■UTM専用マシンの静音化
以前書いた以下のエントリーの続き。夏から稼働させるネットワーク用のUTMとして試験的にEndian UTMで常時稼働させる前提で考えた際に、電源とCPUファンが近接しすぎていることによるノイズが(比較的耳障りでないとはいえ)やや気になったので、ACアダプタ化することで静音化したメモ。
UTM専用マシンを低予算で組む(Astaroのインストール)
http://blog.isnext.net/issy/archives/232
■ACアダプタ化キット 日本PCサービス SRD2D080SATA2-24
購入したのは日本PCサービスのSRD2D080SATA2-24。テクノハウス東映で7880円。1000円安価なSRD2D080V21-24と少し悩んだが、5VSBでのPEAKの値が2.0Aと3.0Aと差があり、気持ち余裕のある値の大きいSRD2D080SATA2-24にしてみた。常時起動前提なのであまり問題ない気もするが、少しでも電源が安定してくれる方が安心感がある。
このキットのコネクタ構成はMX1202-BK付属のSFX電源とほぼ同じなので、延長や分岐用ケーブルは不要だった。(電源を取り外したバックパネルの穴はダンボールをカットしてはめ込み)
電源の詳細は以下へ。
http://pc.j-pcs.info/cn12/SRD2D080SATA-24.html
■現状の構成
ケース:岡谷 MX1202-BK Mini-ITX
電源:日本PCサービス SRD2D080SATA2-24
マザーボード:Intel DG41MJ LGA775 Mini-ITX Giga Ethernet RTL8111D
CPU: Intel Celeron DC E3400
メモリ:PQI DDR2-800 1G x2
HDD:Western Digital WD800BEVT
PCIカード:Corega CG-LAPCITXY 100M Ethernet RTL8139D
この構成でSFX電源使用時に最大52W 常時31W程度となっていたものが、最大54W(起動時各種プロセスが起動中の時)常時26Wとなった。常時使用電力が5Wも下がったのは非常に大きい。使用電力量からACアダプタ化しても大丈夫ではないかと推測して今回試してみたが、動作にも問題なく音もほぼ無音(Intelのリテールクーラーは非常に優秀)になったことで効果はとても大きかった。
これだけ静かでパフォーマンスもそこそこ出るようだと、メンテナンス用サーバにもう1台組んでみたいと思ってしまう。