■ThunderbirdとCommuniGate Proでアドレス帳共有
Thunderbirdではアドレス帳をLDAP参照するかローカルに個人アドレス帳として保存するかが標準の利用方法になるが、CommuniGate Proと組み合わせることで、サーバ上で他者と個人管理のアドレス帳を共有可能にできる。その設定方法のメモ。
■LDAPの設定方法(mail.example.comのuser01で設定する場合)
ツール>アドレス帳>ファイル>新規作成>LDAPディレクトリ>一般タブ
名前:任意
ホスト名:mail.example.com
ベース識別名:cn=mail.example.com
ポート番号:389
バインド識別名:user01
一般タブの隣、オフラインタブを開き「今すぐダウンロード」
パスワードを入れて「正常に複製されました」と出ればOK
OKを押してアドレス帳も閉じる
ツール>オプション>編集>アドレス入力>LDAPサーバ
チェックを入れてmail.example.comを選択
これでメールアドレス入力時にLDAPが自動参照され、補完されるようになる
■個人アドレス帳をサーバ保存する設定方法(SyncCGP機能拡張の利用)
http://www.niversoft.com/downloads/synccgp/ へアクセスしてファイルを保存
ThunderBirdのツール>アドオン>機能拡張>インストールでダウンしたファイル指定
ThunderBird再起動
メールウインドウでIMAPのアカウントを選択して、右クリックから新規フォルダ作成
名前を「newbook」とする
ツール>アドレス帳からOutlookからインポートした「連絡先」を「newbook」に名称変更
ツール>SyncCGP Optionを開き、newボタンで新規設定を名前を付けて作成
作成した設定名を選択して、IMAPアカウントを選択
on sync conflict:をUse local Versionに変更
AddressBookでnewbookを指定、Contact FolderでIMAP上のnewbookを指定
Save to IMAP Folderにチェックがあることを確認してOK
ツール>Start SyncCGPを選択して出てきたダイアログをOKすると完了
これで自分のアドレス帳をサーバに同期できる
同期するアドレス帳は英数字で命名すること
■上記設定を利用した共有アドレス帳を実現
上記方法で共有したいアドレス帳をサーバに同期する
pronto! UIでCommuniGate Proにログインしてnewbookに共有設定をする
共有したいユーザでpronto!ログインして共有設定
共有したいユーザのThunderBirdを起動する
上記方法と同様にしContact FolderでIMAP上の共有されたnewbookを指定
on sync conflict:をUse Server Versionに変更
Save to IMAP Folderにチェックがないことを確認してOK
これで共有アドレス帳がローカルに同期される
ThunderbirdとCommuniGate Proでアドレス帳共有 http://blog.isnext.net/issy/archives/758 #communigate #thunderbird
ThunderbirdとCommuniGate Proでアドレス帳共有 http://blog.isnext.net/issy/archives/758 #communigate #thunderbird