wordpressの管理ページの一部が開けない対処

■wordpressの管理ページの一部が開けない対処
wordpressのコンテンツをSL5.9からSL6.5のサーバに移行したら、通常ページは問題なく動作するのに、管理ページの一部のみが表示できない(真っ白になる)問題が発生した。

WP_DEBUGにもmessegaeにもapacheのerror.logにも何もでないのでおかしいなぁと思っていろいろ調べてみると、どうやらphpのcache系でそういう現象が起きることがあるらしい。eAcceleratorを入れていたので.htaccessでキャッシュを無効化したところ適切に表示できるようになった。

やったのは以下。
[code]
# vi /var/www//wp-admin/.htaccess
php_flag eaccelerator.enable 0
php_flag eaccelerator.optimizer 0
[/code]

エラーがうまく出てこない時にはとりあえず試してみるといいかもしれない。

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■CentOS6.2環境に最新のphp5.3.10を導入するメモ
 CentOS6.2環境に最新のphpを導入するため試行錯誤したメモ。導入するリポジトリはIUS Community Projectのもの。同ProjectはPHP,MySQLの最新版をRH6系ディストリビューション向けに提供することを目的としている。現在本家のドキュメントと導入方法が結構異なっているのでメモしておく。

■IUSリポジトリの導入
 リポジトリインストール用のrpmパッケージが用意されていないので以下の手順で導入する。RH5系と違ってepelは必須になっていない模様。
[code]
# vi /etc/yum.repos.d/ius.repo
[ius]
name=IUS Community Packages for Enterprise Linux 6 – $basearch
#baseurl=http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/6/$basearch
mirrorlist=http://dmirr.iuscommunity.org/mirrorlist?repo=ius-el6&arch=$basearch
failovermethod=priority
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/IUS-COMMUNITY-GPG-KEY

# cd /etc/pki/rpm-gpg/
# wget http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/IUS-COMMUNITY-GPG-KEY

# yum update
[/code]
■phpの入替え
 yumのreplaceプラグインを利用して一気に入替えを行う。
[code]
# yum install yum-plugin-replace
# yum replace php –replace-with php53u
[/code]
これでphp5.3.10にリプレースされる。
インストール可能なrpmパッケージの一覧はここから参照可能。
http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/6/

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■Scientific Linux 5.6にphp5.2.xを導入するメモ
 Scientific Linux 5.6に標準導入されるのはCentOS5.6同様にphp5.1.6になるため、最新のWordPress3.2.xが動作できない。そこで5.2.x系の最新版を導入する(カスタマイズしたSNSアプリがphp5.3対応未完のため)。導入するリポジトリはIUS Community Projectのもの。同ProjectはPHP,Python,MySQLの最新版をRH系ディストリビューション向けに提供することを目的としている。いずれ5.3系にする場合にもメリットがあると思われるので導入することにした。

■IUSリポジトリの導入
 epelのリポジトリを同時にインストールする必要があるのでSLの設定で利用したyum-conf-epel-5-1を削除してから、IUSリポジトリをインストールする。詳細な説明は本家のガイドを参照。
[code]
# yum remove yum-conf-epel-5-1
# wget http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/5/x86_64/ius-release-1.0-8.ius.el5.noarch.rpm
# wget http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
# rpm -Uvh ius-release*.rpm epel-release*.rpm
# yum update
[/code]
■phpの入替え
 yumのreplaceプラグインを利用して一気に入替えを行う。epelからphp-eacceleratorを導入している場合、依存性欠如で削除されてしまうため注意が必要。
[code]
# yum install yum-plugin-replace
# yum replace php –replace-with php52
[/code]
■eAcceleratorをインストールする
 sourceforge.netから最新のeaccelerator-0.9.6.1.tar.bz2をダウンロードしておく。インストール手順の詳細はこちら

事前準備
# yum install php52-devel gcc

コンパイルインストール
[code]
# tar jxvf eaccelerator-0.9.6.1.tar.bz2
# cd eaccelerator-0.9.6.1
# phpize
# ./configure
# make
# make install
[/code]
設定ファイル作成
[code]
# vi /etc/php.d/eaccelerator.ini
 extension=”eaccelerator.so”
 ;zend_extension=”/usr/lib/php/modules/eaccelerator.so”
 eaccelerator.shm_size=”128″
 eaccelerator.cache_dir = “/var/cache/php-eaccelerator”
 eaccelerator.enable=”1″
 eaccelerator.optimizer=”1″
 eaccelerator.check_mtime=”1″
 eaccelerator.debug=”0″
 eaccelerator.log_file = “/var/log/httpd/eaccelerator_log”
 eaccelerator.name_space = “”
 eaccelerator.filter=””
 eaccelerator.shm_max=”0″
 eaccelerator.shm_ttl=”3600″
 eaccelerator.shm_prune_period=”0″
 eaccelerator.shm_only=”0″
 eaccelerator.compress=”1″
 eaccelerator.compress_level=”9″
 eaccelerator.keys = “shm_and_disk”
 eaccelerator.sessions = “shm_and_disk”
 eaccelerator.content = “shm_and_disk”
 ;eaccelerator.allowed_admin_path = “”
[/code]
キャッシュディレクトリ作成
[code]
# mkdir /var/cache/php-eaccelerator
# chmod 0777 /var/cache/php-eaccelerator
[/code]
apache再起動
# apachectl graceful

phpinfoで有効になっていることを確認する

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