■MacOSXでTVMOBiLi(DLNA対応サーバ)を使ったメモ
 Galaxyシリーズに導入されているAll Share対応と謳われているFreeのDLNAサーバTVMOBiLiをインストールしてみたメモ。Mac/Win/Linux対応の上、ユーザ登録することでブラウザからも動画コンテンツを見ることができる機能が含まれていて、なかなか高機能。友人間でコンテンツの共有もできるらしい(未検証)。設定のI/Fもわかりやすい。最初Linux版をダウンロードしてみたが32bitのみ対応らしく、64bitのUbuntu11.04にdebファイルでインストールしようとしたらアーキテクチャが違うと怒られたorz Linux用はRedHat用rpmとDebian用debが用意されているがどちらも32bit向けのよう。仕方がないのでMacOSX用をダウンロードして使ってみた。

■ダウンロードとインストール
 以下のURLからMac用をOSのバージョンに合わせてダウンロードする
 http://www.tvmobili.com/download.php
 インストールはpkgファイルをダブルクリックして指示に従うだけ
 OSX10.6ではインストール完了後、TVMOBiLiの受信を許可するかダイアログが出るので許可しておく。同時にSafariが自動的に開いてブラウザで管理画面にアクセスする。ローカルのポートはTCP 30888。
 
■設定
 ブラウザ画面のSETTINGSから設定を行う。デフォルトでMY FOLDERSとしてOSX内のユーザ全員のMusic/Movies/Picturesが共有されているので注意。[Delete]リンクを押して削除する。削除した上でNEW DIRECTORYから共有したいディレクトリを指定して登録する。

 とりあえず、EXTERNAL ACCESSはオフにしておくことをオススメ。画面右上にログインの項目があるが、ローカルで利用するだけならログインは不要。

■クライアントからの利用
 All Shareコンパチブルということなので、GalaxyTabでアクセスしてみるが、初めてVideo項目にフォルダが表示されたものの、フォルダを選択しても何も起こらず…動画コンテンツにたどり着けないorz PicturesもAudio項目も同様。うーん…。

 iPad2から定番のAirPlayerでアクセスするとこちらからはmp4コンテンツの再生が可能だった。TVMOBiLIのサーバにアクセスすると最初標準設定されている5つのフォルダ(Channels/Favorites/My Content/My Friends Content/PlugIns)が表示される。先ほどMY FOLDERSで指定したローカルのコンテンツはMy Content以下で参照できる。TVMOBiLiは共有されたフォルダの中身をフラットに並べ替えて表示するタイプで、A-C等ディレクトリindexを提供して参照しやすくする工夫がされている。ただし日本語対応がNGで化けてしまうため、英語ファイル名で利用する必要がある。またファイルの拡張子が表示されないため、フォーマットが判別できないのが残念。

 ということで残念ながらあまり実用的ではなかった。他のDLNAサーバにはあまり見ない特徴として、インターネット経由でコンテンツ共有ができるようなので、興味の在る方はどうぞ。

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■Ubuntu11.04でパーソナルファイル共有を使うメモ
 Ubuntuの標準機能というかGNOMEの標準機能「パーソナルファイル共有(WebDAV)」を設定してみたメモ。現状限定的な使い方しか出来ていないorz

■設定方法
 まずは使えるようにするためのUbuntuソフトウェアセンターでパーソナルファイル共有を検索し、アドオンの2つ(ApacheとZeroconf)にチェックを付けて「変更を適用」し、インストールする。

 システムの設定>インターネットとネットワーク>パーソナルファイル共有 から「ネットワーク越しにファイルを共有する」にチェックが付けられるようになっているので、チェックする。

 ここからが問題。

 本来パスワードの要求を設定すべきだが、パスワードを設定した場合なぜかアクセスがうまくいかない。通常はパーソナルファイル共有したアカウント名と設定したパスワードでいいはずなのだが(もしかしてここが間違ってる?)、ユーザかパスワードが違うと言われ、MacOSXから接続できない。書き込み時のみorパスワード無しの場合にはアクセスが可能(書き込み時のみの場合、書き込む時エラーになる)。

 また困ったことにmdnsが有効になっているはずなのに、OSXのFinderからは見えないため、Ubuntu上で lsof -i を叩くことでApacheがリスンしているポートを確認の上、サーバ接続のためにhttp://サーバ:ポート/ と明示的にアクセスしないといけない。

 avahi-daemonも起動しておりmdnsはリスンしている上、ufwも無効なのになぜ見えないのか謎orz OSX側のFiirewallがonでもoffでも変わらず。LAN内の他のMacは見えているので、Ubuntuとの相性の問題か?何か考慮漏れしてるのか?

解決したら追記の予定。

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■UL20Aに Ubuntu 11.04 をインストールしたメモ
 11.04がリリースされたのでインストールしたメモ。以前の記事の10.04LTSを消してクリーンインストール。

■ダウンロード
 http://www.ubuntu.com/download/ubuntu/download
 今回64bit版で導入。recommendedがついてないのが残念。
 10.04の「スタートアップディスクを作成」にて起動用USBメモリを作成。
 USBメモリからインストール。簡単。

■やったこと
・VLゴシックの導入
 今回はttfファイルを/usr/share/fonts/truetype/以下に配置するだけでは自動でフォント変更されなかったので、上部メニューバー右端の電源マークのメニュー項目>システムの設定>ユーザ向け>外観の設定>フォントから「Ubuntu→VL Pゴシック」に変更。固定幅フォントもVLゴシックに。
・アンチウイルスの導入
 AVG Free 8.5 for Linuxが11.04ではパッケージがuidやらなんやら不適切ということでインストールには強制適用するしかなくなっていたので、導入は見送り。代わりに画面左に新しく追加されたドックから「Ubuntuソフトウェアセンター」を開いて、「ウィルススキャナ」を導入。ClamAVのフロントエンドでローカルファイルの検知が可能。せめてhttpのリアルタイムスキャンはしたいので、追加でHTTP Anti Virus Proxy 「havp」をインストール。標準で8080ポートを使って起動するので、システムの設定>インターネットとネットワーク>ネットワークプロキシの設定>マニュアルでプロキシの設定を行う で127.0.0.1 8080の設定を追加して「システム全体に適用」してやる。Firefoxでは編集>設定>詳細>接続設定>システムのプロキシ設定を利用する にチェックし、eicarのサイトでテストウイルスファイルにアクセスした時にhavpの警告画面が出ればOK。簡単。

■気になったこと
・GUIが刷新されてアプリケーションのメニュー表示位置がMacライクに。Mac使いとしてはあまり違和感はないけど、ポインタをやるまでメニュー内容が見えないのは微妙。
・アプリケーションのウインドウ上部のバーをダブルクリックで全画面になった際の画面効率が非常にいい感じで個人的に嬉しい。
・起動時間が10.04LTSに比べて少し遅くなった。20秒だったのが23秒くらいに。終了は4秒。
・アプリケーションの動作は全体的にそれなりに機敏な感じ。
・Thunderbirdを追加インストールしてみたら英語ロケールのまま起動したorz
・ちなみにMac上の仮想環境Parallels Desktop5で起動したらVRAMに256M割り当ててもサポートされていないということでUnityがフルファンクションでは利用できなかったorz これはFedora+GNOME3でも同じだったorz
・ドック>アプリケーション検索の画面で日本語が入力できない…?orz

適宜追加するかも。

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CentOSにphpBB3をインストールしたメモ

■CentOSにphpBB3をインストールしたメモ
 iPhone対応のphpBBを構成したかったので、試行錯誤したメモ。

■使ったもの
・phpBB3
 http://www.phpbb.com/downloads/
・日本語ファイル
 http://www.phpbb.com/customise/db/translation/japanese/
・autoMOD
 http://www.phpbb.com/mods/automod/
・phpBB Mobile 2.0.0 RC2
 http://phpbb-mobile.com/forums/viewtopic.php?f=7&t=79 
・touchBB.php
 http://www.messageforums.net/iphoneforumreader.php

phpBB Mobile 2.0.0 RC2はiPhoneやiPadのSafariからWebアクセスした際にphpBBのフォーラムを参照することを可能にするMOD。touchBB.phpはiPhone/iPadアプリのTouchBBからphpBBをアクセス可能にする。

■インストールのメモ
・phpBB3のインストールは最初から日本語ファイルを設置してから行うと楽
 英語で設定してから日本語化するといろいろと面倒
・autoMODを使うとMODのインストールが超楽
・phpBB Mobile 2.0.0 RC2はtar.gzで提供されているのでzipに変換してautoMODでインストール
 MacOSX上で変換したらエラーになったが、linux上で変換したら問題なかった…
 手動でインストールしようとすると大ハマル…
・TouchBBの専用アプリは 無料版のLiteでOK 有料版もあり

 phpBB Mobile 2.0.0 RC2は機能が絞られているので標準スタイルとして強制しないよう注意。

後で追記するかも。

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■CentOS5.6 ImageMagickアップデートのメモ
 以前の記事で、ある特定のgifアニメファイルでCentOS標準インストールのImageMagickが暴走する件に対してImageMagickのHPから最新版をインストールして対処する方法を書いていたが、今回CentOS5.5から5.6にアップデートする際にここでハマったのでメモを残しておく。おそらく今後の更新でも同様の対処が必要。

 通常通りの yum upgrade ではImageMagickのバージョンが合わずエラーになり更新が停止するため、実際に行った対応は以下。

# yum remove ImageMagick
# yum upgrade

upgrade完了後に以前ダウンロード済みのImageMagickを再適用
# rpm -ivh ImageMagick-6.6.3-5.x86_64.rpm

 CentOS5.6では強制適用のためのforceオプションは不要ですんなりとインストールできた。convertテストでも特定のgifアニメファイルは正しくエラーになり、MyNETSからも適切にリサイズ等の動作が行え、問題なく利用することができた。

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■CentOS5でUPS(CP750SWLT JP)を使うメモ
 先日購入したCyberPower社 CP750SWLT JPを当初想定のCentOS5.6で稼働中のサーバに設置したので作業のメモ。UPS設置のメモはMacOSX用の記事を参照。

■Linux用監視ソフトをダウンロードする
 以下のURLから対応監視ソフトウェアをダウンロードする
 http://www.cyberpower.jp/products/software/pp_linux.htm

 今回はCentOS 64bitなのでPowerPanel® for Linux .rpm 1.2 (Linux 64 bit)を使用する。
 ダウンロードのリンクはWindows系にありがちなセキュリティ的にちょっと大丈夫かと疑いたくなる感じなのだがそこはスルーしておく。wgetでは取得できなかったので、ブラウザ等でダウンロードしておく。

 UPSとサーバ本体をUSBケーブルで接続しておく

■インストール
 rpmでシンプルにインストールを行うだけでOK
 # rpm -ivh PPL-1.2-0.x86_64.rpm

■使い方
1)動作状態の確認
 # /usr/sbin/pwrstat -status

 出力サンプル
 [code]The UPS information shows as following:

Properties:
Model Name………………. CP750SWLT JP
Firmware Number………….. CREA104-3I1
Rating Voltage…………… 100 V
Rating Power…………….. 525 Watt

Current UPS status:
State…………………… Normal
Power Supply by………….. Utility Power
Utility Voltage………….. 101 V
Output Voltage…………… 101 V
Battery Capacity…………. 100 %
Remaining Runtime………… 46 min.
Load……………………. 73 Watt(14 %)
Line Interaction…………. None
Test Result……………… Passed at 2011/04/24 05:17:02
Last Power Event…………. Blackout at 2011/04/24 05:19:55[/code]

2)設定の確認
 # /usr/sbin/pwrstat -Config

 出力サンプル
 [code]Daemon Configuration:

 Alarm ………………………………………. On

 Action for Power Failure:

Delay time since Power failure …………. 60 sec.
Run script command ……………………. On
Path of script command ………………… /etc/pwrstatd-powerfail.sh
Duration of command running ……………. 0 sec.
Enable shutdown system ………………… On

 Action for Battery Low:

Delay time since Battery Low …………… 5 sec.
Run script command ……………………. On
Path of command ………………………. /etc/pwrstatd-lowbatt.sh
Duration of command running ……………. 0 sec.
Enable shutdown system ………………… On[/code]

3)設定ファイルの場所
 /etc/pwrstatd.conf

4)ログファイルの場所
 /var/log/pwrstatd.log

5)アラームのon/off
 # pwrstat -alarm on
 # pwrstat -alarm off

6)アラームの一時停止(次回イベントでは鳴動する)
 # pwrstat -mute

7)バッテリーテストの実行
 # pwrstat -test

8)電源遮断時のログサンプル
 2011/04/24 05:20:52 AM The UPS will be turned off at 10 min., 0 sec. later.
 2011/04/24 05:20:52 AM Begin to shutdown PC immediately!
 2011/04/24 05:21:02 AM Daemon stops its service.

9)コマンドラインからの設定変更サンプル
 # pwrstat -pwrfail -delay 60 -active on -cmd /etc/pwrstatd-powerfail.sh -duration 1 -shutdown on

10)pwrstatd-powerfail.shで設定できること
 標準ではメール送信ができるようになっているので、以下のパラメータを必要に応じて変更。

 # Enable to send e-mail
 ENABLE_EMAIL=no

 # Change your name at this itme.
 RECEIPT_NAME=”user name”

 # Change mail receiver address at this itme.
 RECEIPT_ADDRESS=user_name@company.com

 # Change mail sender address at this itme.
 SENDER_ADDRESS=user_name@company.com

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■endian UTM のアップデート方法メモ
 endian UTM (endian Firewall) Communityバージョンのアップデート方法メモ。残念ながらGUIの管理画面からは自動アップデートできず、手順を踏む必要がある。

■Endian Communityにレジストする
 以下のURLからEndian Communityにレジストする
 http://www.endian.com/en/community/efw-updates/

 登録すると確認メールが送信されてくるので、URLをクリックしてActivateする
 Welcomeメールに書いてある手順に従う

 メール記載の手順は以下。対訳(意訳)で紹介。

■アップデート手順
1)Enable SSH access on your firewall
  使用中のUTMでsshサービスを有効にする

2)Open your favorite SSH terminal and connect to the firewall (On Windows you may use putty)
  任意のsshクライアントで接続する

3)If your Endian Firewall Community is older than version 2.2 please run
  root@efw-2:~ # rpm -ivh http://updates.endian.org/upgrade.rpm
  version2.2以前を使用中の場合は上記rpmコマンドを実行する

4)Run the efw-upgrade script
  root@efw-2:~ # efw-upgrade
  efw-upgrateスクリプトを実行する

  Please choose the appropriate channel for your environment and hit [ENTER]:
  1) Production (stable releases)
  2) Development (bleeding edge)
  安定版か開発版か選択肢が出るので1の安定版を選択する

  Please enter your username and hit [ENTER]:
  usenameとして登録したメールアドレスを入力する

5)Life is too short to be serious! Become our fan on Facebook and have some fun!
  Facebookでファン登録して楽しんでねw

5番の手順はともかく、シンプルにアップデートできる。1と2についてはsshを開けなくてもコンソールからログインすることでアップデートが可能。管理画面からもできていいんじゃないかと思われるが、UTMのadminとマシンのrootは違う人間が担当するという前提での設計なのかも。

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■CommuniGate ProでAndroid端末をリモートワイプ
 Microsoft Exchangeの代替ソリューションのひとつであるCommuniGate ProでAndroid端末のリモートワイプ実験をしたメモ。CommuniGate Proはキャリアグレードのスケーラビリティと安定性を誇るソフトウェアにも関わらず5ユーザまで無償で利用可能で、ExchangeサーバのActiveSyncと近似した機能をAirSyncという名前で提供しており、これも無償ライセンス内で利用できる。このActiveSync互換のAirSyncを利用して、メッセージの同期とリモートワイプの実験を行う。試したのは手持ちのNexusOne (CyanogenMod7 Android 2.3.3)、GalaxyTab (Froyo XXJK5 Android 2.2)、Desire HD 001HT (標準 Android 2.2)の3つ。Android1.x系はそもそもExchange連携未対応なので対象外。CommuniGate Proのバージョンは5.3.11。

 設定は簡単。インストール済みのCommuniGate Proを用意してアカウントを作成、Android側ではExchange同期アカウントを利用して、CommuniGate Proのアカウントを設定してやればいい。注意点は以下。

・CommuniGate Pro側でHTTPの待ち受けをTCP80/443に設定すること(※追記参照)
 AirSyncはこれらのポート以外では動作しない
・Android側でアカウントを指定する時には@以下も記述すること

■実験結果
1)NexusOne
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信するものの無視。

2)GalaxyTab
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信するものの無視。

3)Desire HD 001HT
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信し即端末全体を初期化。

 メッセージとアドレス帳はどれも問題なく同期できたが、カレンダーがエラーとなり同期できなかった。リモートワイプが実行できたのは001HTのみ。Exchangeサーバだと端末側でアカウント作成時にデバイス管理者の追加設定許可を求められるはずのところを、CommuniGate Proではそのダイアログが出てこないことから、ActiveSyncとAirSyncで一部動作が異なっていることが確認できた。また端末側でもHTCのカスタマイズにより001HTでは本来Android2.2以降にあるはずのデバイス管理者設定項目が消失していることから、どうやらデバイス管理者設定の状態によりリモートワイプが実行できるかどうかが判断されているようだ。HTCの端末では2.1の頃から独自にExchange対応をしていたり、HTC Senceサービスで独自のリモートワイプサービスを提供していたりするので、その辺りの影響が出ているものと思われる。

 ちなみにCommuniGate ProではiPhone/iPadについては問題なくリモートワイプできている。CommuniGate Proは5.4系でAndroidに正式対応するということなので、今後修正がされる可能性はあるが、現在のところCommuniGate ProでリモートワイプによりAndroid端末のデータ消去を実行しようと思ったら、Android2.2以降を搭載したHTC製端末(HTC Sence 2.x以降)を選択する必要がある。(同端末はHTC SenceのWebサイトに登録することで、Webからデータ消去操作を行うことも可能だが、システム管理者が一括で管理したいというようなケースでは、Communigate Proを利用するメリットがある)

■追記
 AirSyncの待ち受けについては80/443のどちらか一方だけでも問題ない。httpは平文でデータ参照できてしまうことから、実運用する場合には443で設定する方が望ましい。またApache等と同居している場合など、CommuniGate Pro自体の80/443を有効にできない時には、proxy設定を利用して80/443への接続をCommuniGate Proの標準待ち受けポートTCP8100へ繋いでやることでAirSyncを行うことが可能。以下Apacheで443接続をproxy設定するサンプル。
[code]

ServerName cgp.exsample.com:443
ErrorLog logs/ssl_error_log
TransferLog logs/ssl_access_log
LogLevel warn

SSLEngine on
SSLProtocol all -SSLv2
SSLCipherSuite ALL:!ADH:!EXPORT:!SSLv2:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:+LOW
SSLCertificateFile /etc/httpd/cert/cgp.crt
SSLCertificateKeyFile /etc/httpd/cert/cgp.key

ProxyRequests Off
ProxyPass / http://localhost:8100/


ProxyPassReverse http://localhost:8100/
ProxyPassReverseCookieDomain localhost cgp.exsample.com
ProxyPassReverseCookiePath / /
Order allow,deny
Allow from all


[/code]

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■Softbank 001HT (Desire HD) 小物メモ
 001HTをメイン端末として使うために小物をいくつか購入したのでメモ。

1)OverLay Plus for HTC Desire HD SoftBank 001HT 980円
 まずはアンチグレアフィルムの個人的定番、ミヤビックスのOverLay Plus。アンチグレア系のフィルムの中では一番貼りやすくて見やすいと思うので、ここんとこずっと指名買い。今回もバッチリホコリ無しに貼り付けできた。001HTは液晶画面の上下で角の丸さ加減が異なるので貼り付け時に注意。

2)メッシュ カラーシェルケース for HTC Desire HD SoftBank 001HT 980円
 ノーブランドのメッシュケース。割と薄くて手触りもさらりとしていい感じ。メッシュになっているので滑らず持ちやすい。電源ボタンや音量調節ボタンの操作にもあまり影響無し。安かったけど思った以上にいい感じ。

3)【Smart Holder for Biz】スマートフォン用 フリーサイズホルダー(スリムタイプ) 1680円
 思うところあってベルトクリップ付きのホルダーが欲しかったのだが、HTC純正が国内で売り切れのため入手できなかったので、とりあえず安そうなものを探してみた。このケースは内寸がW125xH64xD16mm(約)ということで、H68の001HTだと厳しいかなと思ったけど、Dに少し余裕があったので試しに購入。届いた製品に入れてみたところ上フタの折り目を少し工夫すれば問題なく利用できた。値段の割にしっかりしたケースで、PDairやMelkcoの001HT用ホルダーが4000円近いことを考えるとかなりお得な気がする。ホルダーに入れている時にはスピーカの音が聞えにくいのと、イヤフォン端子がそのままでは使えないので、BTを使うのでなければ少し加工が必要。

 ヨドバシ等の量販店では001HT用小物の扱いがあまり多くなく気に入ったものがなかったので、ネットでの購入となったが今回は当りでいい買い物ができたと思う。

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■MacOSXでUPS(CP750SWLT JP)を使うメモ
 東電の夏期停電に備えてUPS(CyberPower社 CP750SWLT JP)を購入。自宅サーバ環境に設置する前提でラインインタラクティブ方式+正弦波出力でLinux/MacOSX両対応のものを選んだ結果、OMRONのBN50Sとこちらの2択で検討していたのだが、BN50Sが入荷見込みが立たないため先に入荷したCP750SWLT JPを購入することに。UPS監視ツールという点ではOMRONが良かったのだが、CyberPower社製品はMacOSXの標準機能(コントロールパネル>省エネルギー)で利用可能ということなので、どのような設定が実際可能だったかメモしておく。接続実験をしたのはiMac Core i7 27インチ。OSX 10.6.7。

■UPSの設置と設定メモ
・アース配線を必ず行うこと(エアコン用コンセントからアースを取る等)
・MacとはUSBケーブル(製品に付属)で接続するだけ
・UPSの電源投入は電源ボタンの長押し(3秒以上)
・本体液晶パネル下の「点灯」ボタンを押すことで表示項目が順に変更される
・接続するとOSXでコントロールパネル>省エネルギーにUPSというタブ項目が追加される
・MacOSXからは機種として CREA104-3I1 と認識される
・UPSタブを選択するとスリープ設定が別途設定可能になっている
・「停電後に自動的に起動」という項目も別途設定可能
・システム終了オプションが追加されて以下の項目が設定できる
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの使用時間(1分〜15分)
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの残り時間(1分〜15分)
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの最小レベル(1%〜100%)
・停電終了時自動実行scriptなどの設定は項目がなくできない

 設置も設定も非常に簡単で便利。Mac本体及び接続機器を保護するなら十分と思われる。個人的に過去の経験からMac環境では、UPSを使うなら価格は安くても常時商用式ではなくラインインタラクティブ式以上を選定するのが望ましいと思う。特に家庭用電源など電圧変動が比較的大きい場合には、安定動作のためにも電圧変動に対応できるララインインタラクティブ方式は有効だと思われる。

 CP750SWLT JPはラインインタラクティブ方式+5年長寿命バッテリー搭載タイプで、750VA/525Wの出力がありながらコンパクトかつファンレスでとても静かなので、SOHO環境にオススメできると思う。電圧や出力の状態確認も液晶インジケータでパソコン無しに容易に確認できるので、これも嬉しいところ。BN50Sが入手できればそれもオススメできるが、現状入手困難らしいので残念に思う。

 今回はOSXで記事にしたが、実際にUPSを常用利用するのはLinuxサーバなので、そちらの設定も近日書こうと思う。

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