5月
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■SPFレコードとスパムパターンのメモ
最近思うことあってCommuniGate Pro本体でのSPFレコードの判定を有効していろいろなルールを書いてスパムのパターン解析をしたメモ。
■SPFレコード
囮アドレスに来るスパムの傾向を見てみると90%以上はSPFはPassになっている。そこでdigで該当ドメインのTXTレコードを引いてみると、かなりの確率で “v=spf1 +all” が帰ってくる。”v=spf1 +all” でない場合でも100%末尾に “+all” が指定されていることで、全てのIPアドレスから送信されることを許容した設定になっている。
■Recievedヘッダ
こちらも90%近い確率でRecievedヘッダが一行しかない。botから直接メールサーバに送信しているパターンだと想定される。
■X-Mailerヘッダ
上記2条件の当てはまるパターンのメールは手元では100%X-Mailerヘッダがなかった。
これらのことから、少なくとも自メールサーバ宛てでは、SPFレコードに+allが付いていて(2011年時点で+allとか付けてる時点でスパム認定でいいような気もする)、Recievedヘッダが1行、X-Mailer無しのパターンはほぼスパムでFAということに。
ちなみにCommuniGate ProのSPFチェックを有効にするのは以下の設定。
管理画面>設定>メール>SMTP>受信>処理
SPFレコードチェック を有効にする
SPFレコードとスパムパターンのメモ http://blog.isnext.net/issy/archives/1136 v=spf1 +allなんてスパム以外で誰が使うんだ…
SPFレコードとスパムパターンのメモ: ■SPFレコードとスパムパターンのメモ 最近思うことあってCommuniGate Pro本体でのSPFレコードの判定を有効していろいろなルールを書いてスパムのパターン解析をしたメモ。… http://bit.ly/jFEng0