■au htc EVO WiMAX ISW11HT 更新ビルド レビュー
本日とある調査で都内に出ていたため、KDDIデザイニングスタジオに寄ってみたところ、EVOのビルドが更新されていたので簡単にレビューをしておきます。1Fの展示機は前回のビルドと新しいビルドのものが混在している状況でした。日曜ということで来客も結構あり、EVOに興味を持つ方もそこそこいらっしゃったので、前回ほどじっくり触ることはできませんでしたが、確認できたことを書いていこうと思います。
4/6 EVOの製品版ビルドと思われるバージョンを確認したのでレビューを追加しました。
au HTC EVO WiMAX ISW11HT 製品版ビルド? レビュー
http://blog.isnext.net/issy/archives/953
■更新ビルド 1.03.970.1 CL338102 test-keys
Androidバージョンは2.2.1で変わらず。前回のレビューと異なっているのは、ソフトウェアの番号 1.03.970.1、ベースバンドバージョン 2.15.00.02.23 ということで数字的な変化は大きくなく比較的小規模な修正と思われます。前ビルド1.02.970.1の機体でシステムアップデートのチェックをすると、新しいバージョンがある旨のダイアログが出たので、OTAでアップデートできるようでした。
このビルドでは2点同時認識は変わりませんが、タッチスクリーンの応答性が更に良くなっているようで、フリック操作やピンチ操作が非常に快速快適になっているように感じました。とてもサクサク動作して非常に気持ちいい感覚です。ブラウザの動作も軽快になっているように感じました。前回問題になっていた充電ケーブルを繋いでいるとタッチ動作が安定しない問題は既に解決されていました。新しいビルドの機体も前ビルドの機体もどちらも充電ケーブルを繋いだままで、全く問題なく動作してくれました。説明員さんに以前来た時と何が変わったのか伺ったのですが、開発機ということもあり本体が変わったものもあるし、ソフトウェアが変わったもの(新ビルドのことと思われる)もあるし、ということで曖昧な感じで詳細なことは教えていただくことはできませんでした。新ビルドで機能的に何が変わったかもよくわからないという感じです。いずれにしても不具合は解消されたということで、EVO購入予定の方は安心していいかと思われます。
起動時間は以下のような感じでした。
電源オン→5秒→Android auロゴ→19秒→htcロゴ→22秒→ロック画面(合計約46秒)
新ビルドでも起動時間は変わりませんでした。Android auロゴ表示までの時間が短くなった分、htcロゴの表示時間が2秒長くなって結果は同じ46秒でした。Quadrantが既にインストールされていたので、試してみたことろ1回目1158、2回目1156ということで、HTC EVO 2.2+よりもちょっと低いという感じでした。ちなみにWiMAXとWiMAXデザリングをonにして計測してみたところ、1回目990、2回目1118ということで3Gのみの時よりもスコアが落ちました。WiMAXは多少負荷が大きいということなのかもしれません。
残念ながら細かいアップデート内容はわからなかったのですが、不具合が解消しタッチレスポンスが向上していることが判ったので、デザイニングスタジオに寄ってみて良かったと思いました。懸念されるEVOのバッテリー持続時間については既に3500mAhの大容量バッテリーが国内でも5000円程度で入手できるようになっていますし、WiMAXルータとしても十分に活用できそうです。HTCは既に3D対応のデュアルコア新世代EVOを発表しており、海外では今月WiMAX対応の新機種が複数発表されたため、auの夏モデルの発表が気にはなりますが、たぶんISW11HTを購入してしまうような気がしますw
XOOMも確認したかったのですが、時間がなく諦めざるをえませんでした。こちらについては機会があれば改めてチェックしたいと思います。今回一応説明員さんにISW11HTの発売予定について確認してみたのですが、4月上旬ということで変更の通知は来ていないが地震の影響で遅れる可能性はあるとのことでした。興味がないので知らなかったのですが、実際G11が発売予定日過ぎても関東で発売できていないとのことでしたので、少しずれ込むことは覚悟しておいた方がいいのかもしれません。こればかりは仕方ないので発売まで楽しみに待つとしましょう。