■ [webcam]某FlashベースWeb会議システム検証結果覚え書き
とあるFlashベースのシステムを検証する機会があったので覚え書き。少人数ならまずまず使えるが同時接続点が6カ所超えるといろいろと考慮すべき点がある。
思ったより使えると思っていたのだが、人数が増えるとやはり処理能力がモノを言うようで細かいケアが必要になることがわかった。特にノイズは大きな問題で、カメラやインカムの選び方は重要。感度も製品により大きく異なるので結局安いモノは避けた方がいいということなのかもしれない。
■ [webcam]某FlashベースのWeb会議システムリベンジ
先日同時多拠点接続で実用に課題のあった同じシステムを、PCとWebカメラを刷新してリベンジマッチ。
前回の構成と平均遅延時間
Celeron 800MHz NotePC
CMOS 30万画素 WebCam
インカム&集音マイク&スピーカ
2〜5秒
今回の構成と平均遅延時間
PentiumM 1.5GHz NotePC
CCD 30万画素 WebCam
インカム(エコーキャンセル付き)
0.2〜0.5秒
PCスペックとカメラ&インカムを変更しただけで、それ以外のサーバ機材とネットワーク環境は全く同じにも関わらず、体感は次元の違うものになった。Flashベースのこのシステムでは画像処理エンコードにかなりのCPUパワーが必要なようで、CPUを上げたことで思った以上の効果が出たようだ。各拠点の担当女性に試用してもらったのだが、前回の試験と違い話題がはずむこと!遅延がない&画質が多少よいってことは、こんなに人のコミュニケーションを変えるものかと思う。結局1時間半の試験中大きなストレスを抱える事なくコミュニケーションをつなげることができた。音声品質や同時性の観点から多人数会議を行うためには、議事進行者に少々スキルが要求されるものの、十分にコミュニケーションをなしうると判断。試用してもらった女性らは、毎日拠点間ミーティングを開いてもいいくらいだと評価してくれた。あとは決裁権限者にどうアピールするか。
ちょうどvSkypeもβリリースされているようだし、そちらも試してみようと思う。無料で使える同時接続は4カ所までのようだが、画質もよいという評判なのでそれはそれで別の用途で利用できるかもしれない。