MacOSXで.m2tsをmp4変換

■MacOSXで.m2tsをmp4変換
 動画編集のため、FullHDカメラで撮影した.m2tsファイルをUSB外付けHDで渡されたのでiMovieで取り込もうとしたところiMovie09では取り込むことができなかった。iMovie08までは時間はかかったものの、できていたはず…と思っていたのだが、とりあえず作業のためmp4に変換することに。
 .m2tsファイルをMacで扱う選択肢は少ないが、今回はHandBrakeのNightlyBuildで変換することにした。正式なリリースではないので全てのケースでうまくいくかわからないが、今回はうまく変換できたのでOK。8コアフルに使ってかなり高速で変換してくれるので非常に助かる。使ったのはHandBrake-svn3428-MacOSX.5_GUI_x86_64.dmg。

HandBrake Nightly Build
http://build.handbrake.fr/job/Mac64/

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SNS用高C/P CentOSサーバの構築

■SNS用高C/Pサーバの構築
 現在さくらインターネットで運用しているSNSサーバの維持運用が、データ量やネットワークトラフィック、支払い金額のバランスで厳しくなってきたため、自宅運営のネットワークに移転できるよう専用サーバを構築する。構築条件は現状からスペックを大きく落とすのは厳しいため、以下のように設定する。

現状のサーバ
  NEC i120Ra-e1 QuadCore Xeon 2CPU
  CPU Intel Xeon L5410 2.33GHz x2
  メモリ 8GB
  HDD 750GB RAID1
  回線 10M共有回線
  年間費用 48万円

移行後のサーバ
  自作PC Core i7 860 2.8GHz
  メモリ 8GB
  HDD 500GB 以上(一部SSD)
  回線 Bフレッツ100M共用
  年間費用想定 12万円(ハード込み)

 物理8コアから論理8コアへ、メモリは現状維持、HDDはRAIDを行わない代わりに同居他サーバにバックアップを取得する。SNSデータのパフォーマンス確保のためSSDを導入する。SSDは1年に1回入れ替えを想定する。

■構成パーツ
ケース
 Antec NSK3480 ¥10,979(380W 80PLUS電源付)
CPU
 Intel Core i7 860 BOX ¥27,090(リテールクーラー利用)
マザー
 ASUS P7H55-M ¥7,980
メモリー
 Team DDR3 SDRAM PC3-10600 2Gx2 ¥8,750 x2(合計8G)
HDD
 Hitachi HTS725050A9A364 ¥6.750(2.5インチ 500G)
SSD
 PQI X-25M 約2万(手持ち流用 2.5インチ 80G)
VGA
 GIGABYTE GV-NX62TC256D8 ¥2,180(中古)
その他
 マウンタ等 ¥2,780

合計金額 約9.5万円相当

■消費電力削減の過程
 上記の通りCore i7を採用したため、消費電力に対するパフォーマンスは相対的に優れた構成になっているが、当初これらを組み上げた際はVGAがSapphire ULTIMATE HD4670(RADEON 4670 ファンレス)だったためか、USBメモリから起動したUbuntu10.04で消費電力をワットチェッカーで確認したところ、かなり大きな値を示した。そのためファンレスVGAを交換することでどれくらい消費電力が変わるのか確認してみた。(P=ピーク/I=アイドル)

 Sapphire ULTIMATE HD4670 (RADEON 4670) P 112W / I 54W
 MSI RX1600XT-T2D256EZ (RADEON X1600XT) P 103W / I 43W
 GIGABYTE GV-NX62TC256D8 (GeForce 6200TC) P 93W / I 32W

 GF6200TCは低消費電力重視で設計されたチップということもあり、ファンレスのボードであるだけでなく、ヒートシンクの小ささも特徴になっている。じゃんぱらで見つけた時にはどれくらいW数が下がるのか興味深かったが、GF6xxx系は比較的消費電力が大きいシリーズと言うことだったので、それほど期待しすぎてはいけないと思っていた。ところが実際計測してみると、さすがに低消費電力を謳うだけあって、当初より20W近い低減が可能になり、とても効果は高かった。

■静音性
 静音性能が比較的高いAntecのケースを利用したこともあり、ほぼ無音に近い(近接していればわからなくはないが、1m離れるとほぼ聴こえない)マシンとなった。深夜でもエアコンの音の方が大きくマシンの動作音は全くわからないほど。

■CentOS 5.5 64bitの導入
 CentOS 5.5 x86_64のnetinstall.isoをダウンロードして、USB CD/DVDドライブで起動してインストールを試みるも、なぜかi386のパッケージを要求するためx86_64のパス指定ではエラーになりインストールが不可能。大丈夫かCentOSのメンテナ…。
 仕方がないのでx86_64インストールDVDをダウンロードして、こちらからインストール。今度はうまく行き8コア、8Gメモリ、ネットワークも問題なく認識動作。SNSサーバとしての構築プロセスは別途記事にする予定。

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