可能:全ファイル 日本語ファイル名OK
 ただしGは音ズレ有り

4)BUZZ Player HD
 サーバ上のフォルダがリスト表示されるものの選択できず

5)LivingMediaPlayer
 サーバ上のフォルダやファイルが表示されるものの全て再生不可表示

6)EyeconTroller
 再生可能:A,H,I 日本語ファイル名OK

7)SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App
 サーバ上のフォルダが表示されるものの各フォルダ1つしかファイルが表示されない
 Hのファイルがリストされたが再生はエラーでできず

■所感
 改めてDLNA/UPnP関連ソフトウェアの互換性の問題を痛感。iOSが4.3.xになった時点で一部製品と非互換が発生していたが、更にサーバの設定状況で表示や再生できる内容が大きく変わってしまうことが判った。DLNA/UPnP関係は十分な情報収集と検証が必要。現状では再生対応フォーマット数やサーバ対応の柔軟性からiPad環境では、AirPlayerが最善の選択肢ではないかと思われる。iPadと比較してiPad2でCPU関連がパワーアップしたことにより、QTプラグインを使わない設定時のGファイルの音ズレも少なくなっていることが実感でき、avi系のファイルの再生も非常に安定した印象となっている。現在の価格は600円だが十分に価値のある値段だと思われる。

 ※ちなみに英からの輸入版iPad2でも「設定>一般>情報>認証」で技適マークの表示が可能です。


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■iPad用DLNAクライアント動画再生比較検証
 iPadでの動画再生方法のひとつにDLNAクライアントを利用するという手段があるが、iPadで直接再生ができない(コマ落ちする)720pのmp4動画がDLNAサーバ経由DLNAクライアントで再生でき、またaviやwmvも再生する方法があったので比較検証記録を書いておく。

最新の記事はこちら
 iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証2
 http://blog.isnext.net/issy/archives/1072

■MacOSXでDLNAサーバを起動する
 DLNAクライアントを利用するためにはDLNAサーバが必要なので、まずはサーバを用意する。サーバプログラムはいろいろあるが、手元の機材の関係でMacOSXでDLNAサーバを作る。MacOSXで試したDLNAサーバは以下の2つ。どちらもフリーで利用可能。

 ・PS3 Media Server 1.10.5
  http://ps3mediaserver.blogspot.com/
 ・PLEX 0.8.5
  http://www.plexapp.com/

 他にもTwonkyMediaやeyeconnect、Boxeeなどがあるようだが有料だったり、アカウント登録が必要だったりなのでパス。PLEXは最新が0.9系になっているが、0.9以降はDLNAサーバ機能が削除されたため0.8.5を試用した。どちらも起動してメディアのあるフォルダを指定すればいいので簡単に利用することができる。PLEXはApple Remoteで操作する前提のため、設定操作するのにキーボードだとコツはいるが慣れればなんとかなる。ここでは比較的使い勝手が良かったPS3 Media Serverを使ってクライアントの比較をした。

 PS3 Media Serverはダブルクリックして起動すればそのままDLNAサーバとして動作するので非常に手軽だが、共有するフォルダをしっかり設定しないと、デフォルトでMacOSXの動いているマシン全てのディレクトリがクライアントから閲覧可能になってしまうので注意が必要。

 PS3 Media ServerはiMac Core i7 8Gメモリのマシンで4コアを割り当てて設定。「H264マルチコア対応を有効にする」のチェックをオンにしたいのだが、なぜかチェックが外れてしまうので、コア設定以外はほぼ標準状態で試験している。

■iPad用DLNAクライアントを比較して試す
 AppStoreでDLNAをキーワードに検索すると2010/10/28時点では9件のアプリがリストされる。うち無料は2件。後の7件は有料アプリである。今回試用したのはそのうちの4件。BUZZ PlayerがDLNA対応したということなので11/3に追加。

 ・Media Link Player for iPad(無料)
 ・CineXPlayer 450円
 ・DiXiM DMC(2010/11/30まで無料)
 ・AirPlayer 600円
 ・BUZZ Player HD 230円

 このうちCineXPlayerはDLNAで検索して出て来るものの設定方法がわからず実際には試すことができなかったので残りの4つを比較して紹介する。

 再生対象フォーマットは以下の7つ。
 A) 1280×720 H.264 AAC mp4
 B) 1920×1080 H.264 AAC mp4
 C) 640×480 H.264 mp3 avi
 D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv
 E) 640×480 DivX mp3 avi
 F) 640×480 Xvid mp3 avi
 G) 1280×720 x264 AAC mkv

1)Media Link Player for iPad
 問題なく再生できたのはAだけだが、4つのうち最も動作的には安定していたと評価できるクライアント。Bは再生は始まるが途中でクライアントが強制終了してしまうことが多く、視聴には耐えず。C,D,E,F,Gは「再生できないコンテンツ」ということでダイアログが出て終了。mp4についても再生自体は可能だが、HFS+の領域にMac上で日本語名を付けたフォルダに入れているか、ファイル自体に日本語名がついていると、再生することができなくなるので注意が必要。コンテンツ自体はリスト表示のみで、日本語表示可能なので期待していたのだが、日本語ファイル名だと再生できないのはちょっと残念。

2)DiXiM DMC
 期間限定で無料ということで試してみたが、本来DLNAサーバにあるコンテンツをDLNA対応機器で再生コントロールするためのアプリケーションのため、純粋なDLNAクライアントではなく、操作感はもうひとつ。リストから選んで「プレビュー再生」ボタンで視聴する。AとBが再生可能、他は不可。Bでも比較的安定して再生できた。コンテンツはリスト表示とタイル表示の2種類で日本語ファイル名も表示可能だが、フォルダ操作時に「ブラウズエラー xxxはブラウズできません」というエラーが日本語英語関係なく出ることが多く、実用上困る場面が多そう。こちらもファイル名に日本語がついているとmp4でも再生できない。1080pの動画再生したい場合以外は、有料化後の導入はあまりオススメできないと思う。

3)AirPlayer
 設定でプラグイン切り替えによりA,C,D,E,Fが再生可能。C,D,E,FはUse QuickTime Pluginをオフで、Aはオンで利用することを推奨。どちらも基本的には非常にスムーズに再生可能。BもiPad再起動直後は再生可能だが途中で落ちることがしばしば。Cは通常再生ではほとんど問題ないのだが、再生時間スライダを進めたり戻したりすると音声と映像がズレたりするので注意。Dは再生データによって映像と音がズレやすい。E,Fは快適に再生できる。Gは再生しようとするがリスト画面に戻ってしまう。このアプリはメモリ管理周りに問題があるのか全般的に動作が不安定な印象はぬぐえない。利用する前には一度iPadを再起動することをオススメする。他の2つと違って日本語フォルダ名、日本語ファイル名も問題なく再生可能。多少音質が低い印象はあるが、再起動を厭わなければ再生能力という点では非常に評価できる。動作が安定してくれれば非常に便利なクライアントになると思うので、今後に期待したい。

4)BUZZ Player HD
 元々iPad上にダウンロードした動画やファイル共有サーバにある動画を再生するPlayerがDLNAに対応。他の3つと異なり横画面でのみ動作。A,B,E,Fが再生可能。Bも安定して再生可能。C,Dは映像が遅延。Gは再生は始まるもののDLNAサーバ側が強制終了してしまう。日本語のパス名、ファイル名も再生可能。アプリの安定度は高いが、再生開始までに他のアプリより若干時間が余計にかかる印象。DLNAだけでなく様々な置き場所の動画データを再生できるので用途によっては非常に便利だと思うが、DLNAプレイヤーとしてはAirPlayerの方が使い勝手はいいと感じた。A,Bのフォーマットで日本語ファイル名を付けて運用したい場合、現時点では最も安定した再生環境と言えるかもしれない。


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