■CommuniGate ProにCloudmarkプラグインを追加するメモ
 CommuniGate ProにSophosのアンチスパムプラグインを導入する手順メモ。CommuniGate ProのプラグインにはCommuniGate Systems社自身が開発をするプラグインがあり、製品との親和性やパフォーマンスが担保されているので、外部製品を利用するよりも効率良く対処が可能。ここではLinux 64bit版をCentOS5にインストールするサンプル。

CommuniGate Pro専用Cloudmarkアンチスパムプラグイン
http://www.communigate.com/CGPCloudmark/

インストール
# wget http://www.communigate.com/pub/plugins/CGPCloudmark-Linux-x86_64.tar.gz
# tar zxvf CGPCloudmark-Linux-x86_64.tar.gz
# mv CGPCloudmark /var/CommuniGate/

動作試験
# cd /var/CommuniGate/
# CGPCloudmark/CGPCloudmark
1 FILE CGPCloudmark/test.msg
テストメッセージのチェックが行われればOK
最初起動時は有効なシリアルがないのでアップデートできないメッセージが出るが気にしない

CGP管理画面にてライセンス入力
外部フィルターを設定
ルールを設定

数通メールを流してみると自動でmicro-updateが行われる
CloudmarkプラグインはCentOS5環境では必要なライブラリが揃っているのですぐに動作可能

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CommuniGate ProにSophosプラグインを追加するメモ

■CommuniGate ProにSophosプラグインを追加するメモ
 CommuniGate ProにSophosのアンチウイルスプラグインを導入する手順メモ。CommuniGate ProのプラグインにはCommuniGate Systems社自身が開発をするプラグインがあり、製品との親和性やパフォーマンスが担保されているので、外部製品を利用するよりも効率良く対処が可能。ここではLinux 64bit版をCentOS5にインストールするサンプル。

CommuniGate Pro専用Sophosアンチウイルスプラグイン
http://www.communigate.com/CGPSophos/

インストール
# wget http://www.communigate.com/pub/plugins/CGPSophos-Linux-x86_64.tar.gz
# tar zxvf CGPSophos-Linux-x86_64.tar.gz
# mv CGPSophos /var/CommuniGate/

動作試験
# cd /var/CommuniGate/
# CGPSophos/CGPSophos
1 FILE CGPSophos/test.msg
テストメッセージのチェックが行われればOK
Ctrl+Dでプロセス終了

定義ファイルアップデート
# cd CGPSophos
# ./monthlyUpdate
# ./dailyUpdate
# touch hup.sig ←このファイルがあると次のメール処理でプラグインを再起動する

CGP管理画面にてライセンス入力
外部フィルターを設定
ルールを設定

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■ThunderbirdとCommuniGate Proでアドレス帳共有
 Thunderbirdではアドレス帳をLDAP参照するかローカルに個人アドレス帳として保存するかが標準の利用方法になるが、CommuniGate Proと組み合わせることで、サーバ上で他者と個人管理のアドレス帳を共有可能にできる。その設定方法のメモ。

■LDAPの設定方法(mail.example.comのuser01で設定する場合)
 ツール>アドレス帳>ファイル>新規作成>LDAPディレクトリ>一般タブ
 名前:任意
 ホスト名:mail.example.com
 ベース識別名:cn=mail.example.com
 ポート番号:389
 バインド識別名:user01

 一般タブの隣、オフラインタブを開き「今すぐダウンロード」
 パスワードを入れて「正常に複製されました」と出ればOK
 OKを押してアドレス帳も閉じる

 ツール>オプション>編集>アドレス入力>LDAPサーバ
 チェックを入れてmail.example.comを選択
 これでメールアドレス入力時にLDAPが自動参照され、補完されるようになる

■個人アドレス帳をサーバ保存する設定方法(SyncCGP機能拡張の利用)
 http://www.niversoft.com/downloads/synccgp/ へアクセスしてファイルを保存
 ThunderBirdのツール>アドオン>機能拡張>インストールでダウンしたファイル指定
 ThunderBird再起動
 メールウインドウでIMAPのアカウントを選択して、右クリックから新規フォルダ作成
 名前を「newbook」とする
 ツール>アドレス帳からOutlookからインポートした「連絡先」を「newbook」に名称変更
 ツール>SyncCGP Optionを開き、newボタンで新規設定を名前を付けて作成
 作成した設定名を選択して、IMAPアカウントを選択
 on sync conflict:をUse local Versionに変更
 AddressBookでnewbookを指定、Contact FolderでIMAP上のnewbookを指定
 Save to IMAP Folderにチェックがあることを確認してOK
 ツール>Start SyncCGPを選択して出てきたダイアログをOKすると完了

 これで自分のアドレス帳をサーバに同期できる
 同期するアドレス帳は英数字で命名すること

■上記設定を利用した共有アドレス帳を実現
 上記方法で共有したいアドレス帳をサーバに同期する
 pronto! UIでCommuniGate Proにログインしてnewbookに共有設定をする
 共有したいユーザでpronto!ログインして共有設定
 共有したいユーザのThunderBirdを起動する
 上記方法と同様にしContact FolderでIMAP上の共有されたnewbookを指定
 on sync conflict:をUse Server Versionに変更
 Save to IMAP Folderにチェックがないことを確認してOK

 これで共有アドレス帳がローカルに同期される

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■CyanogenMod 7 Nightly 動作検証メモ
 NexusOneにCyanogenMod 7 #9を入れて、CommuniGate Pro 5.3.11とSIP/AirSync利用の動作検証をしたメモ。

■システム情報
・Androidバージョン 2.3.1
・ベースバンドバージョン 32.36.00.28U_4.06.00.12_7
・カーネルバージョン 2.6.37-cyanogenmod+ shade@toxygene #1
・Modバージョン CyanogenMod-7-01202011-NIGHTLY-N1
・ビルド番号 GRH78

■SIP設定
・通話設定>インターネット通話の設定
・アカウント>アカウントを追加
 必要項目入力、オプション設定はなし
・着信を受ける場合には、着信を受けるにチェック
・インターネット通話を使用>データネットワーク接続時は全ての通話
 WiFiで通話するためにはこの設定が必要

・Nexus One (WiFi) →CommuniGate Pro →RV-230SE(ひかり電話) →WillcomPHSで通話可能
 標準でG.711 uLawに対応している模様 遅延大きく1秒程度有り
・メールアドレス形式では入力ができないため、番号が必須
 sip:// でも発信不可

■AirSync(Exchange同期互換)設定
・アカウントと同期の設定>アカウントを追加>コーポレート
・同期動作
 メール同期送受信OK
 コンタクト同期OK
 カレンダー受信OK 送信NG(サーバ側に繰り返し登録される)
・リモートワイプ動作
 ワイプ不可 (AirPing request多発)
・基本的に2.2.1までと動作変わらず

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■AndroidとSIP/VoIP 2010/12版
 iPhoneにViberが登場しVoIP周りがまた面白くなってきそうなので、Android版のViber登場を待つ前にSIP記事の更新をしておこうと思い立った。前回の記事は2010年6月ごろなので約半年ぶりの更新になる。

 AndroidとSIP/VoIP
 http://blog.isnext.net/issy/archives/292

 Android用のSIPクライアントの数もそれなりになってきており、古くからのアプリもいろいろと更新がされているようなので、前回の記事同様ひかり電話の子機として自宅環境での実験をしてみる。自宅環境は前回の記事と同じく以下の通り。違っているとするとCommuniGate Proのバージョンが最新の5.3.10になり、SIPゲートウェイ登録から個人アカウントのRSIP登録に修正されている点くらい。

現在自宅はNTTのひかり電話になっていて、CommuniGate ProのSIPサーバ機能とRSIP(リモートSIP)機能を利用してCommuniGate Proサーバ自体をひかり電話の子機としてRV-230SEにレジスト、iPhoneやデスクトップマシンからCommuniGate Proサーバに自アカウントでSIPレジストして電話を発着信できるようにしています。

 発信試験経路も前回と同じ。違っているのはNexusOneのOSが2.2.1になっているというところか。ひかり電話のファームも変更がないので、変わらずサポートしているCodecはG.711 μ-Law (PCMU)のみということに。SIPクライアントのCodecがこれをサポートしていないと電話はできない。

電話経路は WiFi接続でNexus One →CommuniGate Pro →RV-230SE →ひかり電話網 →WillcomPHS電話

という上記条件で発信して通話を試みた結果は以下。

・LinPhone 1.0.16 ○ 通話可能 遅延少ない
・CSipSimple 0.00-15 ○ 通話可能 遅延少ない
・3CXPhone 1.2.3 ○ 通話可能 遅延少ない
・Sipdroid 2.0.1bata × 通話できず PCMU対応だがエラーになる
・fring 2.2.0.7 × コールはできるが音声聴こえず
・Nimbuzz 2.0.1 × Android版はSIP未対応らしい
・aSIP アプリ見つからず
・SipAgent アプリ見つからず

 LinPhoneは相変わらず安定して接続も通話もOK。CSipSimpleが現在のバージョンでは通話可能に。安定しているしUI的にも使いやすい。3CXPhone今回初試験だったが無事通話可能。SipdroidはPCMU対応のはずだが、コーデックの設定をPCMUのみにしても通話どころかコールすらできず。fringは前回通話できたが今回コールはしても着信側が電話に出ても呼び出し続け通話することができなかった。後の3つは試験できず。

 現時点でダイアル発信とsipアドレス発信がUI的に簡単に切替できてわかりやすいCSipSimpleはオススメできるかもしれない。長時間の通話テストや3Gでのテストはやっていないので、その辺も今後試してみたいと思う。

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■CommuniGate ProでiPhone/Androidとメール同期&SIP利用
 このBlogのタイトルにもなっているCommuniGate Pro(CGP)は5ユーザまで無償利用可能な統合メッセージングサーバである。CommuniGate ProにはMS ExchangeのActiveSync互換のAirSyncという機能がありExchage同期設定が可能になっており、iPhoneやAndroid2.1以降の端末と簡単にメールのプッシュ同期設定ができる。また統合メッセージングサーバらしく、メール用に作成したアカウントのID/パスワードがそのままSIPアカウントとして利用可能で、ポート設定さえ適切に行えば、外部アカウントともSIPで音声通話/ビデオ通話が可能になるので非常に面白い。5ユーザまでは個人法人問わず無償利用可能なので、ここでその設定方法を紹介する。

 CommuniGate System日本語ページ
 http://lang.communigate.com/jp/

 CommuniGate Pro ダウンロードページ
 http://www.communigate.com/pub/CGatePro/

■CommuniGate Proのインストール
 CommuniGate Pro自体は上記ダウンロードページを参照すると判る通り、非常に多くのOS及びプラットホームに対応している。バージョンが同じであればOSの種類を問わずデータは互換性があるので、必要なパフォーマンスによってOSの移行も容易である(データディレクトリをコピーするだけ)。ここでは過去にCentOS5向けに高パフォーマンス環境のインストール記事があるので、そのリンクを紹介しておく。こちらの記事のプロセス1〜6までがインストール手順となる。

 カスタム版MyNETSとCentOS5で1万人規模のSNSを構築する
 http://blog.isnext.net/issy/archives/384

 以下の項目は上記インストール手順を前提にそれ以降の設定となる。

■CommuniGate Proにアカウントを追加する
 サンプル設定に従い、sns.example.comにアカウントを追加するため「https://192.168.0.100:9010/」へブラウザでアクセス。user01を作成する。

 管理画面>アカウント>ドメイン>sns.example.com
 アカウント作成ボタン横の入力フィールドにuser01と入力
 アカウント作成ボタンを押す
 user01のアカウント設定画面が開く
 「CommuniGateパスワード」にuser01のパスワードを入力
 「更新」ボタンを押して保存する

■CommuniGate ProをExchange同期可能に設定する
 上記で作成したuser01とuser02のアカウントがExchange同期できるように設定する。CommuniGate ProではExchange同期するにはhttp/httpsのいずれかでアクセスする必要があるので、まずはhttp/httpsを有効にする。

1)apacheが同時に稼働していない場合(TCP80/443が未利用)

 管理画面>設定>サービス>HTTPU
 HTTPU設定画面、「処理」項目の右端にある「リスナー」をクリック
 ポート、ローカルIPアドレス、SSL/TLS初期化の項目に以下を入力
 80、全てのアドレス、オフ
 「更新」ボタンを押して保存
 ポート、ローカルIPアドレス、SSL/TLS初期化の項目に以下を入力
 443、全てのアドレス、オン
 「更新」ボタンを押して保存
 (リモートIPアドレス制限はどちらも「なし」でOK)

2)apacheが同時に稼働している場合
 sns.example.comをapacheが使うように設定されている場合、Communigate ProにWebアクセスできるように、別のホスト名を割当てproxyを設定することでapache経由での同期を可能にする。ここでは別ホスト名をmail.example.comとする。(DNSにも適切に設定すること)

 管理画面>アカウント>ドメイン>sns.example.com>ドメイン設定
 ドメイン設定画面の一番下左にある「ドメインエイリアス」に
 mail.example.comと入力
 「更新」ボタンを押して保存

 apacheにproxy設定を追加する(mod_proxyが有効になっていること)
 以下のような設定を追加してapacheを再起動
 SSL設定例(証明書とキーが別途必要です)
[code] 
  ServerName mail.example.com:443
  ErrorLog logs/mail_ssl_error_log
  TransferLog logs/mail_ssl_access_log
  LogLevel warn

  SSLEngine on
  SSLProtocol all -SSLv2
  SSLCipherSuite   
  ALL:!ADH:!EXPORT:!SSLv2:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:+LOW
  SSLCertificateFile /etc/mail/mail.crt
  SSLCertificateKeyFile /etc/mail/mail.key

  ProxyRequests Off
  ProxyPass / http://localhost:8100/

  
   ProxyPassReverse http://localhost:8100/
   ProxyPassReverseCookieDomain localhost mail.example.com
   ProxyPassReverseCookiePath / /
   Order allow,deny
   Allow from all
  

 [/code]

 https://mail.example.com/ にアクセスしてWebMail画面が開くことを確認

■CommuniGate ProをSIP利用可能に設定する
 CommuniGate Proではインストール直後からSIPサーバ機能が有効になっているので、CGP側で特に設定することはない。サーバOS側でiptablesの設定を追加してSIP通信が外部と可能な状態にする。/etc/sysconfig/iptables に以下を追記してiptablesを再起動する。

[code] -A RH-Firewall-1-INPUT -p udp -m udp –dport 5060 -j ACCEPT
 -A RH-Firewall-1-INPUT -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 5060 -j ACCEPT
 -A RH-Firewall-1-INPUT -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 5061 -j ACCEPT[/code]

以上でCommuniGate ProにてExchange同期とSIPが利用可能になる。iPhone/Androidでの設定方法は以下の通り。

■iPhone/iPadでのExchange同期設定

 設定>メール/連絡先/カレンダー>アカウントを追加…
 Exchange選択
 メール:user01@sns.example.com
 ドメイン:sns.example.com
 ユーザ名:user01
 パスワード:設定したパスワード
 「次へ」
 (必要なら証明書を受け入れる)
 サーバ:sns.example.com(apache併用の時はmail.example.com)
 「次へ」
 (アカウントの確認ができないと言われたら)
 「保存」

 保存後、アカウントの設定を開くとSSLを試用するかどうか設定できるようになるので、やむを得ない場合はSSLをオフにして試してみる。
 iOS4では複数のExchange同期が設定できるが全てプッシュ設定しているとうまく動作しないようなので注意。iPhone/iPadはこの設定をすることで、リモートワイプ等も実行することが可能。

 リモートワイプは以下の手順で実行
 管理画面>アカウント>ドメイン>sns.example.com>user01>モバイル
 AirSyncクライアントにiPhoneやiPadが表示されるので、ワイプする端末にチェックを付けて「消去」ボタンを押す。するとワイプが設定されて、次回端末がアクセスしてきた時にリモートワイプが実行される。

■AndroidでのExchange同期設定
 機種ごとに若干差異があるので、ここではNexusOne (froyo)の設定方法を紹介。

 設定>アカウントと同期>アカウントを追加
 Microsoft Exchange ActiveSyncを選択
 メールアドレス:user01@sns.example.com
 パスワード:設定したパスワード
 「次へ」
 ドメイン/ユーザー名:user01
 パスワード:設定したパスワード
 サーバー:sns.example.com(apache併用の時はmail.example.com)
 安全な接続(SSL)を試用する チェック
 全てのSSL証明書を承認 自己証明の場合はチェック
 「次へ」
 新着メール自動確認:自動(プッシュ)
 同期する量:3日間
 いつもこのアカウントでメールを送信 必要ならチェック
 メールの着信を知らせる チェック
 このアカウントから連絡先を同期します チェック
 このアカウントからカレンダーを同期 チェック
 「次へ」
 このアカウントに名前を付ける:省略
 「完了」

 Android端末では2.1以降でExchage同期が標準実装されるが、リモートワイプ機能は2.2以降が対象となる。残念ながらCommuniGate Proでは一部非互換があるため、カレンダー同期とリモートワイプが5.3.xのバージョンでは実行できない。5.4系で修正されるということなので、来年初めには問題が解決されると期待している。

 Androidのリモートワイプ対応状況については以下を参照。

 AndroidのExchange連携(リモートワイプ)対応状況
 http://blog.isnext.net/issy/archives/280

■SIPアプリケーションのアカウント設定
 こちらは別途アプリ比較等を行った時に記事にしたいと思う。原則的にはユーザでuser01@sns.example.com、パスワードに指定パスワードを入れて、サーバにsns.example.comを入力すれば、多くのSIPアプリではSIPレジストまでは可能だと思われる。CommuniGate Proは音声/映像コーデックの変換機能はないので、SIPクライアント同士が同じコーデックを持っていることが必須になることに注意。

 CommuniGate Proで動作実績のあるSIPソフトは以下。
 http://www.communigate.com/Papers/VoicePlus_Technical_DataSheet_A4-c.pdf

 AndroidのSIPアプリで確認した状況は以下も参照。

 AndroidとSIP/VoIP
 http://blog.isnext.net/issy/archives/292
 

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■Ubuntu 10.04 LTS にDolphin 7をインストールする
 海外製のSNSプログラム Dolphin 7をインストールしてみる。Dolphin 7はファイルストレージのみならず、ビデオや音楽のストリーミング機能も内包しているので、クリエイター向けのサイトを作るには向いているかもしれない。

Dolphin
http://www.boonex.com/dolphin/
Dolphin インストール手順
http://www.boonex.com/trac/dolphin/wiki/DetailedInstall

■インストール準備
 インストール直後のubuntuマシンに必要な設定をしていく
 サーバ名:dolphin.example.com
 IPアドレス:192.168.0.100

[code]$ sudo vi /etc/security/limits.conf
 root harf nofile 41952
 root soft nofile 41952 の2行追記
$ sudo vi /etc/fstab
 / に noatime 追記
$ sudo mount -o remount /
$ sudo reboot

$ sudo apt-get install ssh
$ sudo apt-get install apache2
$ sudo apt-get install mysql-server
$ sudo vi /etc/mysql/my.cnf
 [client][mysqld_safe][mysqld][mysqldump]の各行に
 default-character-set = utf8 を追記
$ sudo /etc/init.d/mysql restart
$ sudo apt-get install alien
$ wget http://www.communigate.com/pub/CommuniGatePro/CGatePro-Linux.i386.rpm
$ sudo alien -d CGatePro-Linux.i386.rpm
$ sudo dpkg -i cgatepro-linux_5.3-10_i386.deb
$ sudo mkdir /var/lock/subsys
$ sudo chmod +w /opt/CommuniGate/Startup
$ sudo vi /opt/CommuniGate/Startup
 ulimit -u 2000 を ulimit -n 4096 に修正
$ sudo chmod -w /opt/CommuniGate/Startup
$ sudo apt-get install postfix
 スマートホスト
 po.dolphin.example.com
 192.168.0.100 で設定
$ sudo vi /etc/postfix/master.cf
 smtp inet n – – – – smtpd の行を
 10025 inet n – – – – smtpd に修正
$ sudo /etc/init.d/postfix restart
$ sudo /opt/CommuniGate/Startup start
$ sudo apt-get install php5 php5-gd php5-mcrypt php5-mysql php5-geoip php5-imagick php5-intl php5-xcache php5-xsl php5-xmlrpc php5-cli[/code]

■Dolphinのインストール
 UbuntuのWeb用標準ディレクトリ/var/wwwにインストールする

[code]$ mkdir ~/download
$ cd ~/download
$ wget http://get.boonex.com/Dolphin-v.7.0
$ mv Dolphin-v.7.0 Dolphin-v.7.0.zip
$ sudo unzip -d /var/www/ Dolphin-v.7.0.zip
$ cd /var/www
$ sudo mv index.html index.html.org
$ sudo chown -R www-data:www-data *
$ sudo chmod +x flash/modules/global/app/ffmpeg.exe

$ mysql -u root -p
 mysql> create database dolphin;
 mysql> grant all previleges on dolphin.* to doluser@localhost identified by ‘dolpasswd’;
 mysql> quit

$ sudo vi /etc/apache2/sites-enabled/000-default
 
  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
  AllowOverride All
  Order allow,deny
  allow from all
 

$ cd /etc/apache2/mods-enabled/
$ sudo ln -s ../mods-available/rewrite.load rewrite.load
$ sudo apache2ctl graceful[/code]

ブラウザで以下にアクセスして指示に従う
http://192.168.0.100/install/index.php

Dolphinの日本語化はこちらのコミュニティを参照
http://abaki.org/index.php

後からURLを変更したい場合には以下を修正
[code]$ sudo vi /var/www/inc/header.inc.php
 $site[‘url’] = “http://newurl.example.com/”;
$ sudo rm -rf /var/www/cache/*
$ sudo rm -rf /var/www/cache_public/*
$ sudo apache2ctl graceful[/code]

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カスタム版MyNETSとCentOS5で1万人規模のSNSを構築する

■カスタム版MyNETSとCentOS5で1万人規模のSNSを構築する
 友人と運営しているSNSのカスタマイズが一段落したので、ご協力いただいた方々やMyNETSの開発元Usagi Projectの方々に了解をいただき、カスタム版をパッケージにまとめてダウンロードできるようにさせていただいた。近いうちにMyNETSの公式HPからもダウンロードリンクが貼られることになっているが、これまでの集大成でもあるので、こちらでも紹介しておこうと思う。

 MyNETSにゃっぽんカスタム版ダウンロード
 http://v-nyappon.net/download/

 こちらのblogでは内容に沿って、20100921版のINSTALLドキュメントの内容を掲載する(最新の状況は上記URLを参照のこと)。CentOS5.5 x86_64版のインストールとチューニング、CommuniGate ProやTritonnを始めとした関係アプリのインストールと設定、MyNETSの配置と設定など、かなりの長文になっているので、続きはご興味のある方だけどうぞ。

※INSTALL.txtにミスがあったため、0919版は削除して0921版にリンク修正しました。

※このカスタム版を作成するのに当り、本当にたくさんの方々から改修コードとアイデアをご提供いただいたことに深く感謝しています。謝辞はREADMEに、本家との違いはCHANGELOGに入れさせていただいています。ダウンロードの際はぜひご覧いただければと思います。

続きを読む

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■AndroidとSIP/VoIP 2010/06版
 Androidの記事をこちらに書くことにしたので、他所に書いておいたものから、こちらネタっぽいものを転載しておくことにします。この記事はjugemで書いていたものをベースに加筆修正しています。

【12/03追記】2010/12版を記事追加しています。最新状況は以下へ。
 http://blog.isnext.net/issy/archives/556

ということで、今回は2010/06/13ごろAndroid端末のSIP環境について一部検証?した内容になります。

現在自宅はNTTのひかり電話になっていて、CommuniGate ProのSIPサーバ機能とRSIP(リモートSIP)機能を利用してCommuniGate Proサーバ自体をひかり電話の子機としてRV-230SEにレジスト、iPhoneやデスクトップマシンからCommuniGate Proサーバに自アカウントでSIPレジストして電話を発着信できるようにしています。

ひかり電話では対応するコーデックが、ISDNで使われるコーデック「G.711 μ-Law」のみになるので、これに対応したSIPクライアントを使わないと外部通話はできないことになります。面白いことにiPhoneで利用可能なSIPクライアントのメジャーどころはほとんどG.711 μ-Lawに対応しているらしく外部通話が可能になるのに対して、AndroidのSIPクライントは対応しているものが極めて少ない状況です。

現在のところ通話まで利用可能だったのはfringとLinPhoneくらいのもので、ほとんどがG.711 μ-Lawに対応していないためエラーになり、コーデックとしては対応しているはずのSipAgentは、OSバージョンとの互換性問題かもしれませんが、なぜか音声が一切利用できないという状況でした。

G.711 μ-Law自体はソース公開されているコーデックなので、利用できないものではないと思うのですが、このヘンがAndroidマーケットとiPhoneマーケットの開発者層の差なのか、ツールの差なのかとても不思議な気がします。(たまたまiPhoneでよく使われるSIPライブラリがあってG.711 μ-Lawを含んでいるだけなのかもしれませんが…)

iPhone 4/iOS 4でVoIP用APIがマルチタスク対応になるので、これまでの待ち受け上の不便が徐々に解消される可能性があるとは言え、Android端末でもぜひともひかり電話子機としてアドバンテージを活かせるよう、多くのSIPクライアントがG.711 μ-Lawに対応してくれることを期待したいと思います。

5月前半ごろ試した結果なので現在は多少変わっているかもしれませんが、ひかり電話で試したアプリを以下に。もう数個試した気がするのですが全然NGで記録するのすら忘れていた模様。試した電話経路は WiFi接続でNexus One →CommuniGate Pro →RV-230SE →ひかり電話網 →WillcomPHS電話

・aSIP ×G.711 μ-Law未対応
・LinPhone ○ 通話可能 遅延少ない
・Sipdroid ×G.711 μ-Law未対応
・CSipSimple ×G.711 μ-Law未対応
・fring ○ 通話可能 レジストに多少時間かかる 遅延少々
・SipAgent ×G.711 μ-Law対応なのに音声出ない聴こえない
・Nimbuzz ×SIP未対応…iPhoneではOKなのに…

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■AndroidのExchange連携(リモートワイプ)対応状況
 業務上携帯電話を利用していて気になるのは、やはり昨今話題の個人情報や企業機密情報漏えいです。iPhoneでも紛失時に情報を消去可能なリモートワイプ機能は非常に企業ニーズが高いということで、Androidでの対応状況を軽くまとめてみました。

■Android OSの対応状況
 AndroidではOSとしてはAndroid2.2(Froyo)で正式対応となります。2.1までのバージョンではExchangeとの連携はメールやアドレス帳の同期までで、セキュリティ関連の機能は未対応ということになります。

Android 2.2の機能追加概要
http://developer.android.com/sdk/android-2.2-highlights.html

■国内発売中の2機種について
 Docomoから発売されたXperiaは、OSとしてはAndroid1.6でExchange連携がないバージョンですが、Moxierという3rdPartyアプリが標準導入されており、こちらのアプリでExchange連携が実現されており、リモートワイプに対応しています。ただし消去可能なデータはMoxierで同期されたデータのみで、端末自体を初期化できるわけではないので注意が必要です。サーバ側でリモートワイプを指示すると同期処理後、Moxierが初期状態に戻ります。

Moxier 2.0の機能(英語)
http://www.moxier.com/blog/2009/sep/03/moxier-mail-20-now-avaiable/

 Softbankから発売されたX06HT( HTC Desire)もOSとしてはAndroid2.1のため、Exchange連携は可能なもののOS標準ではリモートワイプには対応していません。しかしながらAndroid端末の大御所HTCの製品でDesire等Android2.1を搭載した製品は、HTCの独自拡張によってリモートワイプに対応しています。ただし現時点で確認した範囲では日本国内向けの説明には英語の製品紹介にある同じ項目の部分に「リモートワイプ」対応の記述がありません。

 実際にExchangeのActiveSync互換機能であるCommuniGate ProのAirSyncでリモートワイプを実行してみたところ、Moxierは初期化できたものの、X06HTではワイプコマンドは無視され実行されませんでした。残念ながら実験できたのは国内向けX06HTのみで海外版のDesireは試すことができないため、Android端末側の実装問題なのかCommuniGate Pro側のワイプコマンドの問題なのか不明です。もちろんMS謹製Exchangeを購入する費用は自分では出せないので、MSでなら動作するのかどうかも不明です…。(念のためCommuniGate Proの同機能でiPhoneはもちろん端末ごとワイプ可能です)

Discover the Unexpectedの項目(英語)
http://www.htc.com/www/product/desire/overview.html
Discover the Unexpectedの項目(日本語)
http://www.htc.com/jp/product/x06ht/function.html
Softbankの商品説明
http://mb.softbank.jp/mb/product/X/09wi/#x06ht

■10/5発表のGalaxy S及びGalaxy Tabについて(10/7追記)
 CEATEC会場でDocomoの説明員の方の話によると、どちらもAndroid2.2を採用していることで、MSExchangeサーバとの接続でリモートワイプできることを確認されているそうです。
 ※auから発売されるIS03はAndroid2.1のためOS標準ではリモートワイプはサポートされません。

■その他Android用Exchange連携アプリ
 AndroidではOS標準でサポートされていない機能も3rdParty製アプリケーションによってカバーされていることが多数あります。Exchange連携を実現するアプリも複数存在し、そのアプリでリモートワイプが実現可能になっています。今回は実験していませんが、以下のExchange連携アプリを紹介しておきます。

NitroDesk TouchDown
http://www.cyrket.com/p/android/com.nitrodesk.nitroid/
http://groups.google.com/group/nitrodesk/web/remote-wiping

DataViz RoadSync
http://www.cyrket.com/p/android/com.dataviz.stargate/
http://support.dataviz.com/support.srch?docid=13736&pid=2000

■その他リモートワイプ実行アプリ
 iPhoneではExchange/MobileMe連携で実現されるリモートワイプですが、Androidにはその自由度の高さによりSMSを使ったリモートワイプやワイプ対応専用サービスが各種そろっています。今回はExchange連携をベースにご紹介しましたが、他にも複数の手段がありますので、アンドロイドマーケットなどで検索してぜひいろいろ試してみてください。

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