■Android/iPhoneで無償利用可能なExchangeサービス
 iPhoneやAndroid端末でActiveSyncやリモートワイプの試験ができる環境を調べたメモ。完全無料はCodenameのみ。後はトライアルにて期間限定で無料利用が可能。法人契約前提のサービスも多いので要確認。料金はActiveSync/リモートワイプが可能な契約内容の料金とした。2010/3/8現在の調査結果。

■Codename(Exchange2007 無料 3ヶ月毎に継続手続き必須)
 サービス:ActiveSync可/リモートワイプ可
 初期設定:0円
 月額料金:0円(1ユーザからOK)
 容量:25M
 http://codename.win1.jp/default.aspx
 ※ワイプはOWAでアクセスして実行する

■アイル Exchange (Exchange2003? 14日無料トライアル可能)
 サービス:ActiveSync可/リモートワイプ可
 初期設定:1575円
 月額料金:890円(1ユーザからOK)
 容量:3G
 http://home.isle.ne.jp/service/apps/exchange/support/trial.html
 http://home.isle.ne.jp/service/apps/exchange/index.html

■Livestyle Exchange2007 E-standard(Exchange2007 30日間無料トライアル可能)
 サービス:ActiveSync可/リモートワイプ可
 初期設定:1680円
 月額料金:1680円/ユーザ(1ユーザからOK)
 容量:1G/ユーザ
 http://www.live-style.jp/price/Pages/default.aspx
 http://www.live-style.jp/exchange/Pages/default.aspx

■KDDI Business Outlook (Exchange2007 14日間無料トライアル可能)
 サービス:ActiveSync可/リモートワイプ不明
 初期設定:0円
 月額料金:980円/ユーザ(1ユーザからOK)
 容量:1G/ユーザ
 http://www.kddi.com/pub/outlook/application/free.html
 http://www.kddi.com/pub/outlook/index.html

■Microsoft Exchange Online Standard(Exchange2007 30日間無料トライアル可能)
 サービス:ActiveSync可/リモートワイプ不明
 初期設定:0円
 月額料金:522円/ユーザ(5ユーザから契約可能)
 容量:25G/ユーザ
 http://www.microsoft.com/japan/online/trial.mspx
 http://www.microsoft.com/online/ja-jp/exchange-online.mspx

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■Android用DLNAクライアント動画再生比較検証3
 前回の検証で「Twonky Mobile – FREEを除いて全てのアプリが動画再生を標準の動画プレイヤーアプリに任せる」ということが判ったので、動画プレイヤー自体を3rdParty製のものを導入して再生可能な範囲が広がるのか実験してみた。今回もAndroid端末により再生可能結果が違うこともわかったので、比較のためNexusOne(CyanogenMod7 RC1)とGalaxyTab((Froyo XXJK5)の結果を併記することにした。今回検証したプレイヤーアプリは以下。DLNAクライアントはskiftaを、DLNAサーバはMacOSX上のPlaybackを利用。

 最新の記事はこちら
 Android用DLNAクライアント動画再生比較検証5
 http://blog.isnext.net/issy/archives/1077
 Android用DLNAクライアント動画再生比較検証4
 http://blog.isnext.net/issy/archives/939

・mVideoPlayer
 http://www.appbrain.com/app/mvideoplayer/afzkl.development.mVideoPlayer
・VPlayer (Free Trial)
 http://www.appbrain.com/app/vplayer-(free-trial)/me.abitno.vplayer
・RockPlayer Lite
 http://www.appbrain.com/app/rockplayer-lite/com.redirectin.rockplayer.android.unified.lite
・millmo Media Player
 http://millmo.net/media/index.html

再生検証に利用したファイルは前回同様以下。

 A) 1280×720 H.264 AAC mp4
 B) 1920×1080 H.264 AAC mp4
 C) 640×480 H.264 mp3 avi
 D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv
 E) 640×480 DivX mp3 avi
 F) 640×480 Xvid mp3 avi
 G) 1280×720 x264 AAC mkv
 H) 480×272 H.264 AAC mp4
 I) 426×320 H.264 AAC mp4

■mVideoPlayer
 NexusOne:HIのみ再生可能
 GalaxyTab:ABのみ再生可能

■VPlayer
 NexusOne:全て再生自体は可能 但し、ABGはコマ落ち音ズレ、Eは絵が粗い
 GalaxyTab:全て再生自体は可能 但し、BGはコマ落ち音ズレ

■RockPlayer Lite
 NexusOne:D除き再生自体は可能 但し、ABCGはコマ落ち音ズレ
 GalaxyTab:D除き再生自体は可能 但し、ABGはコマ落ち音ズレ

■millmo Media Player
 NexusOne:HIのみ再生可能
 GalaxyTab:ABのみ再生可能

■まとめ
 実際には他にもarcMedia・yxPlayer・seamanPlayer等いくつか動画プレイヤーを試したが、Skiftaから再生先を選択再生できたのは上記のものとなった。結果としてmVideoPlayerとmillmo Media Playerは標準の動画プレイヤーと同じものしか再生できず。VPlayerとRockPlayer Liteはavi系は比較的良好に再生できた。wmvについてはVPlayerのみとなるが、VPlayerでも24FPSを超えるwmvファイルはうまく再生できないケースがあった。
 今回の実験からAndroid環境でDLNAの再生環境としては、Skifta+標準プレイヤーとSkifta+VPlayerの組み合わせが現状低コストで利用可能な最善の選択だと考えられる。これまでのテスト結果からAndroid端末の実装状態によって同じソフトウェアを利用した場合でも再生可能な動画が異なるため、全ての端末でのベストプラクティスには成りえないが、一応の目安として考えてもらえるといいと思う。

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■b-mobile Light Tab 簡易レビュー
 昨日から発売になった日本通信のZTE製7インチAndroid2.2タブレットLight Tabを、ヨドバシ秋葉原店で見てきましたので、簡単にレビューしたいと思います。土曜だったこともありかなり店内は混雑していましたが、IDEOSの時のように順番を待つことはなく、比較的余裕を持って見ることができました。日本通信の説明員の方もIDEOSの時よりもとても慣れていらっしゃっていろいろとお話を伺うことができました。

 ハードウェアはGalaxyTabとかなり近似したサイズで横幅が1cm小さく気持ち厚い感じ。重さもあまり変わらず幅が小さいのでGalaxyTabより少し持ちやすい印象です。一番気になっていた液晶ディスプレイ部は抵抗膜方式にしては思ったより見やすい印象です。E7001のように明らかに抵抗膜のためヤワになって前面がタッチした部分でへこむようなことはなく、一見した印象は静電方式かのようにしっかりした堅めのスクリーン表面になっていて品質的には悪くありません。タッチパネルの精度はシングルタップもダブルタップもフリックも思った以上に良好でした。Android2.2ということもあるのか、非常に操作は快適に感じました。使っていて抵抗膜方式であることを忘れてついピンチズーム操作をしてしまうようなことが度々ありました。もちろんマルチタッチには対応していないので、ピンチズーム操作はできません。7インチで800×480の画素数だけに少し粗い印象はありますし、液晶品質自体もそれほど高くは感じませんが、実用には十分だと思われました。むしろ導入されている標準日本語フォントが丸ゴシックになっており、ブラウザやメニューなど日本語がとても読みやすくなっているため、液晶の粗さをうまくカバーしてくれていると思いました。

 Light Tabはバッテリーが交換できるようになっており裏ぶたを開けることができます。最初起動前に必ず裏ぶたを開けて保護シートを外す必要があるので、購入したら誰でも一度は裏ぶたを外すことになるのですが、最初はかなり開けにくいので注意をする必要があるそうです。SIMやMicroSDはバッテリーを外したところに挿入口があり、SIMはかなり取り外しがしにくい仕様になっているので、セロテープなどで引っ張り出す必要があるとのことでした。実際に作業を見せていただきましたが、慣れている説明員さんでも結構裏ぶたを開けるのが大変そうでした。この辺の使い勝手は低価格製品ぽさを醸し出しているようです。

 一応起動時間も測定したので乗せておきます。
 電源押し→2秒→ZTE中興ロゴ→7秒→ドロイド君画像→15秒→
 アンドロイドロゴ→16秒→ロック画面(合計約40秒)

 結構起動が早くびっくりしました。ロック画面表示前に一部ホームアイコンが表示される間があってからロック画面になります。ロック画面解除はすぐに動作できる状態になっているようです。最初に大きく表示されるZTE中興と言う社名ロゴがなかなかポイントになりそうかなと感じたのですが、説明員さんによるとやや引く人もいるようですが、一部の方はむしろワクワクすると言って楽しんでくれているとのことで、ちょっと面白いなぁと思いましたw

 導入されているAndroidバージョンは2.2、カーネルバージョン 2.6.32.9-pref zte-kernel@Zdroid-SMT、ベースバンドバージョン V9B01、ビルド番号は FRY_JCI_V9V1.0.0B01でした。カーネルはSoftBank Libero 003Zと同一です。試用機は実際に販売されているのと同一とのことでした。日本語入力はiWnn IMEでバージョンが iWnnIME Ver.2.0.2.jp-ZTE-01となっていました。ホーム画面は一応ZTEによるカスタマイズ版になっていますが、あまり凝ったものでなくかなり素のAndroid2.2に近いものだと思いました。抵抗膜方式でもうまく動作するように調整がされているのか、意外と快適に操作することができました。003Zでも感じましたが、ZTEはCPUスペックは決して高くないマシンでもうまく動作するようチューニングをする技術に長けているように思います。公式ページによるとCPUはARM V6 600Mhzとのことですが、それほど遅いようには感じられませんでした。リソース表示画面でメモリが合計420.55Mと表示されていたので、実質512M搭載されているようです。これが快適さの理由かもしれません。

 実際にb-mobile U300を入れた状態でブラウザ等の動作を確認させていただきましたが、テキスト系中心のサイトではとても快適にブラウズ可能です。画像などのデータが多いところは少し待つことはあります。GoogleMapなどはやはり画像のロードに時間がかかるようでやや待たされ感があるという感じでしょうか。この辺りは速度上限の影響を受けますね。このタブレットには3G対応ということもあり、ちゃんとマーケットアプリが導入されているので、アプリケーションの導入は容易です。ちなみに試用機には3rdPartyアプリは入っていない素の状態でした。

 説明員さんによると、IDEOSほど爆発的に売れてはいないが、ビジネスマンの方が複数台まとめて購入されることも多く、バッテリー稼働時間が長い(連続3Gデータ通信時間10時間!)ことからカバンに入れてテザリング利用のための機体として売れているようだとのことでした。確かにSIMフリーで3G接続10時間はなかなかのスペックです。交換バッテリーの単体発売はまだ未定のようですが、それも入手できるようになれば稼働時間は更に容易に延ばせるようになりますし、これはなるほどと思いました。Androidタブレットとして39800円は少し厳しい値段かなと感じましたが、そういう観点であればアリかなとも思います。個人的には実際に使ってみて、スペック表から受ける印象とは大きく異なり、用途を絞ればかなり使える端末という評価に大きく変わりました。それでも自分で購入することを考えると39800円の価格設定は微妙…29800円ならヒット、24800円なら大ヒットかなと思います。GalaxyTabが安くなっていたり、iPadが安くなっている時期だけに価格設定はかなり難しいところですね…。

 b-mobile U300は販売開始当初からNexusOneで利用しましたが、日本通信は本当に面白い試みをしてくれます。今回のタブレットも最初はなんでこんなスペックのものを今更…とか思っていましたが実機を触ってみると意外にも好印象でした。GalaxyTabを持っているので今回は購入検討対象ではないのですが、こうした面白い製品をこれからもぜひがんばってリリースして欲しいと思います。

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■au htc EVO WiMAX ISW11HT 簡易レビュー 改訂版
 KDDIデザイニングスタジオで触ってきたEVOのタッチパネルがあまりに酷かった件について、充電ケーブルを外して操作すると問題が解決するという情報をいただいたので、本日3/3昼過ぎに速攻で再レビューのためデザイニングスタジオに行ってきました。そして実際に充電ケーブルを挿している間だけ問題が発生し、抜いた時点で解消することを確認しましたので、先のレビューを全面的に改定したいと思います。この事象についてはデザイニングスタジオの説明員の方に説明し、展示上「操作時は充電ケーブルを抜いてお試しください」など注意書きを置いてもらう等改善の依頼をしました。早速検討しますと言っていただけたので、近日何かしらの対応がされると思います。充電ケーブル接続中にタッチパネル動作が不安定になるのは試作バージョンだからかもしれないとおっしゃっていました。リリース版では改善される可能性はありそうです。

 3/27 EVOの新ビルドを確認したのでレビューを追加しました。
 充電ケーブルに関するタッチ不具合が改善されていることを確認しています。合わせてご確認いただければと思います。
 au HTC EVO WiMAX ISW11HT 更新ビルド レビュー
 http://blog.isnext.net/issy/archives/907

 4/6 EVOの製品版ビルドと思われるバージョンを確認したのでレビューを追加しました。
 au HTC EVO WiMAX ISW11HT 製品版ビルド? レビュー
 http://blog.isnext.net/issy/archives/953

 ということで、改めて充電ケーブルを抜いた上でのレビューを先の内容と合わせて修正したレビューをいたします。旧バージョンは本文の修正をしないまま、続きを読む以下に掲載しておきます。

 デザイニングスタジオでは入口入って右奥のカウンターのところに4台のEVOが展示されていました。どれもEVOの最大の特徴であるWiMAXで接続されており、いくつかはWiMAXテザリングがonの設定になっている状況でした。WiMAX接続時には通知バーにWXという文字にアンテナ感度を示すWi-Fiと同じような扇型のアイコンが重なるように表示されて、一目でWiMAX接続中だとわかるようになっています。WiMAXテザリングの場合にはWXの文字に横に広がる波形のアイコンが表示されます。たしかにブラウザ等の読込み自体はかなり高速でWiMAXの快適さがよくわかります。またテザリング中にWiMAX接続をオフにすると、テザ接続中の端末がいる場合自動で3Gテザリングに切り替えて接続し直す様子が通知バーで確認できます。これは素晴らしい機能だと思いました。EVOではWiMAXはKDDIがUQのMVNOとして自動的に契約先となるため、他のWiMAXプロバイダのアカウントは利用できないようです。説明員さんも確定かどうかわからないとされていましたが、現時点では他社のアカウントを利用可能とは説明されていないそうです。設定メニューの「無線とネットワーク」には「WiMAX設定」という項目があり、「タップするとWiMAXサービス」というアカウントを設定できそうな項目はあるのですが、WiMAXがオンでもオフでもグレー表示でクリックしても何も反応せず、KDDI以外のWiMAXプロバイダを選択することができませんでした。これは少し残念でした。

 せっかくなので手持ちのNEC製WM3500R/UQ契約の接続と速度の比較をしてみました。NexusOneをWiFiでテザリング接続して、Xtremelabs Speedtestで「EVOで2回WM3500Rで2回計測」を2回繰り返して、その平均値を取ったところ以下のような結果になりました。

 WM3500R:Down 2331.4Kbit/s MAX 2338.2Kbit/s :Up 1915.0Kbit/s MAX 2140.6Kbit/s
 EVO WiMAX:Down 2706.7Kbit/s MAX 2709.4Kbit/s :Up 1997.8Kbit/s MAX 2193.0Kbit/s

 ダウンロードはEVOの方が約15%、アップロードも4%ほど速いという結果になりました。テストでは3つの機器を同じ展示卓上に置いてテストをしています。EVOは満充電状態で、WM3500Rはファームが1.0.2で充電が1/3以下くらいの状態(帰宅途中でバッテリ切れになったため)でのテストです。WiFiのn/g/bのいずれで接続していたのかはわかりません…。NexusOneでリストされたアクセスポイントを指定してお任せで接続しています。一応EVOの方がCPUが強力なためか少し速かったようです。少なくともUQ契約とKDDIのMVNOで速度的な差はなさそうということがわかります。これでUQ解約してEVOにするか悩む要素が少し減りました。

 ハード面では4.3インチWVGAの液晶はDesire HDと比較しても遜色なく、発色はやや大人しい印象があるものの、十分に精細感のあるキレイな液晶だと思います。タッチスクリーンは充電ケーブルを繋いだ状態では、ダブルタップやフリックの操作を無視するなどとても動作が不安定で使い物にならないのですが、一旦充電ケーブルを抜いて使ったところ、タッチミスもほとんどなく、サクサク快適に操作することができました。その快適さはNexusOneの2.2を上回る追従性応答性であると感じられました。念のため再度充電ケーブルを繋ぐとまたタッチミスが頻発するので、現状これは不具合と認識すべきものだと思いました。EVOを試用する際には必ず充電ケーブルを抜いた状態でお試しされることを強くオススメします。

 液晶下部にあるタッチ式ボタンは左から「ホーム・メニュー・戻る・検索」となっており、どれもタッチ無視等はなく快適に操作することができました。端子類はとてもシンプルで左側面には何もなし、右側面にはボリュームキーのみ、下部にはHDMIとMicroUSB、上部にはイヤホンジャックと電源ボタンとなっています。背面カバーはマットな手触りで非常に持ちやすく好感触です。スクリーンが大きいことで本体幅も大きく厚み重さもそれなりにあるのですが、持ちやすさという点では片手親指でできることはやや限定的ですが、成人男性であればあまり大きな問題はないのではないかと思います。

 起動時間は以下のような感じでした。
 電源オン→7秒→Android auロゴ→19秒→htcロゴ→20秒→ロック画面(合計約46秒)

比較的速い数値ではありますが、ロック画面表示後壁紙表示に更に4秒、HTC Senceはロック解除後更に読込みで10秒ほどかかるため、実際には1分近くかかると考えた方が適切だと思います。こういう点ではDesire HDの高速起動の解決アプローチはとても有効な方法なんだなと実感します。

 Androidのバージョンは2.2.1、カーネルバージョン 2.6.32.17-g5b49f89 htc-kernel@and18-2 #2、ベースバンドバージョン 2.15.00.02.18、ビルド番号 1.02.970.1 CL337213 test-keys、htc独自項目としてソフトウェアの番号 1.02.970.1、ブラウザバージョン Webkit 3.1、PRIバージョン 2.10_01C、PRLバージョン 01001となっています。HTC Senceのバージョンは1.6になるそうです(Desire HDは2.0)。案の定htc版のAndroid2.2は設定にデバイス管理者の項目がなくなっていたり、項目の配置が標準と相当異なっていたりと、かなりカスタマイズされていることが確認できます。日本語入力は iWnn IME for HTC Ver.1.40-HTC43i-09とこちらもHTC用にカスタムされていることがわかります。

 充電ケーブルを抜いた状態で利用するブラウザはとても快適で、WiMAXでの接続と合わせてページのロードはとても速いと思います。複雑なレイアウトのページはさすがにやや重く感じますが、ピンチズーム等の操作もテキスト再配列の一拍はありますが、NexusOneの2.2よりも快速でキビキビとした動作に感じます。Flashの再生にも対応していますが、WiMAXのおかげで読込みが速いため、あまり待ち感がありません。それでも大きなFlashデータはブラウザの全体動作に影響するので、基本は設定でオンデマンドにしておくことをおすすめします。

 今回充電ケーブルの接続状態で動作に大きな差があることがわかったことで、適切な状態で試用してみることができました。最初に情報くださったタカヒロさんや、追加情報をくださった多くの皆さんに感謝いたします。EVOは手持ちのNexusOneと比較しても大画面で見やすく非常にレスポンスのよい端末なので、国内独自サービスが必要でない場合には十分オススメできる端末だと思います。au ICカードに対応していないのでガラケと差し替えで利用できないというデメリットはありますが、それを補って余りあるWiMAX/3Gのテザリング対応という魅力もありますので、対応エリアの方にはコスト面からもお得でいいのではないでしょうか。

 個人的にHTC Senceを導入した端末が必要になっていたことと、NexusOneをソフトウェア動作検証専用にしたいと思っていたので、WiMAXの既存契約部分をよく検討してコスト面の調整をした上で、EVOの購入を積極的に進めようと思います。EVOは電池持ちも心配されていますが、既に常にモバイルバッテリーを持ち歩いているので、こちらはあまり心配はしていません。WiMAXの契約がKDDIオンリーでなくUQアカウントが使えたらいいなぁと言うところがやはり残念に感じます。WM3500Rが死蔵されてしまうのはもったいない…。ともかく、まずはEVOのリリースを楽しみに待ちたいと思います。

 個人的にメイン端末にする可能性もあるので、念のためイヤホンジャックの音質も確認しておきました。普段スマホで使っているのはVictorのHA-FXC71-Bで、量販店で6000円以下という価格の割に遮音性も高く音漏れも少なく、1万円以上するヘッドホン並にとてもいい音で鳴ってくれます。小さい音量ではやや痩せた音に感じますが、ある程度音量を上げるととたんに化ける面白い製品です。これでiPhone3GS、NexusOne、GalaxyTab、EVOと比較してみました。確認方法は普段良く聴く曲を自サイトにmp3でアップロードしておき、端末からブラウザでアクセスして同じ音源を再生するというやり方をしてみました。個人的にはEVOは十分音楽プレイヤーとしても楽しめる品質だと思いました。ヘッドホンとの相性や音質には好みもあるので試聴感覚の個人差は大きいと思いますし、うまく伝えられるものでもないとは思いますが一応参考までに違いを表現しておきます。

 iPhone3GS:華やかで全体にバランスのいい音。女性ボーカルがいい。iPhone向けにチューンされてる?
 NexusOne:高音が抑えられ低音にウェイトのある落ち着いた音。華やかさが失われる。
 GalaxyTab:全体に奥まったようになり音圧が低い印象。音場も狭くなりギュっと詰まった感じ。
 EVO:iPhoneより華やかさが減るが音場広く音の線が少し太く力強くなる印象。ボーカルが気持ちいい。

 以上で現時点のEVOのレビューは全てになります。
 たくさんの方にご覧いただき本当にありがとうございます。

 旧バージョンのレビューではお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした。基本的にネガキャンするつもりはなく、自身の体感した事実を書いたのですが、もう少し事象の検証と回避方法の検討を考慮すべきだったと思いました。以下に自戒を込めて旧バージョンを残しておきます。

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■au XOOM TBi11M KDDIデザイニングスタジオ版 簡易レビュー
 今日からKDDIデザイニングスタジオで展示されたAndroid3.0リファレンス端末 Motorola XOOM TBi11M Wi-Fiを触ってきました。まずは先に書いておきます。Optimus Padより断然動きが良くびっくりしました。ハードウェアスペックはそれほど大きな差はないしAndroidのバージョンも同じなのに、なぜこんなに印象が違うのかと驚いてしまいました。そして重さも明らかにXOOMの方が重いにも関わらず、Optimus Padほど重さを感じませんでした。デザイニングスタジオではXOOMは2Fに展示されており、ソファに座りながら試用する(15分制約付きでした)というスタイルになっていて、ドックも用意されているなど、日常の使い方を意識した展示方法だったことが、安心感や安定感を醸していたのかもしれません。この展示方法は非常に巧いやり方だなと思いました。本当にXOOMがより快適に感じられた理由は、Motorolaのインテグレーションや重量配分バランスが優れているせいかもしれませんがw

 前面の10.1インチの1280×800液晶ディスプレイは非常に精細感のあるキレイな発色ですが、この端末もやはり指紋が目立つのが残念な感じです。指操作するタブレットである以上避けられない問題ではあるのですが、何か対策しないのかとちょっと不思議な感じがします。前面にはボタン類はありません。液晶画面内のアクションバーにて「戻る・ホーム・メニュー」のボタンを操作することになります。背面はやわらかくラウンドしたフォルムでマットな手触りに仕上げられていて持った時に滑りにくくなっています。カメラとLEDライト等に並んで電源ボタンが背面右上にあるのがちょっと面白いところです。Android端末で背面に電源があるものは初めて見るような気がします。(前面から見て)左側面上部にボリュームキー、右側面にはなにもありません。下部にHDMI・MicroUSB・充電端子・イヤホンジャック(たぶん)が並んでいます。ドックに接続する際にはMicroUSBと充電端子が接続されるようになっています。上部にはMicroSDスロットとSIMスロットがありました。MicroSDが使えるようにする予定はあるようですが、SIMスロットは日本では使わないためリリース時にどうなるかはわからないということでした。

 起動時間は以下のような感じでした。
 電源オン→4秒→Motorola Dual Coreロゴ→21秒→Android auロゴ→19秒→ロック画面(合計約44秒)

最初説明員さんから20秒くらいで起動しますよと言われてびっくりしたのですが、計測したら44秒でした。誇大表現はいけませんw 起動直後からアニメ壁紙が動作してかっこいいです。ロック画面の解除は(docomoではPINロックがかかっているので、説明員さんに解除してもらわないといけなかったのですが)鍵マークをタッチした後、表示される鍵をリング上の軌跡に沿ってなぞってやるという、ちょっと面白い方法になっていました。

 Androidのバージョンはもちろん3.0です。カーネルバージョンは2.6.36.3-dirty w21120@zkr30Inxdroid20 #2、ビルド番号 H.6.1-2でした。なんとなくカスタムROMっぽいカーネルバージョン表記です。モデル番号がMZ604になっており、ところどころ設定に英語表示が残っていることからも、まだローカライズが終わっていないバージョンであることがよくわかります。ただ動作は非常に滑らか且つ快速で、タッチパネルの応答性や追従性は素晴らしいと思いました。アプリケーションの起動も俊敏、ブラウザのデータ読込みも速く、ピンチズームもとても快適に追従してきます。フォントのレンダリングはやはり小さい文字だとイマイチ感が出てしまいますが、これはフォントを変更すると改善されるのかもしれません。日本語の入力はiWnn IMEがデフォルトでauのサポート対象になるそうです。

 残念ながら夕方遅い時間だったこともあり、展示機にはかなりの数の3rdパーティアプリが既に導入されており、標準状態がどんなものかを判別することができませんでした。ただ再起動の前後でほとんどレスポンスの変化はなく、アニメ壁紙がぐるぐる動いている背景で、フリック操作やアプリ起動がとても快速快適に動作しているのが本当に印象的でした。docomoのスマートフォンラウンジで見たOptimus Padよりも動作が機敏で快適だったと感じました。XOOMはWi-Fiのみモデルですし、Optimus Padは3G有りなので用途によっては3Gが必要ということはあるかもしれませんが、少なくとも現時点では個人的にXOOMを強くオススメします。まだどちらもリリースまでのリビジョンアップをしてくると思いますので、最終的にはリリース版で比較する必要があると思いますが、XOOMはAndroid3.0のリファレンスモデルでもありますので、いろいろな意味で長く楽しむにはXOOMは面白い選択肢になるのではないかと思います。

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■au IS05 KDDIデザイニングスタジオ版 レビュー
 KDDIデザイニングスタジオで1月の終わりから展示されていたIS05にやっと触ってくることができたので、今更感はあるかもしれませんがレビューしておこうと思います。昨日までは2Fで展示されていたそうですが、本日からHTC EVOやXOOMが展示されるのに合わせて1Fのメイン展示へと昇格?したということで、スタジオの正面入口から入ると真正面にIS05とIS04の展示コーナーがどどんとお出迎えしてくれます。2Fも合わせて台数もかなり出ているので、ゆっくり触ることができる状況でした。今日は雨だったこともあり来客も少なく複数台で動作確認することも容易でした。

■ハードウェア
 IS03をスリムにしたような形で、既にモック自体は確かめたことがあったのですが、改めて実機を触ってみて本当に日本人サイズで持ちやすい端末だなと思いました。電源が入りっぱなしの展示機体はさらりとした手触りでほんのりと暖かく、これまた好感触に一役買っていたように思います(夏場は微妙かもですが)。コンパクトな筐体ですが厚みはそれなりにありちょうど気持ちよく手の中に収まる感覚でホールドすることができます。小さめ3.5インチWVGA液晶スクリーンも品質は十分で精細感もあり、スクリーンに合わせて表示やアイコンもやや小さめになるため、持ち替えしなくても指で操作可能な範囲が広く使い勝手はいいように感じました。

 液晶下のタッチ式ボタンは左から「メニュー・ホーム・戻る・検索」となっていて、液晶からやや離れているものの、使い勝手は悪くないと思いました。本体右側面には上から電源ボタン、ボリュームキー、シャッターボタンがあります。電源ボタンは小さくやや押しにくい感じですが、他のボタンはそれほど違和感はありませんでした。シャッターボタンは半押しフォーカス、全押しシャッターということでデジカメと同じように使え、反応もよい感じでした。本体上面にはイヤホンジャックとワンセグアンテナ(アンテナの先端パーツが壊れている端末もありました…弱いのかも)があります。本体左側面にはMicroUSBとHDMI端子があるのですが、MicroUSBが比較的上についているので、ケーブルを挿して充電しながら操作してもあまり邪魔にならない位置でした。これは結構重要な気がします。

 起動時間も測定してみました。
 電源オン→4秒→Android auロゴ→37秒→IS05ロゴ→17秒
 →au ICカード読み込み表示→5秒→ロック画面(合計約63秒)

 ISシリーズ共通な感じでAndroid auロゴの時間が長く感じます。残念ながら展示機のCPUクロックが800MHzなのか1GHzなのか確認するのを忘れてしまいました。動作の印象では800MHzぽい感じがしますが、あくまで印象ということで。ロック解除は最初ややぎこちない動きをしますが、すぐに安定して動作するようになります。

■ソフトウェア
 Androidバージョンは2.2.1、カーネルバージョンは2.6.32.9-pref nbproj@TG712205 #2、ベースバンドバージョン 00.01.00、ビルド番号R1145.00.01.00となっています。IS03に比較するとAndroidバージョンからしてもかなり変わってきていますので、全体的な動作のスムーズさが向上していることが実感できると思います。設定関連メニューの構成はIS03とほぼ同じ(テザリングも当然なし)ですが、ワイヤレスネットワーク設定に「DLNAサーバー設定」が追加されており、DLNAのサーバとして動作するようになっています。残念ながらDLNAクライアントアプリはインストールされていないようです。

 ホームは相変わらずOcean UIですが、2.2になってずいぶん反応自体はよくなっていると思いました。タスクの一覧の操作感も遅くて使えないというほどではなくなっています。タッチパネルのフリックの応答性や追従性は悪くないのですが、やはりUIの動作の仕方でもっさりに見えてしまっているのが残念なところです。IS05でもホームアプリは変更した方がいいと思いました。アプリケーションの起動などの動作自体は爆速とは行きませんが、十分快適だと感じました。

■まとめ
 正直なところIS03からソフトウェア的にはバージョンアップしているものの、動作の快適さなどの向上面が主で新しい要素というのはあまり感じることはできませんでした。IS05の特徴としてはやはり日本人サイズの横方向のコンパクトさに尽きるような気がします。NECのMEDIAS N-04Cもコンパクトではありましたが、薄さ軽さに特化したのであって端末前面の面積は決して小さくありません。IS05はおそらく高校生の女の子でもちょうど持ちやすい使いやすいサイズと感じられ、狙い通り女性ターゲットでかなりヒットする端末になるのではないかと思いました。横幅の持ちやすさという意味では現状オンリーワン端末になっていると思います。端末の厚みが結構あるのでビジネスマン向けには微妙かもしれませんが、若年層や女性層には相当訴求できる端末だと感じました。Android端末はこうした個性がいろいろ出てくるのが面白いところですね。価格的にはコンパクトさ故にIS03よりもやや下げて欲しい感じではありますが、端末の完成度は高いと思うので同程度で出してきてもおかしくないような気がします。ユーザの層を広げるという意味でもauにはぜひ価格面でがんばっていただきたいなぁと思います。

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■docomo Optimus Pad L-06C ラウンジ版 レビュー
 今回のdocomo新製品の3つめのレビューはLG製 Tegra & Android3.0搭載Optimus Pad L-06Cです。スマートフォンラウンジでは展示機が2台と少なめでしたが、こちらもいつも誰か触っているという感じで人気でした。GalaxyTabを触っている人の方が多いくらいで、最新のAndroid3.0端末でもあるのですが、LGが人気ないのかタブレット自体の関心がまだあまり高くないのか、やや控えめな展示は少し残念な気がします。説明員さんもあまりOptimus Pad近辺にはいなかったので、新しいものすぎて手に余っていたのかもしれません。

■ハードウェア
 普段iPad Wi-Fiを使っているのですが、それより細長くてやや厚い本体は、持った時に見かけよりもズッシリと重い感覚を持ちました。iPadが680g、Optimus Padは620gということで40gも差があるのですが、細長い形をしていることで端を持った時にかかる荷重は少し大きく感じるようです。あれ?こんなに重いんだっけ?というのが最初の印象でした。本体の厚みは手持ちするにはちょうどいいくらいで、背面もつるつる加工ではないので両手でホールドする分にはとても持ちやすいと思います。ただ操作する時には大抵片手持ち状態になるので、やや持ち手にかかる負担があり、iPadとあまり変わらないなぁと思いました。

 液晶面はとても指紋が付きやすく目立つのでしっかりふき取りしないといけない感じです。8.9インチの液晶自体は大きすぎず精細感もあってコントラストや発色も十分キレイだと思いました。タッチ精度は高くフリック等も非常に快適に動作します。本体前面には物理ボタンもタッチ式ボタンもなく、液晶画面内のアクションバーで「戻る・ホーム・メニュー」の機能を操作することになります。Acerの試作機を試させてもらった時に、システムエラーが発生するとそのダイアログで機能ボタンがタッチ操作不能になる問題があったので、Android3.0でどのように改善されているのか気になります。

 背面に3D撮影対応のカメラがあり、その真ん中にdocomoロゴが堂々と描かれています。本体下部には充電接点・HDMI・USB、本体上部左側にボリュームキー、本体左側面に電源キー・イヤホンジャック・電源端子があり、両側面にスピーカーが配置されています。電源端子が左側面下部にあるため、ケーブルを挿し込んだまま使おうとすると、持ち手に干渉する感じになるのがやや残念ですが、通常はオプションのドッキングステーションで充電して使う想定でこんな位置にしたのかもしれません。

 起動時間については以下のような感じです。
 電源オン→7秒→LGロゴ表示→22秒→docomoロゴ表示→11秒→ロック画面(約40秒)

 デュアルコアTegra+1Gメモリ搭載ということで爆速を期待したのですが、それほどでもありませんでした。Desire HDくらい速いと思ったのですが、ちょっとがっかりな感じです。Android端末としては速い方だとは思いますが、スペックからしたらもうちょっと速いと嬉しいかなぁと思います。

■ソフトウェア
 Androidバージョンは期待通りの3.0、カーネルバージョンは 2.6.36.3-00001-gc9596d7 jungsik.sin@atena #3、ベースバンドバージョンはL06C-V09aでした。L-06CはUIのLG独自カスタマイズというのはあまりないようで、おそらくかなり素の3.0に近い状態なのではないかと思います。ホーム画面の特徴としては2.xまで画面上部にあった通知エリアが画面下部右に移ったこと、Google検索が画面左上に配置されたこと、アクションを起こすボタン「+」が画面上部右に配置されていること、という感じでしょうか。ポイントは「+」マークの付くアクション部分で、ホームでは「アプリ」、設定メニューの「アカウントと同期」を開いている時は「アカウントを追加」というように、メイン画面で操作されている内容に合わせて必要に応じて変化するところだと思います。これまで2.xではある画面で追加等のアクションをする場合、大抵画面下でハッキリわかりやすく表示されていたボタンがなくなり、一見今開いている画面と離れた右上にテキストリンクっぽい感じで表示されるだけになっていることは、操作の一貫性を欠きUI的にはあまり好ましい実装とは思えませんでした。Android1.xから使っている人が、このUIに慣れるのはちょっと時間がかかりそうな気がします。ブラウザなど標準で入っているアプリケーションもUIが結構変わっていて、2.xからの変化をとても感じることができます。

 設定アプリから操作可能なメニューはレイアウトこそ2.xと異なるものの、内容的にはほぼ変わらずで、タブレット用に?「タブレットの暗号化」という機能が追加されていたり、テザリングメニューが利用可能(docomo的にはデータ端末扱いのため)になっていたりしました。テザリングはUSBとWi-Fiアクセスポイント化の2種類が利用可能になっています。また内蔵ストレージの容量をグラフで表示することで、残量を把握しやすくする工夫なども盛り込まれています。日本語入力はiWnn IMEが導入されていました。このタブレットの独自アプリとして「3DPlayer」という3Dアプリが導入されているのですが、起動して見てみたところ…うーん…という感じで正直よくわかりませんでした…。

■まとめ
 正直なところハードスペックは悪くないはずなのですが、Android3.0に期待し過ぎていたのか、まだチューニングが詰め切れていないのか、基本的に動作は俊敏に感じるのですが、ところどころ動作がぎこちないというか練れていないというか、残念に思うところがありました。マップの動作が遅いとか、ブラウザで表示された小さな文字のレンダリングが汚い(実際ギラついたように見えて読むに耐えません…)とか、本当に短時間しか使っていないのに日常的にストレス要因になりそうなところで結構目に付いてしました。GalaxyTabでもたまに感じますが、フォント関連の表示についてはやはりAppleに一日の長があるように感じます。Optimus Padを試しながら、Android3.0の主にグラフィカルな部分での変化を感じるとともに、ユーザ体験の本質的な部分での変化の少なさも感じられたような気がします。

 iPadを擁護するつもりもありませんが、L-06Cを使った実感からするとiPadを購入する方が総合的な満足度ではいいのではないかと感じました。動画再生の用途などではL-06Cは威力を発揮できると思いますし、ブラウザでFlash再生必須ならもちろん優位なわけですが、タブレットとしてiPad以上にお金をかけて嬉しい端末になるのかやや微妙な気がします。個人的にはデータ通信契約の縛り無し一括4万円台なら検討できるかな…買っても後悔しないかな…という感じ。重ねて書きますがハードスペック自体は悪くないと思うので、ソフトウェア的なところでもっとアドバンテージが感じられる状況になれば評価はすぐに変わると思います。3.0用のTegraのスペックを活かせる魅力的なアプリの登場や、爆速な起動を実現するアップデートなどを期待したいと思います。

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■docomo MEDIAS N-04C ラウンジ版 レビュー
 ということでXperia arcに続いてNECカシオの初Androidスマートフォン MEDIAS N-04Cをレビューします。ドコモのスマートフォンラウンジではXperia arcほど待ち行列はないものの、台数が5台くらい?とXperia arcに比べると少なかったため、常に誰かしら使っているくらいには混み合っていました。若干年齢が高めの方が主に触っていたように見えましたが、やはり国産ブランドということで安心感があるのかもしれません。こちらも説明員の方への質問は諦めたので、実機の感想と現状をベースにレビューを書いていきます。

■ハードウェア
 持った第一印象は本当に素直に「かるっ!うすっ!なんだこれ!?」という感じでした。極薄をウリにしているのは理解していましたし、軽量というのも頭に入っていた上で、持った瞬間予想以上に軽くて薄いので、結構衝撃を受けました。昔のType II PCMCIAカードみたいだと思いました。このままPCのカードスロットに挿せそう…というくらい薄いです(実際Type IIは5mmなのでムリですがw)。カード端末と言ってもいいんじゃないかと思います。この驚きは実際の端末を触っていただく以外にないのですが、スマートフォンに慣れた人ほど衝撃を受けると思います。薄い割には剛性も低いわけでなく持ってキシむような違和感は全くありませんでした。正直デザインはどうかと思っていたのですが、この剛性を担保するためということであれば納得せざるを得ないなと思いました。さすがにズボンの後ろポケットに入れるとヤバそうな気はしますが、スーツや夏のワイシャツのポケットに入れても、大きさや重さでポケットが引っ張られてだらしなく見えてしまうようなことはないと思いますので、結構ビジネスマンに受けるのではないかと思いました。

 4インチの液晶は大きく品質もギラついた感じのないおとなし目の発色ですが、十分に高いレベルのものだと思います。Xperia arcの液晶よりは個人的には好みの感じでした。本体全面の一番下にアーチ状に左から「メニュー・ホーム・戻る」ボタンが配置されていますが、他機種と異なりボタンがフラットで出ていないため、若干押しにくい感じがありました。クリック感も今一つで、表面の加工により光の角度次第でボタンに描かれているマークが見えづらいのがちょっと気になりました。この辺りは慣れが必要そうです。本体右側面には何もボタン類がありません。左側面も音量ボタンだけです。本体下部中央にストラップホール。本体上部左に小さい電源ボタン、中央にMicroUSB端子、右にワンセグアンテナとなっていて、本当にシンプルな作りになっていることがわかります。電源ボタンが押しにくいとか、ワンセグアンテナがなんとなくちょっと悲しい感じとか、残念なところはありますが、全体の実装のシンプルさ優先の潔い割り切りだと思い納得することができます。

 起動時間については以下のような感じです。
 電源オン→6秒→docomoロゴ表示→48秒→MEDIASロゴ動画→22秒→ロック画面(約76秒)

 正直ちょっと起動時間は長い印象を持ちました。CPUは800MHzとは言えMSM 7230なので、あまり遅いということはなさそう。どちらかというと内蔵ストレージの速度によるもののような気がします。起動してしまえば十分快適なので、再起動を頻繁に必要とするようなトラブルがない限りはあまり問題にならないかもしれません。

■ソフトウェア
 Androidバージョンは2.2.2(端末上はファームウェアバージョンとなっています)、カーネルバージョン 2.6.32.9-perf ncmc@ncmc #3、ベースバンドバージョン M1002001、ビルド番号 A1002001となっていました。設定の中で特徴的なメニューとして「ecoモード」がありオプションとして画面の明るさ調整や各種機能をoffにする設定などが集められて分かりやすくなっています。また、Android2.2から追加されたセキュリティ関連機能で、「デバイス管理者」という設定がありますが、通常何も設定されていないのがデフォルトなところ、この展示機には「Androidシステム」が登録されておりすぐに有効にできる状態になっていました。「Androidシステム」はデータ消去・パスワードリセット・強制ロック等の権限のあるアカウントなので、セキュリティツールなどを利用する時に必要になるものですが、展示機にはそれらしきアプリは入っていなかったので、標準で設定が用意されているのかどうかが気になります。

 ホームはAndroid標準に近い独自UIとなっており、操作は非常に快適でした。フリックの応答性追従性は高く2.2端末として十分なレスポンスを得られます。またアプリ一覧画面の上部に「アプリケーション」と「ウィジェット」の一覧を切り替えるボタンが配置され、ウィジェットの一覧も素早く表示することができ、非常に良く考えられたUIになっていると思います。これまでのカスタムUIには冗長でむしろ操作感をスポイルしているのではないかと思うものが多かったのですが、MEDIASではシンプルで快適な操作を実現している珍しいパターンだと思いました。個人的に非常に好印象を受けました。

 ウリになっている日本語入力はATOKでVer.1.0.0が導入されています。フルキーボードで日本語入力をしてみましたが、キーの打ちミスも少なく安定した入力が可能でした。こちらの端末には既にSPモードアプリやおサイフケータイアプリ、ワンセグやID設定アプリ等も導入されていたので、もう既にリリース版の品質になっていたのかもしれません。それでいてあまり導入済みアプリも多くないので、本当にシンプルにまとめている印象です。

 ざっと見た中でアプリとしてちょっと面白かったのは、カメラアプリの機能が意外と充実していることでした。500万画素と特別高いスペックなわけではありませんが、カメラアプリのインターフェースが良く出来ており、設定できる項目も「シーン:オート・人物・人物+イルミ・風景・逆光・夜景・ペット・料理・スポーツ・シーンOFF」「撮影モード:標準・クイックショット・連写・高感度・タッチ撮影」「オートフォーカス:ノーマル・接写・顔検出AF・AF Off」と多彩で、手振れ補正などももちろん搭載されています。シーンに料理があるところなど、bloggerを意識したいい演出だと思いました。

■まとめ
 非常に衝撃的な端末で、国内独自サービス全部入りでこの軽さ薄さは本当に素晴らしいと思いました。バッテリ持ちが気にはなりますが、外部バッテリを持つことを厭わなければとても面白い選択肢になると思います。夏ごろAndroid2.3へのバージョンアップ予定ということなのでそちらも期待したいところです。また夏には防水モデルも出るようなので、防水必須という方は夏モデル待ちですね。正直なところNECのAndroid端末ということで、タブレットの方を連想して最初あまり期待していませんでした。しかしながら、これは良い方向に裏切られたと感じました。Xperia arcを購入しようかと思っていた気持ちが、かなりMEDIASに持っていかれました。価格もそれほど高くないという噂なので、グラついてしまいますね。個人的には国内メーカー製Androidスマートフォンでは現在のところイチオシだと思いました。多機能高スペック高級感を求める向きには物足りない端末だと思いますが、快適さと実用度(バッテリは不安ですが…)のバランスは一番いいんじゃないでしょうか。

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■docomo Xperia arc SO-01C ラウンジ版 レビュー
 昨日発表のあったdocomoの新製品Xperia arcがスマートフォンラウンジで既に展示されていると聞いて速攻で行ってきました。さすがにXperia arc SO-01Cはすごい人気で、MEDIAS N-04CもOptimus Pad L-06Cも展示されているのに、この機種だけ順番待ち札が出ていて10台ほど?展示されていたにも関わらず、かなりの待ち時間となっていました。18時過ぎという時間だけにサラリーマン風な人も多く、主に男性ばかりでしたがとてもラウンジは賑わっていました。説明員の方も結構たくさんいらっしゃったのですが、順番待ち対応や説明対応にと手が足りていない感じで忙しそうでした。あまり期待はしていなかったのですが、説明に関しては「入荷したばかりでほとんど詳しいことがわからない」「そこまで説明を受けていない」「正確なことはわからないが、正式発売までにまだたくさんの変更があると思う」という感じで、少し突っ込んだ質問にはほとんど回答は得られませんでした。ということで、実感と現状をベースにレビューをしたいと思います。

■ハードウェア
 第一印象は軽い!でした。見た目の印象はもうちょっと重そう(大きいので)なのですが、持ってみるとアーチ型に反った背面のせいか持ち手の安定感があり、結構軽く感じられます。形状からしてどんな感触になるのかと思っていましたが、とても自然に違和感なく安定感良くちょっと意外でした。液晶は深い色味で(GUIのカラーマネージメントの影響も大きいと思います)、iPhone4の様にガラス表面に液晶画像が貼り付いているかのような印象を与える作りになっています。iPhone4よりももっと表面に近い感覚で、初めてみると「おっ!違うな」と思うくらいハッキリと感じられます。コントラストもハッキリしていていいのですが、見やすいかと言われると個人的には少し違和感を感じる度合いの方が大きかったと思います(全体的なGUIの色使いが深い青で、本体が黒(Midnight Blue)だったのと相まって少し暗い印象を持ってしまいました)。

 大きな液晶下端に左から順に「戻る・ホーム・メニュー」の並びでやや細いボタンが配置されています。片手で操作するのはちょっと厳しい感じですが、ボタン自体の感触は悪くありませんでした。片手操作しようとすると少し持ち手を下持ち加減に持ち直す必要があったのですが、背面の形状のおかげかこの場合でも比較的安定感があったので、とても操作しにくいということにはならないと思います。

 充電ケーブルは本体右側面上部端にあるため、充電しながら操作しても持ち手の邪魔になりません。これはIS03等と大きく違う点です。展示機にはL型プラグが刺さっていましたが、これが製品添付のケーブルなのかはわかりませんでした。上部左端に電源ボタンがあるのですが、小さくて正直ちょっと使いにくい感じです。左側面上部端にはイヤホンジャックがありますが、横向きに端子を挿すことになるので胸ポケットなどで入れて使う用途ではとても不便になりそうです。これはもうBlueToothを使えということなのだなと感じました。下部左にはストラップホールがあります。端でも中央でもない微妙な位置なのですが、落下防止に手首に通すタイプのストラップを使う場合には意外といい位置なんじゃないかと思いました。

 この機種の特徴としてカメラ性能が挙げられると思うのですが、カメラ部分のソフトウェアはあまり凝った仕掛けはなく基本的な機能という印象、撮影画像も本体で見る分にはあまり違いがわからないので評価は別の方にお任せします。しかしながら、ハードウェア的に本体右側面下部端にシャッターボタンが独立で設けられており、カメラが重視されていることが伺えます。残念ながらボタンは小さく、使い勝手がいいとまでは言えない感じですが、半押しでフォーカス、更に押し込んでシャッターというデジカメと近い動作をしてくれるので、画面タッチで撮影するよりも使いやすいとは思いました。

 起動時間については以下のような感じです。
 電源オン→10秒→ソニエリロゴ動画→8秒→docomoロゴ表示→38秒→ロック画面(約56秒)。

 起動はdocomoロゴ表示時間が意外に長く、あまり速い印象ではありません。この辺りも正式版では改善されるのではないかと思います。

■ソフトウェア(OS)
 Androidバージョンは2.3.1、カーネルバージョン 2.6.32.9-pref SEMCUser@SEMCHost #1、ベースバンドバージョン 7X30A-AAABQMAZM-1290_09-01、ビルド番号は3.0.A.2.28でした。docomo版のファームということでメニューの日本語フォントもキレイに表示されていますが、まだ未完成であるらしく一部に英語のままのメニューが残っている状態でした。設定に「Sony Ericsson」というメニュー項目があり、「Connectivity / Connect the phone to other devices or PCs with USB or via Wi-Fi」という名前の項目以下が全て英語のままでした。USB接続モードなどを設定する箇所なので、こちらも正式リリースでは日本語化されると思います。また意外なところで、表示メニューで独自部分である「Mobile BRAVIA engine」も英語表記のままでした。docomo版なので当然のようにテザリングメニューはありません。またAndroid2.3の特徴であるはずの通話設定におけるIP電話(SIP)設定の項目もごっそり無くなっている状態でした。

 Android2.3だけあって液晶のタッチ反応は非常に良く、フリックの応答性追従性は申し分ないと思いました。独自UIも小気味よく動作する印象を与えるギミックと、粘り気を感じさせるぬるっとした画面切替えの動きがなかなか面白い感じに組み合わせられていると思いました。操作感そのものはとても心地よい感じになってると思います。再起動直後は若干ぎこちない動きを見せるものの、すぐにそれは解消されました。サクサクした動作感覚を望む場合にはホームアプリを変えるなどの工夫をした方がいいかもしれません。

■ソフトウェア(アプリ)
 ソニエリ製品として当然のように「LiveWareマネージャー」がプリインストールされるそうです。もちろんマネージャーは半角カタカナ表記ですw この辺にソニエリのよくわからないこだわりがあるようです。LiveView使いの皆さんはひょっとすると活躍させられるパートナーをやっと手に入れられることになるかもしれません(期待は薄いですが…)。LiveWareマネージャーのバージョンをチェックするのを忘れてしまったのですが、GUIを見た限り新しいバージョンになっているような気がします。

 ちょっと気になったアプリとしては「life.episode」のマーケットへのエイリアスが入っていました。マーケットでの名称は「life.episode Japan beta」となっており、日本向けのアプリになっているようです。利用するには自分でマーケットからインストールする必要があります。AndroLibの説明では「life.episode(tm)ベータはニュース、音楽、アニメーション、写真、グルメ情報、ショッピングなど幅広いジャンルの最新情報を発見できる、ソニー・エリクソンによる新しいエンタテインメントです。「ポケット」機能ではお気に入りの情報を簡単にスクラップし、好きな時に取り出すことが可能です。新感覚のインターフェースを体感してみましょう。」ということなので、メーカーが用意するコンテンツサービスということのようです。まだベータということなので、プリインストールではないのだと推測されます。

 期待していたDLNA対応は「メディアサーバ」というサーバアプリが導入されていて端末内のコンテンツを共有できるというものでした。詳細表示が英語のままなどまだローカライズが完了していない状態でした。残念ながらDLNAクライアントになるアプリは用意されていないようでした。

■まとめ
 全般的に魅力的な端末になっていると思いました。個人的には購入意欲が高い端末だったので期待はしていたのですが、価格次第で十分購入に踏み切れそうだと思いました。ただ夏には国内独自機能を追加したバージョンがリリース予定ということなので、そこが悩みどころかなと思っています。また内部ストレージが512Mしかないという記事をどこかで読んだので、そこも少し気になっています。OSとしてはSDカードにアプリをインストールすることが可能な仕様ですが、多くのアプリが未だにSDに移動できない現状では512Mはちょっと小さすぎるのではないかと心配しています。今回実機で確認してくるのを忘れてしまったのですが、この点は夏モデルで解消して欲しいと思います。

 既にデュアルコア時代に入ったAndroid端末ですが、やっと少しずつ世界からの遅れを取り戻してきているように感じます。今回Xperia arcが大きく遅れずにリリースされることは非常に感慨深いものがあります。docomoがAndroid端末の先進性をマーケティング面でも活かそうとしているのが伝わってくるようです。4月からはSIMロック解除もできるようになるということで、国内独自機能に拘らず最新のグローバルモデルをどんどん国内に投入してもらいたいと強く思います。
 

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■Android用アンチウイルス&アンチマルウェアソフト 2011年3月版
 以前紹介したアンチウイルスソフトの記事へのアクセスが比較的多いため最新版へ更新します。2010年6月と比較するとAndroid向けに現実のウイルスが発見されたこともあって、アンチウイルス・アンチマルウェアを掲げるソフトウェアが増えてきています。また、そうしたアプリの検証目的と思われる疑似ウイルステストファイルもAndroidマーケットで複数確認できました。ここではAndroid2.xに対応した無償で利用可能なアプリを紹介します。全てをインストールしたわけではありません。現在入手可能な製品をリストしているだけですので、ご注意ください。ご利用は自己責任で。

各アプリケーションの紹介リンクはAndroid用アプリケーションの検索サイト「AppBrain」です。
http://www.appbrain.com/

以前はCyrketを紹介していましたが更新がされていないようなので、AppBrainに変更しました。

■無償利用可能なアンチウイルスアプリ
(Anti Virusと説明にあるものでAnti Malwareも含む)

Antivirus Free
http://www.appbrain.com/app/antivirus-free/com.zrgiu.antivirus

NetQin Antivirus FREE
http://www.appbrain.com/app/antivirus-free-netqin/com.netqin.antivirusgm20

Antivirus Free – AVG
http://www.appbrain.com/app/antivirus-free-avg/com.antivirus

BluePoint Antivirus Free
http://www.appbrain.com/app/bluepoint-antivirus-free/bluepointfree.ad

Antivirus – Risk Detector
http://www.appbrain.com/app/antivirus-risk-detector/com.edroidapps.riskdetector

Onetouch Antivirus
http://www.appbrain.com/app/onetouch-antivirus/com.shipwrecktech.antivirus1

Super Security Standard
http://www.appbrain.com/app/super-security-standard/com.superdroid.security2

MYAndroid Protection 2.0+
http://www.appbrain.com/app/myandroid-protection-2-0/com.mymobileprotection20

AppScan Beta (security tool)
http://www.appbrain.com/app/appscan-beta-(security-tool)/com.aegislab.atrprj.appscan

Kinetoo Malware Scan
http://www.appbrain.com/app/kinetoo-malware-scan/com.cpumedia.android.kinetoo

Anti virus
http://www.appbrain.com/app/anti-virus/com.aka.antimalware

Dr.Web for Android Light
http://www.appbrain.com/app/dr-web-for-android-light/com.drweb

360 Mobile Safe
http://www.appbrain.com/app/360-mobile-safe/com.qihoo360.mobilesafe

MobiShield
http://www.appbrain.com/app/mobishield/com.trustmobi.MobiShield

ViRobot Mobile
http://www.appbrain.com/app/virobot-mobile/com.hauri.ViRobotMobile

SecuritySuite (new)
http://www.appbrain.com/app/securitysuite-(new)/com.droidHunter

Virus Terminator(antivirus)
http://www.appbrain.com/app/virus-terminator%28antivirus%29/com.opensystem.terminator

Android Defender Virus protect
http://www.appbrain.com/app/android-defender-virus-protect/com.moonbeamdevelopment.riskdetector.android

Aegislab Antivirus Free
http://www.appbrain.com/app/aegislab-antivirus-free/com.aegislab.sd3prj.antivirus.free

Mobile Secure/Security
http://www.appbrain.com/app/mobile-secure-security/com.mobileann.MobileAnn

ALYac Android
https://market.android.com/details?id=com.estsoft.alyac&feature=search_result

■無償利用可能なアンチマルウェアアプリ
(Anti Malwareと説明にあり、Anti Virusとないもの)

Lookout Mobile Security
http://www.appbrain.com/app/lookout-mobile-security/com.lookout

Norton Mobile Security (Beta)(おそらく製品版発売に伴い3/18前に非公開になると推測)
http://www.appbrain.com/app/norton-mobile-security-(beta)/com.symantec.mobilesecurity

Android Optimizer
http://www.appbrain.com/app/android-optimizer/cn.opda.a.phonoalbumshoushou

nProtect Mobile
http://www.appbrain.com/app/nprotect-mobile/com.inca.nprotect

Super Security Standard
http://www.appbrain.com/app/super-security-standard/com.superdroid.security2

■試用可能なアンチウイルスアプリ

BlackBelt AntiVirus – Trial:30日試用版
http://www.appbrain.com/app/blackbelt-antivirus-trial/com.blackbelt.antivirus

SmrtGuard Mobile Security:Pro版を30日試用可
http://www.appbrain.com/app/smrtguard-mobile-security/com.smrtguard

F-Secure Mobile Security6:「Try for Free」ボタンから試用可能
http://f-secure.mobi/

Kaspersky Mobile Security日本語版:30日試用可能
http://www.androidsecurity.jp/

Kaspersky Mobile Security:「Free Trial」ボタンから7日間試用可能
http://www.kaspersky.com/kaspersky_mobile_security

MYMobile Protection 2.0+:30日試用版
http://www.appbrain.com/app/mymobile-protection-2-0/com.netqin.antivirussc

■SoftBank利用者向けアンチウイルスサービス(3月末まで無料)

スマートセキュリティpowered by McAfee
http://mb.softbank.jp/mb/special/10winter/feature/smart_security/

■アンチウイルスアプリの動作検証用テストファイル
 アンチウイルスアプリをインストールした状態で以下のファイルをインストールしようとすることで、アンチウイルス機能が正しく動作しているかどうか確認できるというもの。アンチウイルスアプリをインストールしたら念のため試しておくことをオススメ。

Antivirus TESTVIRUS
http://www.appbrain.com/app/antivirus-testvirus/com.ANTIVIRUS.TESTFILE

EICAR Anti-virus Test
http://www.appbrain.com/app/eicar-anti-virus-test/uk.co.extorian.EICARAntiVirusTest

■雑感
 今回敢えてAnti Virusと書いていないアプリを分離して表記してみました。何故かと言うと上記リストにもある比較的メジャーなアンチウイルスだと思っていたアプリLookoutをインストールしていたのですが、たまたま気になってEICARのウイルステストファイルをEICARのWebサイトから直接ダウンロードしてみたところ、何の警告もなくダウンロードされてしまったことで、実はそのアプリがAndroidのマルウェアやスパイウェアアプリしかチェックしていないことに気付くことになったためです。Android上でウイルスが活動しようとする場合アプリとして動作する前提でチェックしているため、メールやSDカードなどにウイルスファイルが存在してもチェックができないというものでした。Android2.xの標準メーラでは画像以外添付できないよう制限されているようなので(添付ボタンでファイル添付しようとするとギャラリーアプリから画像のみ添付対象として表示される)、誤って送信してしまうというようなことはないと思われますし、Lookoutがそういう動作をするものだと思っていればいいのですが、知らずにウイルスファイルを端末内に保持してしまう可能性があるのは嬉しくない(端末をUSBでPCマウントした時に初めて警告が出る可能性がある)と思いました。

 近いうちに上記の全てとはいきませんが、いくつかメジャーなものを選択してアンチウイルス機能の対象範囲がどの程度(WebアクセスやメールやSDカードがチェックできるのか)なのか検証してみたいと思っています。とりあえず、Androidのアンチウイルスアプリを検討する場合には用途に応じてウイルステストファイルなどで適切な動作確認をされることを強くオススメします。

※2/27 Kaspersky Mobile Securityを追記
 3/5 Norton Mobile Securityの発売予定とβ公開停止予測を追記
 3/26 ALYac Android他新しいソフトを追加
 4/18 Kaspersky Mobile Security日本語版を追記

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