■CommuniGate ProにSophosプラグインを追加するメモ
CommuniGate ProにSophosのアンチウイルスプラグインを導入する手順メモ。CommuniGate ProのプラグインにはCommuniGate Systems社自身が開発をするプラグインがあり、製品との親和性やパフォーマンスが担保されているので、外部製品を利用するよりも効率良く対処が可能。ここではLinux 64bit版をCentOS5にインストールするサンプル。
CommuniGate Pro専用Sophosアンチウイルスプラグイン
http://www.communigate.com/CGPSophos/
インストール
# wget http://www.communigate.com/pub/plugins/CGPSophos-Linux-x86_64.tar.gz
# tar zxvf CGPSophos-Linux-x86_64.tar.gz
# mv CGPSophos /var/CommuniGate/
動作試験
# cd /var/CommuniGate/
# CGPSophos/CGPSophos
1 FILE CGPSophos/test.msg
テストメッセージのチェックが行われればOK
Ctrl+Dでプロセス終了
定義ファイルアップデート
# cd CGPSophos
# ./monthlyUpdate
# ./dailyUpdate
# touch hup.sig ←このファイルがあると次のメール処理でプラグインを再起動する
CGP管理画面にてライセンス入力
外部フィルターを設定
ルールを設定
centos, communigate
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■ThunderbirdとCommuniGate Proでアドレス帳共有
Thunderbirdではアドレス帳をLDAP参照するかローカルに個人アドレス帳として保存するかが標準の利用方法になるが、CommuniGate Proと組み合わせることで、サーバ上で他者と個人管理のアドレス帳を共有可能にできる。その設定方法のメモ。
■LDAPの設定方法(mail.example.comのuser01で設定する場合)
ツール>アドレス帳>ファイル>新規作成>LDAPディレクトリ>一般タブ
名前:任意
ホスト名:mail.example.com
ベース識別名:cn=mail.example.com
ポート番号:389
バインド識別名:user01
一般タブの隣、オフラインタブを開き「今すぐダウンロード」
パスワードを入れて「正常に複製されました」と出ればOK
OKを押してアドレス帳も閉じる
ツール>オプション>編集>アドレス入力>LDAPサーバ
チェックを入れてmail.example.comを選択
これでメールアドレス入力時にLDAPが自動参照され、補完されるようになる
■個人アドレス帳をサーバ保存する設定方法(SyncCGP機能拡張の利用)
http://www.niversoft.com/downloads/synccgp/ へアクセスしてファイルを保存
ThunderBirdのツール>アドオン>機能拡張>インストールでダウンしたファイル指定
ThunderBird再起動
メールウインドウでIMAPのアカウントを選択して、右クリックから新規フォルダ作成
名前を「newbook」とする
ツール>アドレス帳からOutlookからインポートした「連絡先」を「newbook」に名称変更
ツール>SyncCGP Optionを開き、newボタンで新規設定を名前を付けて作成
作成した設定名を選択して、IMAPアカウントを選択
on sync conflict:をUse local Versionに変更
AddressBookでnewbookを指定、Contact FolderでIMAP上のnewbookを指定
Save to IMAP Folderにチェックがあることを確認してOK
ツール>Start SyncCGPを選択して出てきたダイアログをOKすると完了
これで自分のアドレス帳をサーバに同期できる
同期するアドレス帳は英数字で命名すること
■上記設定を利用した共有アドレス帳を実現
上記方法で共有したいアドレス帳をサーバに同期する
pronto! UIでCommuniGate Proにログインしてnewbookに共有設定をする
共有したいユーザでpronto!ログインして共有設定
共有したいユーザのThunderBirdを起動する
上記方法と同様にしContact FolderでIMAP上の共有されたnewbookを指定
on sync conflict:をUse Server Versionに変更
Save to IMAP Folderにチェックがないことを確認してOK
これで共有アドレス帳がローカルに同期される
addressbook, communigate, thunderbird
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■DLNA対応メディアプレイヤー DN-MP500 動画再生検証メモ
iPadでのDLNA再生が日常化してきており、TVでもDLNA再生に移行しようと思い、これまで利用していたWDTVを上海問屋のDN-MP500に置き換えたので、動画再生検証したメモ。AppleTVは720pまでしか再生できないが、DN-MP500は1080p対応かつ多種フォーマット対応ということなので期待。DN-MP500の購入価格は送料込み7980円。ファームウェアバージョンは1.7.7で日本語表示もバッチリ、内部的にはLinuxがOSとして採用されているらしい。DLNA機能としてはメニューからuPnPを選ぶことでDLNAサーバが検出される。今回もDLNAサーバはMacOSX上のPS3 Media Serverで試験。一応USB再生もと思ったがWDTVで利用できたHFS+フォーマットのHDDはDN-MP500では認識できず。これは仕方ないところ。
■DLNA動画再生検証
これまでのテスト同様以下の7フォーマットで再生試験。結果はEのみフレームレートが対応していないというエラーを出して再生できず。高レートだったかと思って確認したが24FPS。他のDivXは再生できたのでファイルとの相性かもしれない。
A) 1280×720 H.264 AAC mp4 ◎
B) 1920×1080 H.264 AAC mp4 ◎
C) 640×480 H.264 mp3 avi ◎
D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv ◎
E) 640×480 DivX mp3 avi ×
F) 640×480 Xvid mp3 avi ◎
G) 1280×720 x264 AAC mkv ◎
再生の動作までに若干時間がかかるような気がするが、メニュー操作も含めて2拍くらい遅れて動作するような、やや緩慢な反応のため全般的な動作の問題かもしれない。有線接続なので再生後のコマ落ちや音切れはほぼなく、スロー、早送り、逆再生などもほぼ完璧に動作する。動画再生中のリモコン操作はメニュー操作よりも機敏の反応するので、動作上の支障はあまり感じない。
iPadのDiXiM DMCアプリからメディアレンダラーとして指定できるかどうか試してみたが、レンダラーとしてリストされず。これはちょっと残念。これに対応してくれれば、iPhone/iPadやAndroid端末をリモコンとして利用できて便利だったのだが。まぁ価格も安いし、日本語パス対応、フォルダ内のファイル連続再生も可能、再生能力も非常に高いと思うので、これ以上は望み過ぎかもしれない。非常にコストパフォーマンスが高くお買い得な製品だと思う。
DLNA
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■MeeGo 1.1 for netbooks インストールメモ
MSI U100にMeeGo 1.1 for netbooks (Google Chrome Browser)をインストールしてとりあえずの日本語環境で使うメモ。MeeGo 1.0ではU100の標準WiFiは利用できなかったが、1.1ではちゃんと利用できるようになっていた。MeeGo用に買ったIntel 3945ABGが無駄になった…orz MeeGo1.1自体は非力なU100でもかなりキビキビ動いてくれるので面白い。個人的にはAndroid同様にExchange同期などを利用できるようにしてほしい。
■MeeGo 1.1 for netbooks (Google Chrome Browser)をダウンロード
http://download5.meego.com/netbook/meego-v1.1-netbooks-google-chrome-browser
■MacOSXでUSBメモリを作成(ターミナルで以下を実行)
USBメモリを挿す前に
# diskutil list
USBメモリを挿してもう一度
# diskutil list
差分を確認してUSBメモリのデバイスを指定してアンマウント(仮に/dev/disk2とする)
# diskutil unmountDisk /dev/disk2
ダウンロードしたimgファイルをUSBメモリに書き込む
# sudo dd if=/Users/user/Downloads/meego-netbook-ia32-chrome-1.1.img of=/dev/disk2 bs=1m
かなり時間がかかるが終了したらeject
# diskutil eject /dev/disk2
USBメモリを取り外す
■U100でインストール
USBメモリを挿し込んで電源ボタン→F11→USBメモリをbootに指定
インストールを選択
日本語選択
キーボードjapan選択
などなどGUI設定に沿って進める
■MeeGo1.1.2へアップデート
アプリケーション→システムツール→更新システムを起動
出てきたものを全て更新インストールする(かなり時間かかるので注意)
■アプリの日本語設定
起動したら、Chromeを開く→スパナアイコン→設定→高度な設定→フォントや言語を変更
フォントの設定で全てVLゴシックを指定する
これをしないと日本語が全てトーフ表示になる
■日本語入力設定
標準ではSKKのみ有効になっているので、Anthyを追加する
アプリケーション→システムツール→アプリの管理→Anthyを検索
3つ出てくるのでanthy-devel以外の2つをインストール
これでctrl+スペースキーでAnthyが利用できるようになる
meego, netbook
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■国産CMS Magic3 インストールメモ
超高機能型国産CMS Magic3 のインストールメモ。インストールは非常に容易。コマースやblog・掲示板などの機能を始め、デモデータのインストール機能やJoomla v1.5までのテンプレート互換など初期のサイト構築の手間を大きく軽減してくれる機能が満載。高機能な汎用タイプは設置者が十分な設計イメージを持っていないと迷うことになりがちだが、デモデータが用意されているおかげで管理画面のカスタマイズも含めてイメージしやすくなっている。わかりやすさという点ではBaserCMSなどシンプルなものもいいが、joomlaのテンプレートを活用して簡単にデザインの凝った多機能なサイトを作ろうと思うなら、Magic3を試してみるのがいいと思う。
事前にMySQLでDBとユーザを作成しておくこと
今回はhttp://www.example.com/magic3/となるよう仮定して設定を行う
# cd ~/download/
# wget http://iij.dl.sourceforge.jp/magic3/50471/magic3_1.17.15_src.tar.gz
# tar zxvf magic3_1.17.15_src.tar.gz
# mv magic3 /var/www/html/
# chown -R apache:apache /var/www/html/magic3
http://www.example.com/magic3/ にアクセスしてGUIの指示に従う
以降は本家のドキュメント参照
http://www.magic3.org/doc/index.php?ドキュメント
centos, cms, php
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■国産CMS BaserCMSのインストールメモ
国産CMSであるBaserCMSをインストールした時のメモ。管理画面が充実しており慣れればかなり使いやすいと思われる。自宅環境のCentOS5サーバではeAcceleratorと相性がでるらしく.htaccessでeAcceleratorを無効にしてやらないとうまく動作しなかった。php.iniやeaccelerator.iniのメモリを128M以上にしてもうまくいかなかったので取りあえず無効化で対応。
展開したいURLの位置まで移動
(今回はhttp://www.example.com/basercms/となるよう仮定)
BaserCMSとプラグイン、テーマファイルのダウンロード
# cd ~/download/
# wget http://basercms.net/packages/download/basercms/1.6.8
# mv 1.6.8 basercms-1.6.8.zip
# wget http://basercms.net/packages/download/baseruploader/1.2.9
# mv 1.2.9 baseruploader-1.2.9.zip
# wget http://basercms.net/packages/download/basertwitter/1.0.1
# mv 1.0.1 basertwitter-1.0.1.zip
# wget http://basercms.net/packages/download/theme_simplerest
# mv theme_simplerest theme_simplerest.zip
# wget http://basercms.net/packages/download/theme_simplecorp
# mv theme_simplecorp theme_simplecorp.zip
それぞれを解凍して配置
# unzip basercms-1.6.8.zip
# unzip baseruploader-1.2.9.zip
# mv uploader basercms-1.6.8/app/plugins/
# unzip basertwitter-1.0.1.zip
# mv twitter basercms-1.6.8/app/plugins/
# unzip theme_simplerest.zip
# mv simplerest basercms-1.6.8/app/webroot/themed/
# unzip theme_simplecorp.zip
# mv simplecorp basercms-1.6.8/app/webroot/themed/
# mv basercms-1.6.8 /var/www/html/basercms
アクセス権等を修正
# cd /var/www/html/
# chown -R apache:apache basercms
# chmod -R 0707 basercms
.htaccessにeAcceleratorの無効化を追記する
# vi basercms/.htaccess
# vi basercms/app/webroot/.htaccess
以下を追記
php_flag eaccelerator.enable 0
php_flag eaccelerator.optimizer 0
core.phpの修正
# vi basercms/app/config/core.php
以下を修正
Configure::write(‘Session.save’, ‘cake’);
Security.saltの値を任意のものに変更
Apacheを再起動
# apachectl graceful
http://www.example.com/basercms/ にアクセスしてGUIの指示に従う
設定などは以下の本家サイトを参照
インストールあとのはじめの一歩
http://basercms.net/manuals/introductions/fast_steps
修正パッチの適用方法(1/13現在3つ有り)
http://basercms.net/manuals/introductions/9.html
centos, cms, php
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■高機能Web解析ツールmrliteのインストールメモ
DBが不要なので設置が容易、かつ国産なので日本語表示については安心感あり。
展開したいURLの位置まで移動
(今回はhttp://www.example.com/mrlite/となるよう仮定)
# cd /var/www/html/
mrliteの最新版をダウンロードして展開
# wget http://www.mr-analizer.com/software/download/archive/tar.bz2/mrlite5.3.013.tar.bz2
# tar jxvfp mrlite5.3.013.tar.bz2
ディレクトリ名を変更
# mv mrlite5.3.013 mrlite
所有権をapacheにしておく
# chown -R apache:apache mrlite
アクセス権を修正する
# chmod -R 0777 mrlite/LOG
# chmod -R 0777 mrlite/include/config
自前サーバでは.htacessが不要だったので無効化する
# mv .htaccess bk.htacess
http://www.example.com/mrlite/ にアクセスして説明を読み
http://www.example.com/mrlite/init_tool.php から初期設定を行う
パスワードは管理用、公開用、初期設定用の3つを設定する
設定が完了したら不要なファイルを消す
# rm -f info.php
# rm -f index.html
計測したいサイトのfooter部分に指定されたログ取得用タグを貼り込めばOK。
以下の画面からデータを参照する
管理用画面
http://www.example.com/mrlite/mr_gway.php
公開用画面
http://www.example.com/mrlite/mr_gway_public.php
centos, mrlite, php, WebAnalytics
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■高機能Web解析ツールPiwikのインストールメモ
事前にMySQLでDBとユーザを作成しておくこと
展開したいURLの位置まで移動
(今回はhttp://www.example.com/piwik/となるよう仮定)
# cd /var/www/html/
Piwikの最新版をダウンロードして展開
# wget http://piwik.org/latest.zip
# unzip latest.zip
余計なファイルを消す
# rm -f How\ to\ install\ Piwik.html
所有権をapacheにしておく
# chown -R apache:apache piwik
書き込み権限の変更
# chmod -R 0777 piwik/config
# chmod -R 0777 piwik/tmp
必要があればphp-jsonを追加
# yum install php-json
php.iniのmemory_limitの値が128M以上であることを確認する
# cat /etc/php.ini
apache再起動
# apachectl graceful
http://www.example.com/piwik/ にアクセスしてGUIの指示に従う
計測したいサイトのfooter部分にtrack tagで指定されたJavascriptを貼り込めばOK。
centos, php, piwik, WebAnalytics
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■EC-Cubeのインストール手順メモ
事前にMySQLでDBとユーザを作成しておくこと
展開したいURLの位置まで移動
(今回はhttp://www.example.com/shop/となるよう仮定)
# cd /var/www/html/
EC-Cubeをダウンロードして展開
# wget http://downloads.ec-cube.net/src/eccube-2.4.4.tar.gz
# tar zxvfp eccube-2.4.4.tar.gz
# mv eccube-2.4.4 shop
# rm -f eccube-2.4.4.tar.gz
所有権をapacheにしておく
# chown -R apache:apache shop
サブディレクトリ運用のための変更
# cd shop
# cd html
# mv * ../
# mv .htaccess ../
# cd ../
# rm -rf html
.htaccessの修正
# vi .htaccess
php_value output_handler mb_output_handler
↓
#php_value output_handler mb_output_handler
define.phpの修正
# vi define.php
define(“HTML2DATA_DIR”, “/../data/”);
↓
define(“HTML2DATA_DIR”, “/data/”);
http://www.example.com/shop/install/ へアクセス
確認できたら以下を実行
# rm -f install/index.php
後はGUIに従って設定する
centos, ec-cube, php
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■無償利用可能な高機能型Web解析ツールのメモ
自サーバ構築型のWeb解析ツールで、GUI等がなかなか良く出来てると思うツールのメモ。自サーバで運用するのは、外部にアクセスデータを送信しなくてもいいようにするため。外部送信が可能なケースではGoogleAnalyticsやMixPanel(今年から10万PV?/月まで無料になった模様)を利用する方がおそらく負担も少なく便利だと思う。
・SlimStat(このblogで利用中)
http://slimstat.net/
・mrlite(ライセンスが必要なケースがあるので注意)
http://www.mr-analizer.com/software/mrlite_index.html
・piwik(要Flash / iPadでの参照に難有り)
http://piwik.org/
・Open Web Analytics(GoogleAnalyticsにかなり近い印象)
http://www.openwebanalytics.com/
以下サーバログ解析型の高機能ツールで過去に使ってみて結構便利だと思ったもの。期間限定無料を含む。
・Funnel Web Analyzer(Mac/Win/Linux/Solaris対応、フリーウェアだが2003年から更新無し)
http://www.quest.com/funnel-web-analyzer/
・Sawmill(CommuniGate Proのログ解析が可能な高機能型、デモ版が30日利用可能)
http://www.sawmill.net/
http://www.jtc-i.co.jp/sawmill/sm00-top.htm
・Summary(デモ版が30日利用可能)
http://summary.net/
気になったものは今後追記します。
php, WebAnalytics
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