■au 2012春モデルで気になったことメモ
 先日発表になったau 2012春モデルですが、発売前から某店でMNP一括0円になっててびっくりなISW11SCとか、縦に伸びてるINFOBAR C01とかがちょっと気になったので、久しぶりにKDDIデザイニングスタジオに見に行ってきました。そう言えばリニューアル後初ということでいろいろと期待してみたのですが、iPhone売ってるのと2Fへの階段とシート周りが増えたくらい?しか大きな変化を感じなかったり。説明員さんは相変わらず新製品の勉強が追いついてないしもうちょっと本質的なところでがんばって欲しいと思ってみたり…。とりあえず今回は単独レビューなしです。順番は個人的に良かった順です。

■Samsung Galaxy SII WiMAX ISW11SC
・Androidバージョン 2.3.6
 ベースバンドバージョン ISW11SCKDLA2
 カーネルバージョン 2.6.35.7-ISW11SCKDLA2-CL852258
 ビルド番号 GINGERBREAD.LA2
 ハードウェアバージョン J001.08
・全体にデザインがシンプル重厚感があって好み
・auの新ロゴがすごく目立つ
・思ったより厚みは感じないし背面のカーブは持ちやすい
・背面のヘアライン加工がすごくかっこいい
・サイズは大きい…が…Nexus使ってるから気にならないw
・戻るボタン等操作が片手ではしにくい
・反対側のボタンを親指で押すと誤タッチがかなりの頻度で起きる
・スクリーンの操作感や反応は非常にいい
・ディスプレイの表示品質は今回の機種では一番いいと思った
・カメラの反応が速い Nexusと同じ感じ
・本体がやや熱を持っているように感じた WiMAXのせい?
・サムスンアプリいっぱい…auアプリいっぱい…
・NFCメニュー,NFCタグリーダーとは別にタグ情報というアプリが…?
・ドック設定は顕在…これ用のドックあったりするのかな?

■Sony Ericsson Xperia Acro HD IS12S
・Androidバージョン 2.3.7
 ベースバンドバージョン M8660-AAABQNLYM-314003T 1 [Nov 28 2011 17:00:00]
 カーネルバージョン 2.6.35.11-307003+ SEMCUser@SEMCHost #1
 ビルド番号 6.0.D.0.193
・結構持った感じ厚めに感じる印象
・白黒マットでピンクはツヤ背面…マットの質感はいい感じ
・液晶は精細感あってキレイだが寒色メインで寂しい印象が…
・ISW11SCに比べ発色が大人しいので展示比較で不利な感じ
・ボタン類の配置が結構微妙…ボリュームキー下すぎて使いにくい位置
・横置きでワンセグ見る時に便利な配置になってる?
・カメラボタンも押し込み時シャッター切りにくい…手振れしやすくなる
・カメラ自体の速度は速くAFも素晴らしい
・タッチシャッターでの撮影がオススメ
・ストラップホールは下面中央で便利そう
・モデル番号がLT26iになってた…
・AStro File Managerが標準装備?

■LG Optimus X IS11LG
・Androidバージョン 2.3.7
 ベースバンドバージョン IS11LG_V10b_MDM6600
 カーネルバージョン 2.6.36.3
 ビルド番号 GINGERBREAD.GWK74
 ソフトウェアバージョン V10b-DEC-18-2011
・液晶解像度はHDではないが思ったほど粗く感じない
・発色はやはりキレイな印象
・黒の背面マット質感はAcro HDには劣る
・ハードウェアデザインはボタン類含めて悪くない感じ
・しかし高級感はあまりない
・ワンセグアンテナがすごく…長い…です…
・突出したものはないが無難な選択機種という感じ
・もう少し薄いともっとインパクトあったかもしれない

■SHARP INFOBAR C01
・Androidバージョン 2.3.5
 ベースバンドバージョン 01.00.00
 カーネルバージョン 2.6.35.7-perf nbproj@TGX33001 #1
 ビルド番号 01.00.00
・これは伸びる!…縦に!(これ以上伸びません)
・バータイプで非常に持ちやすいと感じる
・しかしプラスチッキーな感じはA01と共通
・テンキーいろいろと微妙だがクイック起動割当は便利そう
・しかし誤作動しやすそう
・戻るボタン等をアイコンでなくBACKとか英語表記って…
・スマートファミリンクあったw
・液晶は精細感あってキレイ
・だがUIアプリの文字小さい感じ トグル操作もしにくい…
・123キーを使ったカメラ操作はなかなかいい感じ
・右側面下にINFOBARって書いてあるのがかっこいいなぁw
・使いにくいけどデザインで売れるだろうなw

■Motorola RAZR IS12M
・Androidバージョン 2.3.6
 ベースバンドバージョン u_04.06.08s
 カーネルバージョン 2.6.35.7-g9552eb4 w21679@zkr30Inxdroid18 #1
 ビルド番号 6.5.1-134_SWK-63
・一見してディスプレイの解像度が粗くて残念すぎる…
・Acro HDの横に展示するとかなんなの…並び考えようよ…
・周囲を囲う感じでラインで入っているラバー素材がいい感じ
・背面とかデザインは人によって好みが分かれそう
・薄いというより平たい…?
・使用者の反復操作を学習するのは面白いけど…
・ソフトウェアのモトカスタマイズデザインが微妙な印象…
・RAZR好き以外にはどうなんだろう…

 ということで、新しいauを象徴するはずの春モデルですが個人的にはあまりそそられない感じのインプレになってしまいました。カメラがすごく感動的だったAcro HDの白は安くなったら欲しいかもって感じですが、Xperia S/NX辺りを買ってしまいそうな気もちょっとしてたりしてなかったり。「あたらしい自由。」をスローガンにして料金戦略などいろんな意味で変革を進めているauですが、個人的に一番欲しいのはキャリアプリインストールアプリからの自由かもしれません。入れるなとまでは言わないので、せめて不要な人はアンインストールしても差し支えないような仕様にしてもらいたいものです…。

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とりあえず付けておく無駄ではなかったなまぁまぁ読めたちょっと役に立ったかなかなり良かったかも (まだ評価されていません)
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■Samsung Kies macでコンテンツを同期するメモ
 サムスンのスマホ&タブレット用の専用アプリとしてKiesという製品があるが、Kies 2.0よりMacOSX版も提供されるようになっており、現時点で日本語向けページでは提供されていないもののUKやAU用の英語ページではダウンロードすることができるようになっている。現在ダウンロード可能なバージョンは1.0.2.11121_3(Kies 2.0のバージョンが1.xって…)で、インストールして動作確認してみたところ日本語表示にも対応しており、GalaxyTab 7.7 P6800のファームウェア更新には対応していないもののコンテンツの同期等は可能になっているようだ。以下に気付いたことを箇条書きでメモ。

※Kies macの1/15現在の対応機種は Galaxy S (GT-I9000), Galaxy S II (GT-I9100), Galaxy Tab (GT-P1000), Wave (GT-S8500), Wave II (GT-S8530)となっている。

・Macと専用USBケーブルで接続するとMTP接続している旨がタブ側に表示される
・MacにAndroid File Transferがインストールされていると自動起動する
・しかしAFTではnoneというフォルダが表示されるだけでコンテンツは見えない
・試しにフォルダを作成してみようとするとエラーになる
・AFTを終了して、Kies.appを起動する(アプリケーションに配置される)
・Kies.appを起動するとユーザのホームディレクトリ直下にsamsungフォルダが作成される
・その中にKiesフォルダが作成され、同期関連コンテンツはここへ格納される模様
・Kiesの画面は以下のような感じ
 http://t.co/a3TSReNi
 http://t.co/yxEAr4fT
 http://t.co/VtLigFm7
・Kies macは初回起動時にコンテンツを自動スキャンして同期を試みるか聴いてくる
・ここでスキップを選択しないとiTunesの初回起動時と同じようにディスクスキャンする模様
・スキャンして自動でコンテンツ同期しますとか言うので危険w
・Kies macはサムスン製iTunesみたいな振る舞いをする…勘弁してほしいorz
・AFTみたいにiTunesから音楽をドラッグで転送できるかと思ったけどできなかった
・Kiesにコンテンツ登録する場合には原則実データをドラッグ&ドロップする必要がある
・プレイリストもiTunesのものは個別D&DできないのでKies上で個別作成する
・メニューから「iTunesプレイリストのPCへのインポート」を実行すると一括作成は可能
 結構時間がかかる上に作成中の状況表示が一切無し…
・同期できるのはKiesに作成されたプレイリストや登録されたデータ
・スケジュール同期は適切に動作しているようでiCalのデータは正しく同期された
電話帳も問題なく同期できた
・インポート/エクスポートは基本的にsamsungフォルダ以下が利用される
・ストアはpodcastのみ提供されている模様
・対応機種であればツールメニューからリカバリやアップデートができるらしい
・とりあえずスケジュールが同期できるので便利
・様子を見ながら使ってみようと思う

気付いたことがあれば随時追記します。

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■Samsung GalaxyTab 7.7 P6800 HK版 レビュー
 expansys.jpで発注したGalaxyTab 7.7が届いたのでレビューを書いておきます。主に直接の競合であるXOOM2 MEとの比較をしながら書いていこうと思います。型番から判るように3G対応ですが、今回はそちらの動作確認まではしていません。電話関連の機能については機会があれば追加レビューしたいと思います。

■ハードウェア
 予想通りというか初代GalaxyTab同様に本当にコンパクトなパッケージです。非常にタイトになっていて、フタを開けて取り出そうとして箱を逆さにしても落ちてきません。右側に用意されたプルタブを引っ張って取り出す必要がありました。ここまできっちりパッケージにしていることにまず驚きました。付属品はHK用電源アダプタ・電源ケーブル(5V2A)・専用USBケーブル・ヘッドホンという感じで、expansysからの購入者向けには国内用のUSB電源アダプタ(5V1A)が付属してきます。出力が低いのでこちらを利用すると充電にかなり時間がかかるようです。iPad用など2A出力のあるUSB電源アダプタを利用するか、初代同様電源ケーブルはメガネ型コネクタタイプになっているので別途購入して利用する必要があります。

 取り出した本体は本当に薄くコンパクトですが、金属筐体故か軽さよりもしっかりとした重みがある印象でした。その質感はiPadのそれに非常に似ていて滑りやすい感じもなくとても高級感を感じる手触りです。本体が薄くXOOM2 MEよりも僅かに横幅も小さいため、片手でしっかりと鷲掴みでホールドすることが可能です。かなり持ちやすいと思いました。スペック上の重量は335gで、ホールドしても手首にあまり負担感はありません。これで初代よりも多い5100mAhのバッテリーが搭載されているのですから驚きです。

 メインのディスプレイは7.7インチ1280×800のSuper AMOLED Plusになります。さすがに発色は素晴らしくコントラストも非常に高いのでとても美しく見えます。XOOM2 MEのIPS液晶が落ち着いた優等生だとすれば、GalaxyTab 7.7は元気はつらつなスポーツマンという感じでしょうか。サムスンらしい派手な色味になっているので好みはあると思いますが、見比べた場合多くの人はGalaxyTab 7.7のディスプレイの方をキレイだと感じるのではないかと思います。ドット感もないわけではありませんが、基本的に輝度が高いせいかXOOM2 MEよりも気にはならない印象です。ただ長時間使う場合にはXOOM2 MEの液晶の方が目には優しいような気がします。Super AMOLED Plusはフリック等の操作しても残像感を感じることはほとんどなく、速いスクロールや動きのある動画などでも非常に見やすいと思いました。タッチスクリーンの反応もとても快適です。Galaxy Nexusでも感じましたが、最近のサムスン製品のスクリーンはガラス部分のしっとりした感じが操作していてとても心地よく、皮脂対策もかなり優秀なので使っていてとても快適です。同じように使っていてもXOOM2 MEでは皮脂跡がそれなりに残るのに、GalaxyTab 7.7ではほとんど気になりません。この差はかなり大きい感じがします。

 ボタン類は本体右側面に上から電源ボタン・ボリュームキー、左側面に上からSIMスロット(標準サイズ)・MicroSDとなっています。本体上面にはヘッドホンジャックとマイク、下面には両サイドにスピーカーと中央に独自コネクタとマイクがあります。ボタンはデザインに合わせて細目ですがクリック感のしっかりあるタイプ、スロットのフタは外しやすく閉めやすいいい感じに仕上がっています。この辺りの細かい使い勝手の良さはさすがだなと思います。外部スピーカーの音質は標準設定での中低音の充実感でXOOM2 MEの方に軍配が上がりますが、GalaxyTab 7.7も低音は出ないもののコンパクトなタブレットとしてはかなり聴きやすい音質になっていると思いました。逆にヘッドホン出力ではいつものVictorのHA-FXC71-Bで聴く限り、中高音が非常にクリアで音場も広く低音もしっかり出てくるGalaxyTab 7.7の方が圧倒的に好みでいいと思いました。最近お気に入りのGalaxy Nexusよりもクリアな上に艶があり更にいい感じです。

 起動時間は以下のような感じです。XOOM2 MEよりやや速い感じですね。
 電源長押し→3秒→Samsungロゴ→7秒→Samsungロゴ動画→18秒→ロック画面(合計約28秒)

■ソフトウェア
 Androidバージョンは3.2です。カーネルバージョン 2.6.36-P6800ZSKL2-CL599695 se.infra@SEP-64 #3 SMP PREEMPT Fri Dec 16、ベースバンドバージョン P6800XXKL1、ビルド番号 HTJ85B.ZSKL2 P6800ZSKL2となっています。システムの初期設定時から日本語は選択可能で日本語で設定等を行うことは可能ですが、IMEは組み込まれていませんし、フォントもCJKフォントになっています。この辺はXOOM2 MEと同じですね。Galaxyシリーズはフォント変更できる仕組みがあるのでマーケットからFontomizerをインストールして、FontomizerからJapanese Fontを選択しVLゴシック等をダウンロードしてそのapkをインストールし、設定>画面>画面表示>フォントスタイルで指定してやれば、root化をしなくても適切な日本語フォントで表示することができるようになります。現状で日本語フォントとして用意されているのはモトヤLシーダ・モトヤLマルベリ・VLゴシックの3つです。ATOKやGoogle日本語入力と組み合わせればほぼ問題なく日本語環境で利用することができるようになります。

 ホームアプリはサムスン独自のTouchWIZ UIになっています。キャプチャ用アイコンが用意されていたりウィジェットが使いやすくなっていたり、それなりに便利になっていますがレスポンスも悪くないのでチューニングがうまくできているのだなと思いました。CPUにサムスン独自の1.4GHzデュアルコアのExynos 4210が採用されており、サムスン製品で統一されていることが効果を上げているのかもしれません。ブラウザでのスクロールやピンチズームも非常にスムーズでITmediaの様な比較的重いページでも使っていてかなり快適に感じました。Android系端末でここまで快適な動作をするのは初めてではないかとちょっと驚いてしまいました。iPad2のスムーズさにかなり近づいている気がします。

 プリインストールアプリはサムスン製品らしく、All ShareやSocial HUBを始めとした独自Samsung Apps系がいくつか導入されていますが、それほど数は多くなく10コにも満たない感じで、アプリ全部でも39コという感じです。キャリア系の余計なものがない分非常にシンプルに感じます。独自アプリもほぼ日本語に対応しているので安心して利用可能です。GalaxyTab 7.7では本来Android3.xが電話機能をサポートしていないところ、7.0 plus同様サムスンの独自カスタマイズで対応させているということです。そのためマーケットから導入可能な各種電話関連のアプリとの互換性については注意が必要な場合がありそうです。

 とりあえずいつものように動画の再生関係のテストをしてみたので結果を書いておきます。DLNA再生アプリは動作結果が異なったので3種類試してみました。ローカル再生はギャラリーアプリです。DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.8.8。mp4は全てWebOptimizedなファイルです。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
  P) MP4 60fps w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  Q) MP4 60fps w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

DLNA再生1:All Share
 D,EのMKV以外が再生可能。P,Qは再生可能だがバッファリングが頻繁で実用にならず。
 4:3の動画も全て16:9再生になってしまい、アスペクト比変更ボタンはあるが機能せず。
 再生時間のスライダも表示されるものの機能せず。

DLNA再生2:Skifta
 mp4以外再生できず。P,Qは再生可能だがバッファリングが頻繁で実用にならず。
 アスペクト比変更ボタンは表示され適切に動作する。

DLNA再生3:AwoX MediaCTRL
 全ファイル再生可能。P,Qは再生可能だがバッファリングが頻繁で実用にならず。
 アスペクト比変更ボタンは表示されないが正しいアスペクト比で再生される。
 ビルトインのプレイヤーで再生されている模様。再生画面の操作系表示が異なる。

ローカル再生
 全ファイル再生可能。Qのみバッファの影響かコマ落ち激しい。
 こちらはアスペクト比変更ボタンがちゃんと機能する。

 DLNAアプリによって再生可能なフォーマットが異なるのにはちょっと驚きましたが、概ね動画の再生については初代同様非常に優れたパフォーマンスを発揮してくれます。特にローカル再生では同じMicroSDに入っていたflvの動画も再生できてしまいました。動画再生についてはディスプレイの違いも大きくXOOM2 MEとは圧倒的な差があると感じました。720pのmp4 60fpsの動画も問題なく、Super AMOLED Plusのディスプレイのおかげで残像感なく非常にキレイにスムーズに再生されるので、最強の動画再生環境と言えると思います。さすがに1080p 60fpsは厳しいですが、これまで試験したどの機種よりもコマ落ち度合いは少なく、高速な読み出しが可能なMicroSDなら相当いいところまで再生してくれそうな気がします(試験で使用したのはClass4の東芝製) かなりがんばっている感じはします(東芝製Class10 SD-C08GR6WAAでもコマ落ちするのでやはり再生自体が厳しいようです)。標準アプリのDLNAソフト All Shareでmkvファイルが再生できなかったのは残念ですが、初代でも同様だったのでしかたないところかもしれません。AwoX MediaCTRLではmkvも再生可能になるので、GalaxyTab 7.7では便利に使えそうです。

■まとめ
 総合的に見て非常に完成度満足度の高い製品だと思います。少なくとも個人的にはArchos 80 G9もXOOM2 MEももう使わなくなるかもしれないと思いました。軽くて薄くて長時間稼働で質感もいいということで、防水とかDTCP-IP対応とか求めなければ、現時点では7〜8インチクラスで最高のAndroidタブレットであるような気がします。動画プレイヤーとして使われる方には本当にオススメできると思いました。同クラスでは値段が一段高い製品になるのですが、その理由も納得できる感じです。とりあえずざっとレビューしましたが、これからメインタブレットとして使いこんでみて気になることがあれば追記していこうと思います。

参考:XOOM2 MEとの比較写真
 http://t.co/antwHjp0 横幅はあんまり変わらないけど縦がかなり違う
 http://t.co/Ndr4Twk8 スクリーンの反射はGalaxyTabの方が抑えられている感じ
 http://t.co/LRTcIEgB 設定アプリの標準テキストサイズがものすごく違う
 http://t.co/HGh4zDQu 同じholoを壁紙に設定して発色の違いを比べてみる

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■CommuniGate ProのPronto! Mobileで音声通話
 CommuniGate Proの5.4系の目玉であるはずのiOS/Android用VoIP/Chatアプリ Pronto! Mobileがリリースされたということで実験してみた。リリースまで結構時間かかったね。ちなみにHTML5版のアプリも現在開発中らしい。それぞれの専用アプリ版で気になったことを以下に箇条書きで。

・Pronto! Mobileの詳細は以下から(英語)
 http://www.communigate.com/main/pronto/prontoMobile.html
・iOS用のインストールは以下から
 http://itunes.apple.com/jp/app/pronto!/id490538357?mt=8
・Android用はCGP 5.4.3をインストールしたWebUIのログイン画面から
 現時点ではAndroidマーケットにはなく、3rdパーティアプリのインストール許可必須
 Android2.3.x/3.2.xの対応を確認
 Android4.0では音声着信して通話しようとした瞬間SDPエラーが発生する
 起動すると通知領域にアイコンが常駐
・UIは英語のみ
・iOS版のデザインの方がまとまりがあっていい感じ
・利用可能な機能はどちらも同じ
・iOS版は機種で動作状況が異なる模様
 3GS:問題なし
 4S:着信時にタッチスクリーン操作が効かなくなる事象アリ
・GIPS組込みだがGIPSライセンス無しでも動作可能
・サーバCommunityライセンスでも動作可能
・クライアントサーバ間はXIMSS通信&SSL/TLS対応なので比較的安心か
・CGPサーバにログインして利用するためCGPのアカウントは必須
・Pronto!同士の音声通話はメールアドレスでも内線番号でもどちらでもOK
・外線発信の場合NTTの光電話がG.711 μ-Lawのみしか対応していないため発信できず
 Pronto! MobileはG.711 μ-Law未対応
 適切なPSTNゲートウェイが設定されていれば利用可能と思われる
・おそらくCGP同士であれば外部サーバでも通話可能と思われる
・音声の品質はまぁまぁ(特別いい感じはしない)
・Chat/Textメッセージは日本語利用OK(Android4.0でも動作)
・連絡先もサーバ連絡先参照が可能(日本語表示OK)
・スマホ本体の連絡先は電話番号のあるもののみ参照可能
・本体連絡先からPronto!発信を設定可能
・アプリ自体の安定感は高い
・ファイル転送にも対応(転送サイズはサーバ側設定による)
・WP7用はまだない…(作らなさそう…)

気付いたことがあれば随時追記の予定

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