■1プロセスが同時に開けるファイル数を増やす
 以前LinuxがOSとして同時に開けるファイル数を増やす手段は紹介したが、今回は1プロセスが同時に開くことができるファイル数を増やす方法のメモ。ユーザ単位の設定になるので注意。

Linuxサーバチューニングメモ
http://blog.isnext.net/issy/archives/190

 とあるパフォーマンステストを行っていたところ、プロセスが開けるファイル数を超えたというエラーが頻発したため、以下の手法で対応した。CentOSでは標準で1プロセスが同時に開けるファイル数は1024。OSのfile-maxは最近のバージョンではかなり大きな数字になっているのに、こちらの値は結構前から1024のままらしい。そこでこの値を修正する。

■現在の状態を確認する(確認したいユーザでログインすること)
[code]# ulimit -Sa
core file size (blocks, -c) 0
data seg size (kbytes, -d) unlimited
scheduling priority (-e) 0
file size (blocks, -f) unlimited
pending signals (-i) 32621
max locked memory (kbytes, -l) 32
max memory size (kbytes, -m) unlimited
open files (-n) 1024 ←同時ファイル数
pipe size (512 bytes, -p) 8
POSIX message queues (bytes, -q) 819200
real-time priority (-r) 0
stack size (kbytes, -s) 10240
cpu time (seconds, -t) unlimited
max user processes (-u) 32621
virtual memory (kbytes, -v) unlimited
file locks (-x) unlimited[/code]

■一時的に同時ファイル数を増加させる(増加させたいユーザで実行)
[code]# ulimit -n 4096[/code]

■恒久的に同時ファイル数を増加させる
[code]# vi /etc/security/limits.conf
root soft nofile 4096
root hard nofile 4096[/code]
rootの同時ファイル数を増加したい場合上記のように追記する。

,
とりあえず付けておく無駄ではなかったなまぁまぁ読めたちょっと役に立ったかなかなり良かったかも (まだ評価されていません)
Loading...
Trackback

no comment untill now

Sorry, comments closed.