■Archos 80 G9 タブレット レビュー
 XGA 8インチというAndroidタブレットとしてはレアなディスプレイと最新タブレットにも負けないデュアルコアCPU OMAP4430を搭載したArchos 80 G9が到着したのでレビューを書いておきます。4:3のXGAを敢えて選んだのはiPadで使っていてブラウジングや動画再生で実際に使いやすいアスペクト比だと感じていたから。価格も送料込みで約27000円とスペックに対してお得感があり試してみるにはちょうどいいと思いました。ipadやGalaxyTab等と比較しながら書いてみたいと思います。あまりメジャーな機種ではないと思うのでリンクを紹介しておきます。製品リンク製品スペック

 Android4.0へのアップデートレビューはこちら
 Archos 80 G9 ICSアップデート レビュー
 http://blog.isnext.net/issy/archives/2026

■ハードウェア
 箱から最初に取り出そうとして感じたのは「薄い!軽い!」という驚きでした。スペック上重さは465gなのでそれほど軽量機というわけではないのですが、7インチ系タブレットと比較して一回り大きく、iPadに比較して一回り小さい226 mm x 155 mm x 11.7 mmというサイズから受ける印象と比べるととても軽く感じました。外装はプラスチック樹脂ですが、ガンメタな色が重厚感を出していて安っぽい感じはあまりしません。剛性はあまり高い感じがしないし、落としたら即割れそうですが、表面が過度につるつるしているわけでもなく手にしっとり馴染む感覚で持つことができるので落としやすいということはありません。重量バランスは良好で縦持ちでも横持ちでもあまり手首に負担がかかるようなことはありません。個人的に縦持ちの方が若干持ちやすいかなと思いました。

 液晶自体の発色は大人しめで、ドット感はある程度感じますが輝度も比較的高くかなり見やすい方だと思います。照度センサーがついていないため輝度設定にAutoはなく自分で随時調整する必要があります。8インチの液晶は発表当初IPS液晶採用と表記されていた気がするのですが、今はスペック表でもその表示はないようです。広視野角とは書かれていて、確かに視野角はA01HW等のTN液晶に比べてかなり広く相当ナナメな角度から見てもキレイに表示されています。残念なのは視野角に方向性があり、本体横持ち(Archosロゴが画面下にくる正対の持ち方)の場合に左と上ナナメ方向から覗き込む場合にはTN液晶のように白がやや黄色に黒が灰色に変化するような感じで見にくくなり、右と下ナナメ方向からなら真横に近くまでなってもキレイなまま見えるというような具合です。特性さえ把握してしまえば、縦持ちの際にも持ち手角度次第で良好な表示で楽しめますので大きな問題はないと思います。タッチパネルの操作感はいい感じです。MultiTouch testerで4点まで同時認識できました。ただ他機と比べて少し指紋が目立ちやすいのとふき取りにくいような気がします。

 Android3.2標準搭載ということで画面周りにタッチ式ボタンなどはありません。液晶左にフロントカメラが付いているくらいです。背面にカメラはありません。Archos 80 G9は横置きが正位置で背面にスタンドが組み込まれて自立可能な設計になっていることから、本体下部と上部にはコネクタ類がなく左右に振分けされています。右側面にはボリューキーのみ、左側面に上から3G Modem Stick用スロット・電源・MicroUSB・MicroSD・ヘッドホンジャック・MicroHDMI・電源LEDという感じになっています。MicroUSBとMicroSDは重なるように配置されていますが、MicroSDがフタ付きスロットでなく露出タイプなのでそれほど使いにくい感じはありません。充電はMicroUSB経由で行いますが、iPad等と同様に2Aの出力が必要なようで急速充電のためには専用のアダプタでの充電をオススメします。スピーカーは背面にひとつですが、音量も十分で思ったより聞きやすく十分実用的だと思いました。ボタン類はクリック感がしっかりあり使いやすいと思います。

 起動時間は以下のような感じです。速度は遅くないのですがロゴ表示1つなので時間を長く感じますね。
 電源長押し→8秒→Archosロゴ動画→31秒→ロック画面(合計約39秒)

■ソフトウェア
 Androidバージョンは3.2です。ファームウェアバージョン 3.2.56 ボードバージョン A80S-V5、OMAPバージョン OMAP4430 ES2.2、ブートバージョン Unknown/5.05.000000-C0c01、ビルド番号 HTJ85Bとなっていました(起動直後にファームウェアアップデートが表示されたのでアップデート後の内容です)。通常のAndroid端末とかなり表記方法が異なっています。起動直後の初期設定では日本語が選択できず、英語で設定を進める必要がありますが、起動後にLanguage & Inputから日本語を選択することで日本語表示は問題なく可能です。日本語入力は標準でOMRON SoftwareのJapanese IME Ver1.3.5が導入されていますが、何故か設定して入力しようとしてもキーボードが表示されないため別途ATOKやSimejiが必要になります。またAndroidマーケットは導入されているのですが、新規購入がうまくいかず、設定したアカウントでこれまでに購入したことがあるアプリしかインストールすることができません。新規アプリをインストールしようとすると購入に失敗したというエラーが出てリトライを繰り返してしまいます。実際WebでマーケットにログインするとArchos端末が登録されていないので、何か動作がおかしいことが推測されます。この辺は設定手順などの問題かもしれないので要検証だなと思っています。

 Archos端末の特徴として設定に「Repair & formatting」という項目があり、センサー調整や多種のリセットオプションが提供されています。通常端末のリセットは端末全体の初期化しかしないのですが、Archosはメディアライブラリの再構成・Android設定のリセット・追加データのみリセット・完全な初期化・初期設定のやり直しなど細かな設定が可能になっており興味深いところです。また無線関連設定にはArchosオリジナルの3G Stickの設定項目が用意されており専用アプリと合わせて3Gの利用が可能になっています(3G Stick自体は別売りです)。同じく無線関連設定にはRemote Control settingという項目があり、これもArchos独自の Archos Remote Controlアプリを利用することで、他機からArchos端末をリモコン操作できるよう設定することができます。VNCみたいなものですね。スクリーンショット撮影機能も用意されていて、設定>アプリケーション>開発の項目に「Take a screenshot instead of suspending」という部分がありここにチェックを入れると電源ボタンを軽く押すことでスクリーンショットが撮影できます。シャッター音などが一切ないので不安になりますが、ちゃんと撮れておりギャラリーから撮影画像を確認できます。

 Archosのプリインストールアプリとして面白いのはSystem monitor, Video, 音楽の3つでしょうか。System monitorはタクス管理アプリで稼働中のアプリをリストしてシングルタッチで強制終了できます(確認画面がないので触れたら即終了させてしまいます…こわい…)。またAlarmsという項目がありそこではデバイスをスリープから起動させるタスクと時間が一覧で参照できるのでバッテリー消費の問題解決に役に立ってくれそうです。Videoと音楽はどちらもDLNAとSMBのネットワーク再生に対応しているアプリケーションです(DTCP-IPには非対応です)。標準でDLNAやSMBに対応しているのは珍しい(他ではHTCくらいかな?)と思いました。また予想通り動画再生能力も非常に優秀で以下のようになっています。DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.8.8。再生アプリはVideoアプリでの再生となります(ギャラリーアプリ経由の再生でも同じ結果でした)。mp4は全てWebOptimizedなファイルです。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
  P) MP4 60fps w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  Q) MP4 60fps w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

MicroSDでのローカル再生
 B,E以外全て再生可能。Bはエラーで再生不可。EはAC3用のプラグインが必要とStoreへ誘導される。
 Qは再生自体は可能だがコマ落ち激しく実用は不可。

DLNA再生
 B,E以外全て再生可能。Bはエラーで再生不可。EはAC3用のプラグインが必要とStoreへ誘導される。
 P,Qは再生自体は可能だがコマ落ち激しく実用は不可。Pは転送速度次第では再生できるかも。

 他機で再生可能なBがエラーになる理由がよくわからないところです。Qについてはスペック自体に1080p 30fpsまで対応と書かれているので60fpsが再生できなくてもやむを得ないところです。ちなみにMicroSDには480p H263のflvファイルも入っていたのですが、こちらも再生できてしまってちょっと驚きました。驚きついでに1080p x264 AAC MKVファイルもDLNA経由で再生してみたらこれも難なく再生してしまいました。本当に動画再生タブレットとしてはかなり優秀なのではないかと思われます。音楽アプリの方もなんと標準でflacファイルの再生に対応しておりこちらもびっくりです。ヘッドフォンジャックにいつものVictorのHA-FXC71-Bつないで音質を確認してみたところ、若干低音が軽い印象を受けるもののまずまず聞きやすいバランスにまとめてあり、組み合わせるヘッドホン次第で悪くはないかもしれないなと思いました。

 ブラウザやmaps,Twiccaなどいくつかアプリの動作も確認してみましたが、4:3の画面は非常に見やすく8インチサイズでもフォントは拡大しないで十分認識可能です。ピンチズームの反応やフォント拡大時のスムージング処理も快適に動作していると思います。印象としては初代iPadと同じレベルくらいにはなってきていると思いました。日本語の表示では中華フォントの混じる微妙なゴシックになってしまうのですが、それなりに見やすく常用は十分できると思われます。可能ならフォントを変えたいところですが、調べてみたところまだ成功例はないようなので、もうしばらく待つ必要がありそうです。マップがかなりサクサク動作するのはやはり嬉しいですね。GPSの精度も高いようです。4:3の画面の情報量はやはりマップ利用時にも非常に有効だと感じました。

■まとめ
 マーケットがうまく動作しないなど微妙なところはありますが、コストパフォーマンスも高く非常に面白い端末だと思います。動画再生機としてはローカル再生にしてもDLNA再生にしてもGalaxyTab(GT-P1000)を超えて最良のマシンだと思いました。液晶面がキズ付きやすそうなので保護シートを貼ったりケースに入れたいところですが国内で販売されているはずもなく、これから対応するものを探そうと思います。個人的にはこれでGalaxyTabは完全にお蔵入りな感じです。これだけのコストパフォーマンスの製品が日本であまり話題にならないのはやはり残念ですね。EMOBILE辺りが導入すればかなり話題を攫っていけると思うのですが…。A01HWよりこちらの方が値段も安く数段いい感じな気がします…。

 個人的にはArchos 80 G9を非常に気に入ったので、iPad2と双璧で利用していく感じになりそうです。年末から来年にかけて容量とCPU性能をアップしたバリエーションが提供されるのでそちらも楽しみなところです。フォント関連も含めてぜひとも国内での展開を期待したいところです。


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■EMOBILE Sony Ericsson Mini S51SE レビュー
 fansfansの「Sony Ericsson mini タッチ&トライ ブロガーミーティング」に参加して、イーモバイルから明日発売されるS51SEをじっくり触ってくることができたのでレビューを書いておきます。とっても小さいのにflash/GPS等グロスマfull機能で使いやすく明るく音もいい、まるで「種島ぽぷら」のような端末です(WORKING!!大好きですw)。これまでの端末ラインアップを見てもイーモバイルには小っちゃいモノ好きの方がいるような気がして仕方ありませんw 性能は今となっては突出したものではないのですが、低価格コンパクト機にありがちなCPUや動画再生能力に関する妥協がほとんどありません。ちょっとだけ厚めのグラマラスなボディも持ちやすく気持ちいい感じです。このサイズに1年前のハイエンドレベルの性能を凝縮したソニエリの開発力は素晴らしいと思いました。ということで若干のバイアスがかかりつついつものようにレビューしていきます。

■ハードウェア
 日本最小・最軽量と謳うだけあって最初の印象は本当に小さいなという感じでした。その割に厚みが少しあってちょうど手の平の中にすっぽりと収まってしまう感じです。背面がマットな感じのカバーになっているのですべりにくく、しっかりとフィットしてくれます(同梱のピンクとブルーのカバーはマットでなくつるつるした表面になっています)。前面の液晶は3インチHVGAということでS31HT Ariaと同じく480×320と解像度がやや粗いため精細感はなくドットは少し目立ちます。液晶自体は発色も良く明るく視野角も広いので非常に好印象です。Xperiaシリーズ同様のカスタムされたホーム画面のカラーがよく映えます。タッチパネルの反応も非常にいい感じで、動作もコンパクト機らしくないサクサクした操作感を味わうことができます。画面が小さいとアイコン類も小さくなりがちですが、後述する「4 Corner UI」のおかげで常用する操作は非常に快適に行うことができます。

 液晶下には最近のソニエリデザイン同様左から戻る・ホーム・メニューの順でボタンが並び、ホームが物理ボタン、他はタッチ式になっています。本体のコンパクトさからかRayよりは操作がしやすいと感じました。本体上面には左から電源・通知用LED・セカンドマイク穴があり、右側面には上からボリュームキー・シャッターキー、下面に左からMicroUSB(フタ付き)・マイク・ストラップホール・ヘッドホンジャックとなっています。右側面のキー類はクリック感もあり非常に押しやすい印象でした。左側面には何もありません。MicroUSBのフタは気持ち開けにくい感じで充電のたびにここを開けるのはちょっと面倒かなと思ってしまいました。背面にはカメラとLEDフラッシュ・スピーカがあります。下の方にソニエリロゴが配置されているのですが、小さいのに何かすごくインパクトがあります。ストラップホールとヘッドホンジャックがほぼ同じ位置にあるのは、ネックストラップ型ヘッドホンと相性が良さそうです。

 カメラの動作がかなり速いのが印象的でAFもシャッターもほとんどラグなく撮影できる感じです。液晶が小さいので画像の評価はできませんが、これだけ動作が快適というのはコンパクト機としては非常に素晴らしいと思いました。ちなみに液晶が3D対応ではないのですが、カメラは3D撮影に対応しており、パノラマ3D撮影などが可能になっていました。撮影した画像を本体で見ようとすると「3Dで表示する場合、3Dをサポートする機器を使用してください。」と出てしまうのがご愛嬌、3Dブラビアなどが必要になるということのようです。シャッターキーはカメラ起動もできるのですが、WP7端末のようにロック画面から直接起動できるような機能はなく、ロック解除後の使用中の状態であればシャッターキーでカメラに移動できるという感じです。最近WP7系に慣れてきてたのでちょっとここは残念な感じがしました。

 起動時間は以下のような感じです。まずますの速度ですね。
 電源長押し→11秒→ソニエリロゴ→13秒→ソニエリロゴ動画→6秒→EMOBILEロゴ
 →9秒→ロック画面(合計約39秒)

■ソフトウェア
 Androidバージョンは2.3.4、カーネルバージョン 2.6.32.9-pref SEMCUer@SEMCHost #1、ベースバンドバージョン 8x55A-AAABQOAZM-203028D-58、ビルド番号 4.0.2.A.0.58となっていました。日本語入力プログラムはPOBox v4.3ということです。標準で中国語入力にも対応しています。設定から開く項目にはSony Ericsson項目があり、Sony Ericsson端末用Facebookの設定やPC Companionのインストール設定などが可能になっています。テザリング設定も当然可能です。ソニエリということで映像にはブラビアエンジンの設定があり、音の設定にもxLOUDの設定が追加されています。特徴的なアプリではDLNA対応のConnected devicesやLiveWareマネージャー・SE Storeが初期状態でインストールされています。イーモバイル端末としてモバゲーやGREEなど国産アプリも標準でいくつか導入されていました。

 S51SEではホームが大きくカスタマイズされていて、海外のXperiaシリーズのコンパクト機に標準導入されている「4 Corner UI」が採用されています。これは画面の四隅にアイコンエリアを設けて、片手親指操作だけでほぼ必要な動作がシンプルに実行できるようになっている非常に優れたUIです。実際使ってみると画面のサイズが小さいおかげで全画面エリアを親指だけでカバーでき、小さい画面に対してアイコンの大きさなどが適切に調整されていることで誤操作をほとんどすることなく非常に容易に目的のアイコンを実行することができます。Androidではホームのカスタマイズ例は多岐に渡って存在しデザイン重視の事例が特に多いのですが、これほど機能と操作性がベストマッチしているカスタム例は希有ではないかと思いました。とても素晴らしいと思います。また、電源キー長押しで出てくる再起動ダイアログで、スクリーンショットが撮れるようになっているのはなかなかいいなと思いました。

 日本語入力のPOBoxも小さい画面に合わせて高度なカスタマイズがされており、不要なキーを非表示にしたり、次に入力可能なキー以外を無効にするなど小さい画面を有効に使う工夫が随所にされています。キーの大きさ自体も利用度合や位置によって細かく変化させてあるなど、日本人的心配りが見てとれます。画面が小さいことでキー操作自体が難しいという方向けに音声入力も用意されており、キー入力画面から簡単に音声入力を行うことができるように工夫がされていました(音声の変換効率は試していません)。POBox自体評価の高いプログラムだと思いますが、S51SE用の最新バージョンは本当に本体に合わせた工夫が素晴らしいと思いました。

 DLNA対応のConnected devicesはS51SEをサーバとして利用するもので、ブラビアを始めとするDLNA対応TVに端末内のコンテンツを表示できるようにするのがメインの機能のようです。他DLNAサーバのコンテンツを端末側で再生することができるかはわかりませんでした。

 画面は小さいのですが、一応MicroSDにテストファイルを入れて動画再生テストもしてみました。MicroSDからの再生結果は以下の通りでした。再生アプリはギャラリーアプリから標準動画プレイヤーです。mp4は全てWebOptimizedなファイルです。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
  P) MP4 60fps w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  Q) MP4 60fps w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

MicroSDでのローカル再生
 F,G,H,J,K,Lは再生可能。Pは音声のみ再生可能。
 mp4以外はリストすらされず。mp4でも1080pファイルはサムネ表示も再生も不可。

 画面が小さいのに720pまでのmp4動画はしっかり再生可能でした。この辺りの妥協のなさは素晴らしいですね。画面が小さいのと粗めなのでキレイとは行きませんが、十分視聴には堪えると思います。ちなみに音声の方もいつものVictorのHA-FXC71-Bで確認してみましたが、Xperiaシリーズの中で一番相性がいいようで、xLOUD=オフ・イコライザ=フラットの設定で非常に明るく聞きやすいバランスのいい音で音楽を聴かせてくれました。イコライザはほとんど使わなくていい感じです。音像が締まった感じでなく広がりのある印象なので好みはあるかもしれませんが、音楽プレイヤーとしてもかなりオススメできると思いました。xLOUDの設定は本体スピーカではオンにするととても聞きやすく効果があるのですが、ヘッドホンではあまり効果が感じられませんでした。

■まとめ
 小さいコンパクト機が欲しいが性能にあまり妥協したくないという方にはバッチリな端末だと思います。100gを切る重さはネックストラップにもマッチすると思いますし、日常首から下げていてもあまり疲れない現状唯一のスマートフォンなのではないかと思います。イベントの中でソニエリの開発担当者の方々が工夫を語ってくださったのですが、その全てが非常に高度に凝縮されてうまく実装に反映されている素晴らしい端末だと思いました。ただ個人的には割と動画重視だったりするのでこの端末自体はすごいと思うのですが、画面の小ささ粗さ故に残念ながら購買意欲はあまりかき立てられませんでした。バッテリーも1200mAとやや小さめ(実質テザリング時間聞くの忘れた…)なので、大容量バッテリーが出るといいなとは思いました。多少厚さが増しても持ちやすさにあまり影響がなさそうですし、背面カバーも全取っ換え可能で大容量バッテリーが発売されやすいタイプだと思うので、テザリング重視の場合そこはぜひ期待したいところですね。

 イーモバイルとしては女性向け若者層向けの商品展開ということのようですので、ぜひスマートフォン界の「種島ぽぷら」というキャッチフレーズで販売してくれることを要望したいと思いますw

【追記】「全部入り」表記はガラスマと誤解されかねないので修正。テザリング時間は240分だそうです。


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■ASUS Eee Pad TF101 Transformer 簡易レビュー3
 ASUS Eee Pad TF101 TransformerがAndroid 3.2.1になったので変更点などを少しレビューしておこうと思います。もう少しすると後継機Transformer Primeも出るということのようですが、TF101にもAndroid 4.0が提供されると報道されましたので、新機種が出ても悔しくないもん!という感じですw それにしてもASUSは意外なほどにアップデートに努力してくれていて、本当に嬉しい限りです。買って良かった!

■Android 3.2.1の変更点
 公式な変更点のアナウンスはこちらにありますので参照してください。ここではその使い勝手について書いていきます。まず一番驚いたのはマウスカーソルがデフォルトで矢印ポインタから、ジェスチャーモードのサークルポインタに変更されたことです。これに伴ってキーボード接続時のタッチパッド操作の方向感が、画面タッチ時と違和感なく使えるようになり操作感が非常に向上しました。個人的にこれは非常に嬉しかったです。ピンチ操作や2本指スクロールなども、画面にサークルや軌跡が表示され今どこに何をしようとしているのか非常に判りやすくなりました。ノートPCの延長で使いたい人には違和感があるかもしれませんが、タブレットの延長でキーボードを使う感覚の人には非常に嬉しい変更です。

 またタブレット対応していないアプリケーションのための画面拡大表示機能も追加されています。アプリケーションによって自動判定で、アクションバーにアイコンが表示され任意で画面を切り替えることが可能です。全画面表示(Stretch to fill screen)と拡大表示(Zoom to fill screen)の2つの表示が選べるようになっています。ただアプリケーション側がこれに対応できていないこともあるようで、FireFoxではこの機能が働くのですが、Zoom選択した瞬間画面がブラックアウトして、Stretchを選択して元に戻しても適切な画面に戻すことができなくなりますので注意が必要です。アプリを強制終了するか端末を再起動しないと戻せません。また拡大表示した画面はフォントがボケボケに感じられるので、決して見やすいとは言えずあまり実用的な印象はありません。画面サイズの都合で使えないアプリが使えるかもしれないという程度だと思った方がよさそうです。Polaris Officeもバージョンアップされ表示互換性が増したということですが、この辺りは使ってないのでよくわかりません。

 更新されたAndroidバージョンは3.2.1、カーネルバージョン 2.6.36.3 android@Mercury #1、ビルド番号 HTK75.JP_epad-8.6.5.13-20110925でした。MobileドックバージョンもEP101-0231になっています。FSKARENもVer1.4.5HAS01002と最後の数字が僅かに上がっています。システム全体の動作は僅かにレスポンスが向上した感じがしますし、なんとなく液晶表示自体がキレイになっているような感じがします(フォントのレンダリング精度?)。

 一応例によってテストファイルを使って動画の再生試験をしてみました。DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.8.8。再生アプリはローカル再生はギャラリーアプリから標準動画プレイヤー、DLNA再生はTF101標準で導入されているDLNAアプリ「MyNet v8.1.1」での再生となります。mp4は全てWebOptimizedなファイルです。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
  P) MP4 60fps w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  Q) MP4 60fps w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

MicroSDでのローカル再生
 D,E,F,G,H,I,J,K,L,N,O,P,Qは再生可能。
 Qはコマ落ち激しいがMicroSD次第で改善可能かも。(←OMAP4460でもNGなので無理そう)
 Mは再生不可。D,Eが再生可能になっているがEは音声出ず。aviは全て不可。

DLNA再生
 D,E,F,G,H,I,J,K,L,N,O,Pは再生可能。Pはバッファリングが頻繁で実用にならず。
 M,Qは再生不可。D,Eが再生可能になっているがEは音声出ず。aviは全て不可。

 今回MKVが再生可能になっていることが確認されました。AC3の音声は再生できませんが、AACなら問題ないようです。また追加でmp4 60fpsの動画も確認してみました。720pならローカル再生可能、1080pも再生自体は可能そうなのですが、残念ながら転送データ量の問題で60fpsの再生には限界があるようです。おそらくMicroSDやネットワーク接続の速度が速ければ1080p 60fpsでも再生は可能になりそうです。 OMAP4460でも1080p 60fpsは適切に再生できないので、高速なMicroSDでもTegra2ではちょっと無理そうな感じです(高速なMicroSDを持っていないので確認できていませんが…)。

■まとめ
 ASUSが着実にアップデートを提供してくれるので、TF101を使っていて本当に良かったと思います。用途が主に出張時に限られるのであまり頻繁に使っているわけではないのですが、もうちょっとメインに近く使ってみてもいいかなと思うようになってきました。次期Transformer Primeも非常に期待できそうでわくわくします。TF101より更に軽く軽量になっている上に4コア Tegra 3にはちょっと魅力がありますね。さすがに1080p HPも再生できるようになっているでしょうし早く見てみたいと思います。キーボードの品質次第では買い替えてしまうかも…。ASUSがAndroidタブレットを出すと聞いた時にはアップデートの心配をしたのですが、こうして非常に積極的に更新してくれるので、安心感信頼感が非常に高くなってきました。そういう観点でASUS製品はお勧めできそうです。TF101に満足していたので、SL101はまだ実機を見てもいないのですが、こちらもその内見てこようかと思います。

【追記】1080p 60fps mp4動画についてOMAP4460でも適切に再生できないようなので、Tegra2で期待させるような記述部分を修正


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■docomo GalaxyTab 7.0 Plus SC-02D ラウンジ版簡易レビュー
 docomoから発表になった新製品がスマートフォンラウンジで展示開始されているということでL-01Dに続き早速見に行ってきたレビューを簡単に書いておきます。展示機はL-01DやSC-03Dよりも多く3台は出ていたようです。タブレット端末の展示テーブルで試すことができるようになっていたのですが、テーブル反対側に展示されたGalaxyTab 10.1 LTEよりも注目はされているようでした。

 手に取った第一印象は軽くて薄くて持ちやすい!という衝撃でした。初代GalaxyTabを常用している身としては「やられた!」という感想が一番に出てきました。初代の時はもうちょっと薄かったらいいのにと思ったのですが、その希望通りの製品になっているという感じです。軽くなったおかげで縦持ちでも横持ちでも手にかかる負担はほとんど感じない上に、側面が薄くラウンドデザインに変わったことで片手で裏面からがっしりと鷲掴みも可能で、非常に持ちやすく好印象です。SC-01Cと比較して薄さで2mm薄いだけ、幅に至っては2mm広がっているにも関わらず、7インチのタブレットとして非常に理想的な持ちやすさだと思いました。本体形状はそういう感じでいいなと思ったのですが、液晶画面の解像度は1024×600で変わらずドット感が目立ってしまい惜しいのと、TFT液晶で輝度や発色は悪くないのですがなぜか残像感がかなりありちょっと残念な印象でした。残像感はカスタムホーム画面で画面をスライドさせた時に出るエフェクトとしての残像が、他の画面を見る時にも印象として残っているだけでハードの技術的な問題ではないかもしれませんが、一度気になるとどの画面でもわずかに感じ非常に気になってしまいました。タッチパネル自体の反応は非常にいい感じで問題はないと思います。

 本体の上面にはヘッドホンジャックのみ、右側面には上から電源・ボリュームキー・赤外線ポート、左側面には上からSIMスロット、MicroSDスロットがカバー付きであります。下面には両端にスピーカー、中央部に独自ドックコネクタが用意されています。初代と違って左右側面にインターフェースが振り分けられてしまっているので手帳型(バインダー風)のカバーケースだと使いにくそうな気がします。赤外線ポートはSamsung製家電製品のリモコンに使えるという用途で、アドレス交換等はできない仕様とのこと。国内ではほぼ無用の長物なのでリリースにはなくなっているかもしれないとのことでした。ドックコネクタのケーブルはSC-01Cと同じで、初代のものがそのまま利用できるそうです。Android3.2を搭載しているので液晶下にはタッチ式ボタンはなく、画面内に戻るボタン等が配置されることになります。設定で表示されるAndroidバージョンは3.2、カーネルバージョン 2.6.36-SC02DOMKJ4-CL566107 se.infra@SEP-69 #3、ベースバンドバージョン SC02DOMKJ3、ビルド番号 SC-02D-eng 3.2 HTJ85B 2DOMKJ4 test-keys SC02DOMKJ4となっていました。明確に開発途中のバージョンと判るようにだと思いますが、GalaxyTab 10.1 LTEの初期のものと同様に、画面を遷移する都度ランダムに画面に赤枠が表示されるようになっており、使っていてこちらも非常に気になりました。

 ホーム画面などはGalaxyTab 10.1 LTEなどSamsung製タブレットで共通な印象で、スクリーンショットボタンがあったり、通知領域のデザインもうまくまとまっているように思います。ただ設定などを開くと縦持ち画面のままでは、左に並ぶ項目の名称がほとんど表示上切れて非常に中途半端な印象になってしまっていました。縦持ちを標準としてハードが設計されているわけなので、縦の7インチ画面で適切に表示できる工夫は必要ではないかと思いました。この辺りは正式リリースまでにぜひ改善してほしいところです。展示スペースが厳しく数機種づつしか置けないなら、もうちょっと完成度を上げてからの展示にすればいいのにとちょっと感じてしまいました。

 起動時間は以下のような感じです。LTE端末より気持ち早いという感じです。
 電源オン→6秒→docomoロゴ→8秒→GalaxyTab 7.0 Plusロゴ動画→20秒→ロック画面(合計約34秒)

 SC-02Dの魅力はやはりその形状になりそうです。軽さ薄さに加えてラウンドデザインの持ちやすさに大きなインパクトを受けました。形状変更にも関わらずバッテリーも4000mAで初代と同じまま。確認はしませんでしたがケータイWatchの記事によると、タブレットユース専用のAndroid3.xなのに音声通話ができるように独自拡張がされているそうで、初代SC-01C同様に利用することが可能になっているようです。まだ開発途中ということで液晶残像感と7インチ向けのレイアウト修正がされれば、かなり魅力的な端末になるのではないかと思いました。SC-02Dではdメニューアプリは存在するものの、dマーケットアプリはなく、問題のメディアプレイヤーもアイコンが存在しない(動画アプリは存在するがアイコンが異なる)ことからIMEI送出問題の対象なのかどうかちょっと気になります。もし対象外なのであれば、安心してオススメと書けるのですが…。個人的には非常にインパクトを受けたので、MediaPadと非常に悩むところとなりました。もう少しファームウェアのバージョンが進んだところで再検討したいという感じです。引き続きチェックしたいと思います。


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■docomo Galaxy S II LTE SC-03D ラウンジ版簡易レビュー
 docomoから発表になった新製品がスマートフォンラウンジで展示開始されているということでL-01Dに続き早速見に行ってきたレビューを簡単に書いておきます。展示機はL-01D同様にこちらも2台のみ。今回発表された機種が多かったのでスマホラウンジ側でも展示スペースの確保が大変になりそうとのことでした。比較的評価も高く販売も好調な機種Galaxy S II SC-02CのLTE対応後継機ということでもう少し積極的な展示があるかと思ったのですが、そうでもないところに多機種展開しすぎでプッシュしたくしてもしきれない展示スペースの都合が見てとれます。

 SC-03DのポイントはLTE対応もさることながら、4.5インチに大きくなったSuper AMOLED Plus有機ELとNFCだと思います。輝度が高く非常に発色の強い画面はとてもSamsungらしい印象ですが、画面が大きくなったことでL-01Dを見た後では非常に粗くドット感が目立った感じがして、少し残念な印象になってしまいました。NexusOneやOMNIA7の有機ELと比較すれば同ピクセルで画素密度自体が上がっているためキレイにはなっているのでしょうが、如何せん画面サイズが大きくなったことで、同程度の印象…というよりはむしろ粗い感じがより強く感じてしまう結果になった気がします。ただ比較して気付くという程度で、通常利用する分には十分キレイな画面ですので、あまり気にならないのではないかとは思います。NFCについてはFelicaのように特に外観で判断できるマークのようなものはなく、導入されているアプリでも「タグ情報」というアプリが入っているくらいで、どのように利用可能なのか全くわかりませんでした。一応mixiがNFC対応端末向けに「mixi チェック」や「mixi チェックイン」というNFC対応POP広告連動のサービスをやっているらしいので、こうしたものが使えるようになるのではないかと思われます。

 ハード的には薄くて軽い印象はそれほど変わらず、ボタン類も非常にシンプルで上面にヘッドホンジャック、下面にMicroUSB、右側面に電源、左側面にボリュームキーと必要最低限という感じです。ワンセグはないのでアンテナもついていません。液晶下には左からメニュー・ホーム・戻るボタンが並んでおり、ホームは物理ボタン、両側の2つはタッチ式になっています。SC-03Dを使って最も気になったことが、このボタンが押しにくいことでした。スクリーンが大きくなって本体幅が広くなったことで片手持ち親指での持ち手反対側のボタン操作が非常にやりづらく感じました。特に左手持ちの時親指で本体右側にある戻るボタンを操作するのがとてもやりにくかったのです。右手持ちにすれば戻るボタンの操作に支障はありませんが、今度はメニューボタンが押しにくくなります。SC-02Cと比較しても3mmしか広がっていないはずなのにその3mmが致命的に使いづらく、何度か試行錯誤したものの安定したポジションが作れず、個人的にはこの端末の常用は難しいと感じました。欧米であればおそらく問題にならないでしょうが、スペック買いする場合を除いて日本ではひょっとするとこれが致命的になってあまり販売を伸ばせないのではないかと心配になりました。

 起動時間は以下のような感じです。Optimus LTEと同じくらいですね。
 電源オン→3秒→docomoロゴ→12秒→Galaxy SII LTEロゴ動画→22秒→ロック画面(合計約37秒)

 Androidのバージョンは2.3.6、カーネルバージョン 2.6.35.11-SC03DOMKJ4-CL663272、ベースバンドバージョン SC03DOMKJ4、ビルド番号 GINGERBREAD.OMKJ4となっていました。設定にはドコモサービス・モーション・ドック設定が追加されていて、ドコモサービス項目でドコモアプリパスワードが設定された状態になっているようで、ドコモアプリを起動しようとすると4ケタのパスワードを聞かれました。関連性がよくわからないのですが、ドコモサービス項目にはオープンソースライセンスという項目があり、ライセンスが表示されるようにもなっていました。ドック設定ではオーディオ出力設定が可能になっており、外部スピーカー設定が可能なことから、まだ詳細は見つけられなかったのですが専用ドックが発売される(国内で出るかわかりませんが)のではないかと推測されます。現状ではおそらくHDMI変換ケーブルSC01のための出力設定として機能するものと思われます。

 ちょっと驚いたのはシステムソフトウェアのアップデートチェックのためにSamsungアカウントの登録が必須になったようです。GalaxyTab 7.0 Plusでもそのような仕組みはなかったので、現在のところSC-03Dだけだと思うのですが、チェックのためのメニューをクリックした時点でアカウント登録のためのサインアップ画面に誘導されてしまいます。これはなんというか…微妙な印象ですね。

 Xiやdサービス関連についてはOptimus LTEの記事に書いたのでこちらを参照してください。個人的にはSC-03Dは画面がイマイチ&戻るボタン操作がしにくいという点でないな…という印象でした。Arrows X LTEとMEDIAS LTEの出来次第ではありますが、ひょっとするとこの機種が今回発売のLTE対象機種の中で一番販売に苦労するかもしれないなと思いました。戻るボタンの操作感はかなり重要だと思うので、左手持ちで常用される方は特に注意して確認される方がよいと思います。

 dサービスの微妙さも含めて、多機種多サービス展開をすることに気を取られすぎて、ひとつひとつの品質管理や全体マネージメントがおざなりになって来ているのではないかと、docomoの今後の展開がやや心配になってしまいます。しばらくの間注意して動向をチェックする必要がありそうです。

  


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■docomo Optimus LTE L-01D ラウンジ版レビュー
 docomoから発表になった新製品がスマートフォンラウンジで展示開始されているということで早速見に行ってきました。展示されていたのはLTE対応機種ではOptimus LTE L-01DとGalaxy S II LTE SC-03Dだけで、残りのArrow X LTE F-05DとMEDIAS LTE N-04Dは調整中だが今月中くらいの展示開始になるのではないかとのことでした。注目のGalaxy Nexusもまだ展示時期未定とのこと。展示台数もまだ少なくL-01DもSC-03Dも2台ずつ、少し残念でしたが個人的にはL-01DがLTE対応機種では一番注目していたのでじっくりとチェックしてきました。

■ハードウェア
 最も注目されるのは 1280×720 1677万色表示の4.5インチTrue HD IPSディスプレイですが、非常に美しい液晶でした。輝度もハデさがなく一見地味に見える発色ですが、その精細感と自然な印象は非常に好印象でした。ドット感はほとんど感じませんし、アイコンや字が非常に落ち着いた感じで見やすく疲れにくいと思います。フォントが標準で丸ゴシック系になっているのですが、この精細度なら明朝系でもキレイに違和感少なく表示できそうな気がしました。液晶画面下にはタッチ式ボタンが左からメニュー・ホーム・戻ると並んでいますが、非常に使いやすくなっています。4.5インチと大きいサイズの割に横幅がそれほど広がっていないのと、本体下部をホールドした時に指が届きやすいようにボタン類の位置が調整されているようで、ボリュームキーなども含めてほとんど違和感なく操作できるようになっていました。SC-03Dは画面が大きく幅が広くなった分ボタン類の操作が非常にやりずらく感じたので、個人的にはL-01Dではここが一番感心したところでした。タッチパネルの反応も良くぎこちなさはなく、非常に安定感を感じます。

 本体のボタン類は最小で本体上部に左からヘッドホンジャック・MicroUSB・電源ボタン・ワンセグアンテナ、左側面にはボリュームキー、右側面には何もなし、下部にはマイク穴のみととてもシンプルになっています。横置きでクレードルを使う想定なので右側面には何もないということになるのですが、ラウンジではクレードル自体は展示されておらず、どんな感じなのか確認することはできませんでした。カメラは背面上部中央にレイアウトされ、背面の真ん中やや下辺りにFelicaマークが表示されています。本体背面は全面を覆う感じのカバーになっており、樹脂製なのですがマットで滑るような感じはなく非常に持ちやすいデザインになっています。このタイプは大容量バッテリーが提供されやすい形状だと思うので、ちょっと期待したいところです。全体的に地味な印象になっているのですが、ホームボタンやカメラ周辺に金属的装飾がされていることで少し高級感を感じることができます。好みは分かれるところかと思いますが、個人的には好印象でした。

 カメラは810万画素で最大撮影サイズが3264×2448となっていました。カメラ周りの操作画面は若干野暮ったい印象で、設定できるオプションも豊富というほどではありません。連写やパノラマ・タイマーなどの機能的には揃っています。しかしながら、ISOの設定が100/200/400/AUTOしかないなど全般的にオプションの選択肢にやや物足りない印象があります。撮影自体は快速でフォーカスも早いと思いますし、画像も本体で見る限りキレイだと思いましたが、様々なシチュエーションで撮影することを考えると最近は裏面照射型CMOS搭載の機種が増えてきている状況ですし、カメラの基本性能部分に若干の物足りなさを感じるかもしれません。

 起動時間は以下のような感じです。
 電源オン→7秒→LGロゴ→8秒→docomoロゴ→3秒→Optimus LTEロゴ動画→20秒→ロック画面(合計約38秒)

 起動は決して遅くはないのですが、最近のWP7.5系やS42HWのようなAndroidでも快速起動する機種と比較するとやはりちょっと待つ感じはしてしまいますね。Optimus LTEのロゴ動画がスピード感あるものになっている分、それが何度も繰り返し再生される様子を見るのは微妙な感じです。

■ソフトウェア
 Androidバージョンは2.3.5、カーネルバージョン 2.6.35.11、ベースバンドバージョン L01D-MDM9200B-V08a-OCT-4-2011-XX 1 [Oct 4 2011 13:34:20]、ソフトウェアバージョン V08a-OCT-4-2011、ビルド番号 GRJ22となっていました。日本語入力プラグラムは iWnn IMEで Ver.2.1.4.jp-type2-ABC-dcm-01-LG-22となっています。ホーム画面やアプリ一覧画面はLGカスタマイズが施されており、こちらも比較的シンプルな印象のものになっています。ドコモ機種はプリインストールアプリが非常に多い印象なのですが、今シーズンの機種も同様で最初から70を越すものすごい数のアプリが導入されています。早くICSを導入してフォルダ整理するようにしてほしいものです。

 設定画面ではドコモサービス・ジェスチャー・外部接続というメニュー項目が追加されていました。無線とネットワーク項目にはWi-Fi Direct設定という項目が追加されており、SC-02Cから導入されている機能ですが、Wi-Fiデバイス間で直接のやり取りが可能になっています。外部接続項目にはLGの特色であるOn-Screen Phoneという項目があり、対応ソフトをダウンロードすることでWindows端末上でAndroid端末の画面操作が可能することができます。まだL-01D用のダウンロードページは用意されていないようですが、近いうちにこちらからダウンロードできるようになると思われます。

 今シーズンのdocomo機種からdブランドでコンテンツサービスが開始されますが、その中で物議を醸しているものにプリインストールされるメディアプレイヤーで、特定条件下(PlayReadyライセンス取得下とされている)で端末のIMEIをHTTPヘッダに入れて送信するというものがあります。残念ながら送出条件にはhttps等暗号化接続下に限定されることを明示するものが確認できず、IMEIが通信上で保護された状態であるかは不明と言わざるをえません。通信自体が保護されていたとしても、仮に取得事業者経由でIMEIが漏えいした場合、IMEIに依存した認証でサービス提供をする仕組みを利用する場合において技術的に成りすましされる可能性があり、当該サービスに個人情報を登録編集する機能が存在した場合個人情報が漏えいする可能性があります。アカウントは通常変更可能ですが、IMEIは買い替えしない限り変更はできません(ハックすることは不可能ではありませんが)し、IMEIが消せない以上転売することもできません(転売すればリスクが発生する)。非常にリスクが高い仕組みと言えます。これまでにもかんたんログイン等で同様の問題がわかりやすく指摘されていたのに、スマートフォンにまでこうしたリスクを敢えて持ち込むのは理解に苦しみます。

 PlayReadyはMicroSoftが開発した著作権保護技術DRMで現在SilverLightで利用されています。すなわち機種固有のデバイスIDを必須とする必然性はなく(通常PCにはそうしたものが存在しませんし)DRMのためにdocomoがIMEIを送出しなければならない理由はないということになります(何らかの識別符号で代替が可能と考えられる)。リスクの方が大きいと思われる現状の仕組みを考えると、docomoのメディアプレイヤーは使用しないことをオススメせざるを得ません。アンインストールできればいいのですがさすがにスマホラウンジで試すわけにもいかず、厳密な意味で起動禁止するため、無償で利用できる特定アプリ起動禁止設定を可能にするアプリを探してみたのですが、適切なものがないようで、企業向けのMDMツールか、有償のi-フィルターなどを利用する必要があるようです。L-01Dに限らず今シーズン以降のdocomoのAndroid機種を選択する場合には、こうしたリスクについて十分に注意をする必要があるということになります。ハードウェアの仕上がりが良いと思われるだけに非常に残念なことです。

■Xiサービス
 今回初めてXiの通話可能機種がリリースされたことで、料金面にも新しいコースが設定されています。詳細はケータイWatchのこちらの記事を確認いただくとして、今回のL-01Dには通常サイズのXiSIMが搭載されているのですが、これを既存のFOMA対応機種に挿してもサポート対象外ではあるが問題なく動作するとのことでした。APNはSPモードになるということで、FOMA機種でテザリングしてもXiのプランの上限が適用されるとのことでした。Xi対象機種のIMEI制限はないということになります。さすがに海外のSIMフリー機で使えますかとは聞けませんでしたが、利用できればかなり魅力的なプランになると思われるので試してみたい気はします。ちなみにLTE対応エリアは首都圏でもかなり狭いのですが、L-01D等のLTE対応機種ではLTEと3Gはスムーズに切替されるので通常の利用において切替を意識する必要は全くないということでした。実際の切替時に待ち時間が発生するのかどうか(auでWiMAXと3Gの切替ではそれなりにかかる)など詳しい部分は、少なくとも設定項目で明示的にLTEをオフにするような仕組みはないため、実際に移動して使ってみないとわからなそうです。

■まとめ
 個人的には価格次第の部分はありますが、購入決定かなと思っています。特にディスプレイ部は期待通りで非常にわくわくします。今後発売予定のLTE対応4機種の中では最も地味な印象ですが、実際に使ってみたサイズ感と安定感は非常に好感触でした。作りがシンプルなのも好みで、重さもほとんど気になりませんでした。バッテリーも1800mAと比較的大きいので、テザリングの動作時間と合わせて期待したいところです。動画の再生テストも可能なら事前にしておきたいところですが、スマホラウンジでは試させてもらえないのが残念なところです。動画再生時のメディアプレイヤーの実際のところの動作も気になるので、キャプチャしつつその辺りも確認できればと思っています。多すぎるdocomoのプリインストールアプリをうまく取り除ければいいのですが、その辺の試行錯誤も購入したら記事にしたいと思います。現状では正直なところdocomoの新機種はソフトウェアサービスのリスク部分で手放しにはオススメできないと思っているのですが、L-01Dのハードウェアとしては非常に好みで期待できるので、早くソフトウェア部分の懸念を解消できたらいいのになぁと感じます…。


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■UL20Aの Ubuntu 11.10 にXBMCをインストールしたメモ
 DLNAでの動画再生のためUbuntu 11.10にXBMCをインストールしたメモ。XBMCは今の時点でも公式に11.04のPPAが用意されていないのだが、medibuntuや3rdパーティ製のパッケージと共にXBMCをインストール可能にするscriptが以下のblogで提供されているのでそれを利用した。導入されるバージョンは XBMC 10.1 Git:unknown (Compiled : Mar 9 2011)。

 Install XBMC Media Center on Ubuntu 11.10 Oneiric Ocelot
 http://www.noobslab.com/2011/09/install-xbmc-on-ubuntu-1110-oneiric.html

 リンク先のSkydriveから指定のインストールスクリプトをダウンロードして、実行権限を付与した後に実行するだけでインストール可能。(日本語フォルダ名にしている場合にはパスに注意)

 $ chmod +x ./Downloads/medibuntu-restricted-extras-xbmc-installer.sh
 $ ./Downloads/medibuntu-restricted-extras-xbmc-installer.sh

 sudoのパスワードを聞かれるので入力すれば、少し時間がかかるが後は待つだけ。成功したらDashホームからXBMCを検索して起動すればOK。

 日本語化は以下の通り。
 System>Setting>appearance>skin>font をArial Basedに変更
 System>Setting>appearance>international>languageで Japaneseに変更

 MacOSX上のPlaybackサーバとの接続では日本語の濁点等が一部文字化けしたが、PS3 Media Serverでは問題なく日本語表示された。どちらでも1080p HPのmp4動画まで問題なく再生可能だった。以下にいつものPlaybackサーバでの動作再生の結果を書いておく。mp4は全てweb optimizedなファイル。

ファイル:
  A) AVI DivX502 mp3 640×480.avi
  B) AVI H264 mp3 640×480.avi
  C) AVI Xvid Mp3 640×480.avi
  D) MKV 1280×720 x264 AAC.mkv
  E) MKV 1280×720 x264 AC3.mkv
  F) MP4 w BP3 480×270 H264 AAC.mp4
  G) MP4 w BP3.1 640×480 H264 AAC.mp4
  H) MP4 w BP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  I) MP4 w BP3.1 1920×1080 H264 AAC.mp4
  J) MP4 w MP3.1 1280×720 H264 AAC.mp4
  K) MP4 w HP3 640×480 H264 AAC.mp4
  L) MP4 w HP3.1 1280×720 AAC.mp4
  M) MP4 w HP4 1920×1080 H264 AAC.mp4
  N) WMV 24fps 640×480.wmv
  O) WMV 60fps 640×480.wmv
 ※mp4の略号 BP=Baseline Profile MP=Main Profile HP= High Profile 数字はLevel

DLNA再生(有線接続)
 全ファイル再生可能、コマ落ち感無し

 medibuntuや3rdパーティ製のパッケージが効いているのか、比較的非力と思っていたUL20Aで全てのファイルが問題なく再生できてびっくりした。これで日本語の文字化けがなければubuntu最高の再生環境かもしれない。日本語文字化けのないPS3 Media Serverとの組み合わせではmp4再生での問題はないものの、mkvなどトランスコードをするタイプのファイルがエラーになり再生できなかった。この辺りは設定による可能性もあるがとりあえずPlaybackでの再生で問題ないので放置。かなり快適な再生環境になった。


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■muninでグラフが作成されない時の対処メモ
 cpubyuserのグラフがうまく作成されていなかったので調べて対処した時のメモ。

・グラフの作成ログをチェック
 # tail -200 /var/log/munin/munin-graph.log
 以下のエラーを確認

  1. [RRD ERROR] Unable to graph /var/www/html/munin/localhost/localhost/cpubyuser-month.png : opening '/var/lib/munin/--g.rrd': No such file or directory
  2. [RRD ERROR] Unable to graph /var/www/html/munin/localhost/localhost/cpubyuser-week.png : opening '/var/lib/munin/--g.rrd': No such file or directory
  3. [RRD ERROR] Unable to graph /var/www/html/munin/localhost/localhost/cpubyuser-day.png : opening '/var/lib/munin/--g.rrd': No such file or directory
  4. [RRD ERROR] Unable to graph /var/www/html/munin/localhost/localhost/cpubyuser-year.png : opening '/var/lib/munin/--g.rrd': No such file or directory

・以下のページを参考に該当箇所を修正
 http://munin-monitoring.org/ticket/794
 http://munin-monitoring.org/attachment/ticket/794/diff

 # vi /usr/lib/perl5/vendor_perl/5.8.8/Munin/Master/HTMLOld.pm
 # vi /usr/lib/perl5/vendor_perl/5.8.8/Munin/Master/LimitsOld.pm
 # vi /usr/lib/perl5/vendor_perl/5.8.8/Munin/Master/Utils.pm

 これで問題なくグラフが作成されるようになった。


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■CPUとHDDをmuninで監視する設定メモ
 稼働中のマシンのCPU温度やHDDの状況をmuninで監視する設定のメモ。

■CPU温度の監視
 事前にlm_sensors設定を行っていること

・有効な設定の確認をする
 # /usr/share/munin/plugins/sensors_ suggest

・temp設定を追加する
 # cd /etc/munin/plugins/
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/sensors_ sensors_temp

・動作確認
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins sensors_temp

・設定を有効にする
 # service munin-node restart

■HDDの温度及びSMARTデータの監視
 HDDがSMART対応の必要があるので注意

・温度監視を追加
 # cd /etc/munin/plugins/
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/hddtemp_smartctl hddtemp_smartctl

・SMARTデータの監視追加
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/smart_ smart_sda

・設定ファイルを作成して設定追加
 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/hddtemp_smartctl
 以下を追記
 env.drives sda
 env.type_sda ata

 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/smart_
 以下を追記
 [smart_*]
 user root
 
 [smart_sda]
 env.smartargs -d ata

・動作確認
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins hddtemp_smartctl
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins smart_sda
 以下のエラーが出た場合には修正をする

  Traceback (most recent call last):
   File “/etc/munin/plugins/smart_sda”, line 398, in ?
   exit(0)
  TypeError: ‘str’ object is not callable

 398行目の exit(0) → sys.exit(0) に修正

・設定を有効にする
 # service munin-node restart


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mysqlの障害を監視する各種設定メモ
 mysqlが過負荷になる現象が確認されたので、障害対応と監視を強化するために行った作業のメモ。

■muninによる監視の追加
・muninは導入済みの想定
 /usr/share/munin/plugins/mysql_ を利用する

・基本監視可能項目のリスト 出力された項目が設定可能
 # /usr/share/munin/plugins/mysql_ suggest
 Cache::Cacheのエラーが出る場合は以下を実行
 # yum install perl-Cache-Cache

・基本監視項目を設定
 # cd /etc/munin/plugins
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_commands
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_connections
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_slow
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_myisam_indexes
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_network_traffic
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_qcache
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_ mysql_qcache_mem

・設定の追加
 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node
 以下を追記
 [mysql_*]
 env.mysqlconnection DBI:mysql:mysql;host=127.0.0.1;port=3306
 env.mysqluser root
 env.mysqlpassword password

・データ取得できているか動作確認する
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_commands
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_connections
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_slow
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_myisam_indexes
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_network_traffic
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_qcache
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins mysql_qcache_mem

・設定を有効にする
 # service munin-node restart

■mysqlに障害対応用ログ取得設定を追記
・slowログとバイナリーログを7日分出力する
 # vi /etc/my.cnf
 log-slow-queries=/var/log/mysql/slow.log
 long_query_time=3
 log-bin = /var/log/mysql/mysql-bin
 set-variable = expire_logs_days=7

・保存場所を作成してmysqlを再起動
 # mkdir /var/log/mysql
 # chown -R mysql:mysql /var/log/mysql
 # service mysqld restart

■稼働中のmysqlの状態把握ができるようにする
・mytopをインストールする
 # yum install mytop

・設定ファイルを作成する
 # vi ~/.mytop
 以下の内容を設定に合わせて記入
 user=root
 pass=password
 host=localhost
 db=mysqldbname
 delay=3
 port=3306
 socket=
 batchmode=0
 header=1
 color=1
 idle=1

・mytopを実行する
 # mytop
 終了時はqキー

・innotopをインストールする
 # yum install innotop

・innotopを起動する
 # innotop
 画面の指示に従い設定を入力する
 ヘルプは?、終了はqキー

・innotopの設定を編集する
 # vi ~/.innotop/innotop.ini
 connectionsの設定を編集
 mysqldbname=user=root pass=password have_user= have_pass=
  dsn=DBI:mysql:;host=localhost;port=3306 savepass= dl_table=

■プロセス監視ツールを追加する
・atopをインストールする
 # yum install atop
 実行は以下
 # atop
 異常値を色で示してくれるのでわかりやすい

■プロセスの状況を監視する設定をmuninに追加する
・user単位の使用状況を確認可能なmuninプラグインcpubyuserを設定する
 http://exchange.munin-monitoring.org/plugins/cpubyuser/details
 # cd /usr/share/munin/plugins/
 # wget http://exchange.munin-monitoring.org/plugins/cpubyuser/version/1/download
 # mv download cpubyuser

・cpubyuserの設定を追加
 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node
 以下監視したいuser名を追記
 [cpubyuser]
 env.USERS root postfix mysql apache munin munin-node

・process単位の使用状況を確認可能なmuninプラグインcpu_by_processを設定する
 http://exchange.munin-monitoring.org/plugins/cpu_by_process/details
 # wget http://exchange.munin-monitoring.org/plugins/cpu_by_process/version/1/download
 # mv download cpu_by_process

・cpu_by_processの設定を追加
 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node
 以下を追記
 [cpu_by_process]
 user root

・プラグインを有効にする
 # cd /etc/munin/plugins
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/cpubyuser cpubyuser
 # ln -s /usr/share/munin/plugins/cpu_by_process cpu_by_process

・データ取得できているか動作確認する
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins cpubyuser
 # /usr/sbin/munin-run -servicedir /etc/munin/plugins cpu_by_process

・設定を有効にする
 # service munin-node restart


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