■CentOS6.2のApacheでSPDYを有効にしたメモ
GoogleのSPDYが簡単に利用できるようになったようなのでテストしてみたメモ。CentOS6.2環境下だととても簡単。ちなみにCentOS5.xでは標準ではApacheのバージョンがSPDYの条件を満たさないため一工夫必要。以下CentOS6.2がWebServer設定等でatとmod_sslが有効な状態でインストールされている前提でのメモ。ホント簡単。
■mod_spdyのインストール
mod_sslをGoogleからダウンロードしてインストールする(ここではi386版)
[code]
# wget https://dl-ssl.google.com/dl/linux/direct/mod-spdy-beta_current_i386.rpm
# rpm -U mod-spdy-beta_current_i386.rpm
# apachectl graceful
[/code]
■SPDYが有効になっていることを確認する
ここではMacOSX 10.6.8で普通に起動したChrome 18.0.1025.165で確認した。
1)新規タブで以下のURLを開く
chrome://net-internals/#spdy
2)左メニューのSPDY項目をクリックして表示しておく
3)新規タブを開いてSPDYを有効にした試験サーバにアクセスする
https://www.example.com/
4)SPDY項目のタブに戻る(必要ならSPDY項目を再度クリック)
SPDY sessionsのホストリストにwww.example.comが表示されていればOK
ChromeではSPDY利用について以下のように標準設定されているよう。
SSLが必ず必須になっていることに注意。
[code]
SPDY Status
SPDY Enabled: true
Use Alternate Protocol: true
Force SPDY Always: false
Force SPDY Over SSL: true
Next Protocols: http/1.1,spdy/2
[/code]