■CentOS5でUPS(CP750SWLT JP)を使うメモ
 先日購入したCyberPower社 CP750SWLT JPを当初想定のCentOS5.6で稼働中のサーバに設置したので作業のメモ。UPS設置のメモはMacOSX用の記事を参照。

■Linux用監視ソフトをダウンロードする
 以下のURLから対応監視ソフトウェアをダウンロードする
 http://www.cyberpower.jp/products/software/pp_linux.htm

 今回はCentOS 64bitなのでPowerPanel® for Linux .rpm 1.2 (Linux 64 bit)を使用する。
 ダウンロードのリンクはWindows系にありがちなセキュリティ的にちょっと大丈夫かと疑いたくなる感じなのだがそこはスルーしておく。wgetでは取得できなかったので、ブラウザ等でダウンロードしておく。

 UPSとサーバ本体をUSBケーブルで接続しておく

■インストール
 rpmでシンプルにインストールを行うだけでOK
 # rpm -ivh PPL-1.2-0.x86_64.rpm

■使い方
1)動作状態の確認
 # /usr/sbin/pwrstat -status

 出力サンプル
 [code]The UPS information shows as following:

Properties:
Model Name………………. CP750SWLT JP
Firmware Number………….. CREA104-3I1
Rating Voltage…………… 100 V
Rating Power…………….. 525 Watt

Current UPS status:
State…………………… Normal
Power Supply by………….. Utility Power
Utility Voltage………….. 101 V
Output Voltage…………… 101 V
Battery Capacity…………. 100 %
Remaining Runtime………… 46 min.
Load……………………. 73 Watt(14 %)
Line Interaction…………. None
Test Result……………… Passed at 2011/04/24 05:17:02
Last Power Event…………. Blackout at 2011/04/24 05:19:55[/code]

2)設定の確認
 # /usr/sbin/pwrstat -Config

 出力サンプル
 [code]Daemon Configuration:

 Alarm ………………………………………. On

 Action for Power Failure:

Delay time since Power failure …………. 60 sec.
Run script command ……………………. On
Path of script command ………………… /etc/pwrstatd-powerfail.sh
Duration of command running ……………. 0 sec.
Enable shutdown system ………………… On

 Action for Battery Low:

Delay time since Battery Low …………… 5 sec.
Run script command ……………………. On
Path of command ………………………. /etc/pwrstatd-lowbatt.sh
Duration of command running ……………. 0 sec.
Enable shutdown system ………………… On[/code]

3)設定ファイルの場所
 /etc/pwrstatd.conf

4)ログファイルの場所
 /var/log/pwrstatd.log

5)アラームのon/off
 # pwrstat -alarm on
 # pwrstat -alarm off

6)アラームの一時停止(次回イベントでは鳴動する)
 # pwrstat -mute

7)バッテリーテストの実行
 # pwrstat -test

8)電源遮断時のログサンプル
 2011/04/24 05:20:52 AM The UPS will be turned off at 10 min., 0 sec. later.
 2011/04/24 05:20:52 AM Begin to shutdown PC immediately!
 2011/04/24 05:21:02 AM Daemon stops its service.

9)コマンドラインからの設定変更サンプル
 # pwrstat -pwrfail -delay 60 -active on -cmd /etc/pwrstatd-powerfail.sh -duration 1 -shutdown on

10)pwrstatd-powerfail.shで設定できること
 標準ではメール送信ができるようになっているので、以下のパラメータを必要に応じて変更。

 # Enable to send e-mail
 ENABLE_EMAIL=no

 # Change your name at this itme.
 RECEIPT_NAME=”user name”

 # Change mail receiver address at this itme.
 RECEIPT_ADDRESS=user_name@company.com

 # Change mail sender address at this itme.
 SENDER_ADDRESS=user_name@company.com

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■endian UTM のアップデート方法メモ
 endian UTM (endian Firewall) Communityバージョンのアップデート方法メモ。残念ながらGUIの管理画面からは自動アップデートできず、手順を踏む必要がある。

■Endian Communityにレジストする
 以下のURLからEndian Communityにレジストする
 http://www.endian.com/en/community/efw-updates/

 登録すると確認メールが送信されてくるので、URLをクリックしてActivateする
 Welcomeメールに書いてある手順に従う

 メール記載の手順は以下。対訳(意訳)で紹介。

■アップデート手順
1)Enable SSH access on your firewall
  使用中のUTMでsshサービスを有効にする

2)Open your favorite SSH terminal and connect to the firewall (On Windows you may use putty)
  任意のsshクライアントで接続する

3)If your Endian Firewall Community is older than version 2.2 please run
  root@efw-2:~ # rpm -ivh http://updates.endian.org/upgrade.rpm
  version2.2以前を使用中の場合は上記rpmコマンドを実行する

4)Run the efw-upgrade script
  root@efw-2:~ # efw-upgrade
  efw-upgrateスクリプトを実行する

  Please choose the appropriate channel for your environment and hit [ENTER]:
  1) Production (stable releases)
  2) Development (bleeding edge)
  安定版か開発版か選択肢が出るので1の安定版を選択する

  Please enter your username and hit [ENTER]:
  usenameとして登録したメールアドレスを入力する

5)Life is too short to be serious! Become our fan on Facebook and have some fun!
  Facebookでファン登録して楽しんでねw

5番の手順はともかく、シンプルにアップデートできる。1と2についてはsshを開けなくてもコンソールからログインすることでアップデートが可能。管理画面からもできていいんじゃないかと思われるが、UTMのadminとマシンのrootは違う人間が担当するという前提での設計なのかも。

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■CommuniGate ProでAndroid端末をリモートワイプ
 Microsoft Exchangeの代替ソリューションのひとつであるCommuniGate ProでAndroid端末のリモートワイプ実験をしたメモ。CommuniGate Proはキャリアグレードのスケーラビリティと安定性を誇るソフトウェアにも関わらず5ユーザまで無償で利用可能で、ExchangeサーバのActiveSyncと近似した機能をAirSyncという名前で提供しており、これも無償ライセンス内で利用できる。このActiveSync互換のAirSyncを利用して、メッセージの同期とリモートワイプの実験を行う。試したのは手持ちのNexusOne (CyanogenMod7 Android 2.3.3)、GalaxyTab (Froyo XXJK5 Android 2.2)、Desire HD 001HT (標準 Android 2.2)の3つ。Android1.x系はそもそもExchange連携未対応なので対象外。CommuniGate Proのバージョンは5.3.11。

 設定は簡単。インストール済みのCommuniGate Proを用意してアカウントを作成、Android側ではExchange同期アカウントを利用して、CommuniGate Proのアカウントを設定してやればいい。注意点は以下。

・CommuniGate Pro側でHTTPの待ち受けをTCP80/443に設定すること(※追記参照)
 AirSyncはこれらのポート以外では動作しない
・Android側でアカウントを指定する時には@以下も記述すること

■実験結果
1)NexusOne
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信するものの無視。

2)GalaxyTab
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信するものの無視。

3)Desire HD 001HT
 メッセージとアドレス帳の同期はOK。カレンダー同期はNG。
 リモートワイプは信号受信し即端末全体を初期化。

 メッセージとアドレス帳はどれも問題なく同期できたが、カレンダーがエラーとなり同期できなかった。リモートワイプが実行できたのは001HTのみ。Exchangeサーバだと端末側でアカウント作成時にデバイス管理者の追加設定許可を求められるはずのところを、CommuniGate Proではそのダイアログが出てこないことから、ActiveSyncとAirSyncで一部動作が異なっていることが確認できた。また端末側でもHTCのカスタマイズにより001HTでは本来Android2.2以降にあるはずのデバイス管理者設定項目が消失していることから、どうやらデバイス管理者設定の状態によりリモートワイプが実行できるかどうかが判断されているようだ。HTCの端末では2.1の頃から独自にExchange対応をしていたり、HTC Senceサービスで独自のリモートワイプサービスを提供していたりするので、その辺りの影響が出ているものと思われる。

 ちなみにCommuniGate ProではiPhone/iPadについては問題なくリモートワイプできている。CommuniGate Proは5.4系でAndroidに正式対応するということなので、今後修正がされる可能性はあるが、現在のところCommuniGate ProでリモートワイプによりAndroid端末のデータ消去を実行しようと思ったら、Android2.2以降を搭載したHTC製端末(HTC Sence 2.x以降)を選択する必要がある。(同端末はHTC SenceのWebサイトに登録することで、Webからデータ消去操作を行うことも可能だが、システム管理者が一括で管理したいというようなケースでは、Communigate Proを利用するメリットがある)

■追記
 AirSyncの待ち受けについては80/443のどちらか一方だけでも問題ない。httpは平文でデータ参照できてしまうことから、実運用する場合には443で設定する方が望ましい。またApache等と同居している場合など、CommuniGate Pro自体の80/443を有効にできない時には、proxy設定を利用して80/443への接続をCommuniGate Proの標準待ち受けポートTCP8100へ繋いでやることでAirSyncを行うことが可能。以下Apacheで443接続をproxy設定するサンプル。
[code]

ServerName cgp.exsample.com:443
ErrorLog logs/ssl_error_log
TransferLog logs/ssl_access_log
LogLevel warn

SSLEngine on
SSLProtocol all -SSLv2
SSLCipherSuite ALL:!ADH:!EXPORT:!SSLv2:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:+LOW
SSLCertificateFile /etc/httpd/cert/cgp.crt
SSLCertificateKeyFile /etc/httpd/cert/cgp.key

ProxyRequests Off
ProxyPass / http://localhost:8100/


ProxyPassReverse http://localhost:8100/
ProxyPassReverseCookieDomain localhost cgp.exsample.com
ProxyPassReverseCookiePath / /
Order allow,deny
Allow from all


[/code]

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■Softbank 001HT (Desire HD) 小物メモ
 001HTをメイン端末として使うために小物をいくつか購入したのでメモ。

1)OverLay Plus for HTC Desire HD SoftBank 001HT 980円
 まずはアンチグレアフィルムの個人的定番、ミヤビックスのOverLay Plus。アンチグレア系のフィルムの中では一番貼りやすくて見やすいと思うので、ここんとこずっと指名買い。今回もバッチリホコリ無しに貼り付けできた。001HTは液晶画面の上下で角の丸さ加減が異なるので貼り付け時に注意。

2)メッシュ カラーシェルケース for HTC Desire HD SoftBank 001HT 980円
 ノーブランドのメッシュケース。割と薄くて手触りもさらりとしていい感じ。メッシュになっているので滑らず持ちやすい。電源ボタンや音量調節ボタンの操作にもあまり影響無し。安かったけど思った以上にいい感じ。

3)【Smart Holder for Biz】スマートフォン用 フリーサイズホルダー(スリムタイプ) 1680円
 思うところあってベルトクリップ付きのホルダーが欲しかったのだが、HTC純正が国内で売り切れのため入手できなかったので、とりあえず安そうなものを探してみた。このケースは内寸がW125xH64xD16mm(約)ということで、H68の001HTだと厳しいかなと思ったけど、Dに少し余裕があったので試しに購入。届いた製品に入れてみたところ上フタの折り目を少し工夫すれば問題なく利用できた。値段の割にしっかりしたケースで、PDairやMelkcoの001HT用ホルダーが4000円近いことを考えるとかなりお得な気がする。ホルダーに入れている時にはスピーカの音が聞えにくいのと、イヤフォン端子がそのままでは使えないので、BTを使うのでなければ少し加工が必要。

 ヨドバシ等の量販店では001HT用小物の扱いがあまり多くなく気に入ったものがなかったので、ネットでの購入となったが今回は当りでいい買い物ができたと思う。

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■MacOSXでUPS(CP750SWLT JP)を使うメモ
 東電の夏期停電に備えてUPS(CyberPower社 CP750SWLT JP)を購入。自宅サーバ環境に設置する前提でラインインタラクティブ方式+正弦波出力でLinux/MacOSX両対応のものを選んだ結果、OMRONのBN50Sとこちらの2択で検討していたのだが、BN50Sが入荷見込みが立たないため先に入荷したCP750SWLT JPを購入することに。UPS監視ツールという点ではOMRONが良かったのだが、CyberPower社製品はMacOSXの標準機能(コントロールパネル>省エネルギー)で利用可能ということなので、どのような設定が実際可能だったかメモしておく。接続実験をしたのはiMac Core i7 27インチ。OSX 10.6.7。

■UPSの設置と設定メモ
・アース配線を必ず行うこと(エアコン用コンセントからアースを取る等)
・MacとはUSBケーブル(製品に付属)で接続するだけ
・UPSの電源投入は電源ボタンの長押し(3秒以上)
・本体液晶パネル下の「点灯」ボタンを押すことで表示項目が順に変更される
・接続するとOSXでコントロールパネル>省エネルギーにUPSというタブ項目が追加される
・MacOSXからは機種として CREA104-3I1 と認識される
・UPSタブを選択するとスリープ設定が別途設定可能になっている
・「停電後に自動的に起動」という項目も別途設定可能
・システム終了オプションが追加されて以下の項目が設定できる
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの使用時間(1分〜15分)
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの残り時間(1分〜15分)
 コンピュータがシステム終了するまでのUPSバッテリーの最小レベル(1%〜100%)
・停電終了時自動実行scriptなどの設定は項目がなくできない

 設置も設定も非常に簡単で便利。Mac本体及び接続機器を保護するなら十分と思われる。個人的に過去の経験からMac環境では、UPSを使うなら価格は安くても常時商用式ではなくラインインタラクティブ式以上を選定するのが望ましいと思う。特に家庭用電源など電圧変動が比較的大きい場合には、安定動作のためにも電圧変動に対応できるララインインタラクティブ方式は有効だと思われる。

 CP750SWLT JPはラインインタラクティブ方式+5年長寿命バッテリー搭載タイプで、750VA/525Wの出力がありながらコンパクトかつファンレスでとても静かなので、SOHO環境にオススメできると思う。電圧や出力の状態確認も液晶インジケータでパソコン無しに容易に確認できるので、これも嬉しいところ。BN50Sが入手できればそれもオススメできるが、現状入手困難らしいので残念に思う。

 今回はOSXで記事にしたが、実際にUPSを常用利用するのはLinuxサーバなので、そちらの設定も近日書こうと思う。

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■SoftBank 001HT (Desire HD) 動画再生 レビュー
 ISW11HTの発売日に様子を見に行って、001HTを購入してきてしまいました。あれ?w 決め手になったのはドスパラの001HT新規一括9980円が再入荷していたことと、ヨドバシでWiMAX端末WM3500R(AT)が年間パスポート契約で1円になっていたこと。性能と維持コストのバランスが圧倒的に001HTの方が高いと判断したからです。(詳細は後述)

 ということで001HTを購入したので、動画再生やDLNAの再生テストを行ってみました。ちなみに001HTは前回発売直後にレビューしたのと同じビルド番号でした。root化+S-OFF+SIMロック解除+フォント変更は既に完了した状態でのテストとなっていますが、動画再生などに3rdパーティ製アプリなどは利用していません。全てデフォルトインストールのソフトで試しています。

 再生対象フォーマットはこれまで通り以下のものになります。
 A) 1280×720 H.264 AAC mp4
 B) 1920×1080 H.264 AAC mp4
 C) 640×480 H.264 mp3 avi
 D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv
 E) 640×480 DivX mp3 avi
 F) 640×480 Xvid mp3 avi
 G) 1280×720 x264 AAC mkv
 H) 480×272 H.264 AAC mp4
 I) 426×320 H.264 AAC mp4

 まずはギャラリーアプリからMicroSDにコピーした動画を再生した場合、A,B,G以外が再生可能でした。Eは再生可能なものの音ズレしてしまいました。DLNA経由での再生検証では、DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.7.4を利用して実験しました。001HTでは端末標準でDLNAクライアントとして動作するようになっており、動画はギャラリーアプリから、音楽は音楽アプリから直接DLNAサーバのコンテンツが参照再生可能になっています。DLNA経由ではH,Iのみ再生可能で他のコンテンツは再生できませんでした。GalaxyTabと同様にローカル再生可能なフォーマットもDLNA経由ではうまくいかないようで残念な結果となりました。また720p/24FPSのmp4でもファイルによってローカル再生はうまくいかず、こちらも期待していたのですが残念な結果となりました。※PermuteのMP4やAppleTV2設定で変換した720p/24FPSのmp4はローカル/DLNA経由のどちらでも再生可能だったので、ファイルに依存する問題のようです。

 動画の再生品質ですが、001HTの液晶が若干青っぽい傾向を持っているためか輝度が低い状態では、赤系の発色が大人しく少し寒い印象がしてしまいます。輝度を最大にすると気にならなくなります。再生フォーマットによっては音ズレこそしないもののコマ落ち感を感じる場合もあり、wmvでその傾向を顕著に感じました。

 ちなみに音楽再生ではmp3に加えて著作権保護のないm4aが再生可能でした。ただし.m4aでもAppleロスレスは再生リストに表示されるものの再生はNGです。.flacはリストに表示すらされないという感じでした。またVictorのHA-FXC71-Bで確認したところ、001HTはEVO同様に若干華やかさは抑えられるものの、音場が広く解像度が高い少し硬めの音という印象で、低音域が非常にしっかり出てくることと合わせて、イヤフォン向けのチューニングになっておりかなり聴きやすいと感じました。再生時にドルビーとSRSも選択可能ですがHA-FXC71-Bではブーミーになりすぎてしまって聴くに耐えません。エフェクト無しが一番いい感じでした。個人的にはHA-FXC71-Bと001HTの組み合わせはオススメできると思います。(購入直後のHA-FXC71-Bはかなり音が硬いため、24時間〜36時間程度ホワイトノイズによるエージングをすると再生音がとてもよくなると思います。)

 ということで、何で今更と思われるかもしれませんが、001HTを購入した理由ですが…

 今回の001HTのコストは 本体9980円+事務手数料2835円、ランニングコストがホワイトプラン980円+S!ベーシックパック315円+パケットし放題S for スマートフォン390円ー月々割980円(加入時条件のWホワイトと安心パックは即解約可能。基本料金は割引対象外なので月額合計は980円になる)x24ヶ月。初月のWホワイトと安心パック分を入れても、2年間運用コストは4万円弱となります。これにWiMAXコストを追加しても3880円/月x24ヶ月で9万3120円。一方ISW11HTは、新規一括68250円+事務手数料2835円、ランニングコストはプランEシンプル780円+IS NET315円+ISフラット5460円+WiMAX525円ー月々割2000円で5080円/月x24ヶ月、合計は19万3005円。実際には既にWiMAXをUQ契約で利用中なので、WiMAXは追加費用にはならないことを考えると、001HTは圧倒的にコストが低いことになります。ISW11HTでもWiMAX契約を切り替えることを考えればランニングをより低く見積もることが可能ですが、ISW11HTのWiMAXテザリングの実稼働時間が2.5時間程度であるらしいことを考えると、WM3500Rを追加購入(ヨドバシで購入即解約で事務手数料+解約金で約8000円)してUQ契約のメリットである現契約への追加機器登録を行うことで、WM3500R2台体制で実利用可能時間を延長させる方が運用上のメリットが大きいと考えたわけです。

 正直001HTがたった半年でここまで値段が安くなるとは思わなかったのでびっくりです。3月後半から同様の条件が出ていたことは知っていたのですが、ISW11HTの発売に合わせて同条件で再入荷するとは…。001HTというかDesire HDは既にいろいろな情報が公開されていて、CyanogenMod7などのカスタムROMも提供されているので、そういう点でもEVOよりも活用可能性が広いというのが魅力でした。EVOはWiMAXビルトインが魅力的で最後まで悩んだのですが、結局は長く使うことを考えると001HTの方が低コストでいろいろ楽しめるなぁということですね。とてもいい買い物になったと思っています。

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■Thunderbird機能拡張のメモ
 気になった機能拡張のメモ。未検証。

キーワードハイライト表示
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/35143503.html

指定時間メール送信
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/41397425.html
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/send-later-3/

送信宛先確認
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/48612163.html
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/confirm-address-5582/

削除メールの復活
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/171297217.html

送信メッセージへのフィルタ適用
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/send-filter/

宛先表示名確認
http://hogi.sakura.ne.jp/ja/cas/cas.rhtml

カラムの表示をカスタマイズ
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/extra-folder-columns/

IMAP Quotaの視覚化
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/display-quota/

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■muninで複数mysqldを監視する設定メモ
 CentOS環境で同一ホスト内に設定された複数mysqld自体やデータベースサイズの監視をmuninで行う設定のメモ。epelリポジトリが必要。munin設定ができている前提。複数mysqldの起動設定メモはこちら

■複数mysqld自体の監視

1)必要なモジュールをインストールする
# yum install perl-Cache perl-Cache-Cache perl-DBD-MySQL

2)監視ファイルがサポートしているパラメータの参照
/usr/share/munin/plugins/mysql_ のファイルを利用する
以下のコマンドで出てきたリストのパラメータが取得可能

# /usr/share/munin/plugins/mysql_ suggest
mysql_bin_relay_log
mysql_commands
mysql_connections
mysql_files_tables
mysql_innodb_bpool
mysql_innodb_bpool_act
mysql_innodb_insert_buf
mysql_innodb_io
mysql_innodb_io_pend
mysql_innodb_log
mysql_innodb_rows
mysql_innodb_semaphores
mysql_innodb_tnx
mysql_myisam_indexes
mysql_network_traffic
mysql_qcache
mysql_qcache_mem
mysql_replication
mysql_select_types
mysql_slow
mysql_sorts
mysql_table_locks
mysql_tmp_tables

3)複数mysqldの分をコピーで作成し必要な編集を行う

# cp /usr/share/munin/plugins/mysql_ /usr/share/munin/plugins/mysql01_
# vi /usr/share/munin/plugins/mysql01_

132行目からデータソースを指定
my %config = (
‘dsn’ => $ENV{‘mysqlconnection’} || ‘DBI:mysql:mysql;host=localhost;mysql_socket=/path/to/mysql01/mysql.sock’,
‘user’ => $ENV{‘mysqluser’} || ‘dbuser’,
‘password’ => $ENV{‘mysqlpassword’} || ‘password’,
);

145行目でキャッシュネームを指定
‘namespace’ => ‘munin_mysql01’,

690行目で接頭値を指定
my $graph = substr(basename($0), length(‘mysql01_’));

814行目でmunin上で表示するカテゴリ名を指定
print “graph_category mysql01\n”;

これをmysqldの数だけ値を変えて作成

4)監視したいパラメータのリンクを貼る

# cd /etc/munin/plugins/
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_ mysql01_commands
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_ mysql01_qcache
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_ mysql01_qcache_mem
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_ mysql01_slow

5)値が取得できているか確認
ここでエラーが出ているようだと設定にミスがある

# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_commands
# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_qcache
# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_qcache_mem
# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_slow

■複数mysqld内のデータベースサイズを監視

1)プラグインを入手して設置する
http://exchange.munin-monitoring.org/plugins/mysql_size_/details からプラグインダウンロード
/usr/share/munin/plugins/ にmysql01_size_ 等番号を付けて必要分配置する

42行目
unless ($0 =~ /mysql_size(?:_([^_]+)|)_(.+)\s*$/)

48行目
my $MYSQLADMIN = $ENV{mysqladmin} || “mysql”;

を設定や環境に合わせて修正
例えば

unless ($0 =~ /mysql01_size(?:_([^_]+)|)_(.+)\s*$/)
my $MYSQLADMIN = “/usr/bin/mysql”;

2)munin-nodeに必要なパラメータを設定する

# vi /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node

[mysql01_*]
env.mysqlopts -uroot -ppassword –socket=/path/to/mysql01/mysql.sockk
env.mysqladmin /usr/bin/mysqladmin

[mysql02_*]
env.mysqlopts -uroot -ppassword –socket=/path/to/mysql02/mysql.sock
env.mysqladmin /usr/bin/mysqladmin

など

3)監視したいDBのリンクを設定する

# cd /etc/munin/plugins/
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_size_ mysql01_size_dbname01
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql01_size_ mysql01_size_dbname02
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql02_size_ mysql02_size_dbname03

4)値が取得できているか確認
ここでエラーが出ているようだと設定にミスがある

# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_size_dbname01
# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql01_size_dbname02
# /usr/sbin/munin-run –servicedir /etc/munin/plugins mysql02_size_dbname03

■動作が確認できたら設定を反映する

# /sbin/service munin-node restart

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■au htc EVO WiMAX ISW11HT 製品版ビルド? レビュー
 本日秋葉原SofmapにてISW11HTの更新ビルドを触ってきましたので、簡単にレビューしておきます。4月15日発売ということで後述するビルド番号からもほぼ製品版ビルドと思われますが、前回レビューから短い期間に2つバージョンが上がっているようなので、まだ修正は入るかもしれません。ざっと確認して気になったことだけを書いていきます。

■更新ビルド 1.05.970.1 CL339957 release-keys
 Androidバージョンは2.2.1で変更なし。前回のレビューと異なってビルド番号にreleaseの文字列が見えますので、おそらくこれが製品版で間違いないと思われます。ソフトウェアの番号 1.05.970.1、ベースバンドバージョン 2.15.00.03.04 ということで、カーネルやhtc独自項目についての番号に変更はありません。メニュー等をざっと一通り見てみましたがこれまでに比べて特に大きな変更などは行われていないようでした。

 今回試用した展示機も充電ケーブルを挿したままでも抜いても、タッチパネルはとても快適に操作することができました。当初Kスタの展示機で確認された問題は完全に解決されていると思われます。また今回のビルドではタッチパネル操作感が更に向上しているように感じられ、ホーム画面でのスクロールやフリック操作では、iPad2と比較しても遜色のない応答性追従性になっていると感じました。一応再起動して起動時間も計測しましたが46秒でほぼ変わらず。起動時間の改善はないようです。Quadtantの数字も3Gのみ有効の時に1158、Wi-FiやWiMAX有効の時には990〜1111と低くなる傾向も変わらずという感じです。今回はテザリングは有効になっていない状態だったため、デザリングではなくネット接続方式でスコアが変わるようでした。

 唯一気になったのはカメラの応答性です。NexusOneもシャッターラグ(撮影ボタンを押した時と実際に撮影された写真の時間のズレ)を感じる方ですが、ISW11HTはかなり遅く1秒近くラグがあるようです。静止物を撮影する場合にはあまり影響しませんが、歩いている人や動いている物を撮影しようとすると、とてもタイミングが難しいことになります。いろいろ設定を変更して試してみましたが、撮影サイズ、オートフォーカスのon/off、顔認識のon/offなどいろいろ負荷がかかりそうな設定を解除しても、全く改善しませんでした。これまでも遅いなとは思っていたのですが、製品版までに改善されるだろうと漠然と考えていました。しかし、これはISW11HTのカメラの仕様のようです。個人的にはカメラは重視していないのであまり影響はないのですが、カメラがポイントになる方は実機の確認をされることをお勧めします。Xperia arcのカメラの俊敏さを知っている方だと、耐えられないくらい遅く感じてしまうかもしれません…。

 発売が近くなり価格も新規68,250円、月々割2,000円x24ヶ月(auショップ伊勢佐木モールさん参照)ということで、最初の一括分は大きいものの、月約5,000円でテザリングし放題というのはなかなか魅力的ではあります。ただ、当初月々割1500円とされていたのに増額された背景を考えると夏モデルの発表を待つのもちょっとありかなと思ってしまいましたw MNPでは月々割が2,000円x24ヶ月は変わらず、本体が57,750円と更に10,500円下がりますのでより魅力的になります。決して安い本体価格設定ではないのですが、維持費やネットワーク性能を考えると悩ましいですね。とりあえず急いで切り替える理由はないので、発売日の動向を見ていつ購入するか検討しようと思います。

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■iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証
 英HandtecからiPad2 16GB Wi-Fiモデルが到着したので、DLNAクライアントの動作について確認してみる。基本的にできることは前回の検証と変わらないはずだが、検証するiOSのバージョンが上がって環境が大きく変わっていたり、CPUパワーが向上したりアプリのアップデートがあったりで変化があることに期待して確認を行ってみることにした。今回 iOSは4.3.1,DLNAサーバはMacOSX上のPlayback1.7.4を利用。環境の紹介はこちらを参照。複数の動画フォルダを共有した状態で検証。

最新の記事はこちら
 iPad2でDLNAクライアント動画再生比較検証2
 http://blog.isnext.net/issy/archives/1072

■iPad用DLNAクライアントを比較して試す
 今回試用したのは以下の7アプリ。4/4時点の最新版。

 ・Media Link Player Lite for iPad
 ・DiXiM DMC
 ・AirPlayer
 ・BUZZ Player HD
 ・LivingMediaPlayer
 ・EyeconTroller
 ・SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App

 再生対象フォーマットはAndroidの検証と同様に以下の9つ。
 A) 1280×720 H.264 AAC mp4
 B) 1920×1080 H.264 AAC mp4
 C) 640×480 H.264 mp3 avi
 D) 640×480 WMV9 WMA2 wmv
 E) 640×480 DivX mp3 avi
 F) 640×480 Xvid mp3 avi
 G) 1280×720 x264 AAC mkv
 H) 480×272 H.264 AAC mp4
 I) 426×320 H.264 AAC mp4

1)Media Link Player Lite for iPad
 再生可能:A,B,H,I 日本語ファイル名OK

2)DiXiM DMC
 サーバ上のフォルダ自体が表示できず

3)AirPlayer
 再生可能:全ファイル 日本語ファイル名OK
 ただしGは音ズレ有り

4)BUZZ Player HD
 サーバ上のフォルダがリスト表示されるものの選択できず

5)LivingMediaPlayer
 サーバ上のフォルダやファイルが表示されるものの全て再生不可表示

6)EyeconTroller
 再生可能:A,H,I 日本語ファイル名OK

7)SmaertStor Fusion Stream DLNA Digital Media App
 サーバ上のフォルダが表示されるものの各フォルダ1つしかファイルが表示されない
 Hのファイルがリストされたが再生はエラーでできず

■所感
 改めてDLNA/UPnP関連ソフトウェアの互換性の問題を痛感。iOSが4.3.xになった時点で一部製品と非互換が発生していたが、更にサーバの設定状況で表示や再生できる内容が大きく変わってしまうことが判った。DLNA/UPnP関係は十分な情報収集と検証が必要。現状では再生対応フォーマット数やサーバ対応の柔軟性からiPad環境では、AirPlayerが最善の選択肢ではないかと思われる。iPadと比較してiPad2でCPU関連がパワーアップしたことにより、QTプラグインを使わない設定時のGファイルの音ズレも少なくなっていることが実感でき、avi系のファイルの再生も非常に安定した印象となっている。現在の価格は600円だが十分に価値のある値段だと思われる。

 ※ちなみに英からの輸入版iPad2でも「設定>一般>情報>認証」で技適マークの表示が可能です。

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