■AGEphone for iPhoneでAsahiネット IP電話Cを利用する
AGEphone for iPhoneを利用してWiFi環境下でAsahiネット IP電話Cを利用する設定のテスト。日本通信がb-mobileで利用可能な050番号が使えるAndroid端末 Huawei IDEOSを発表したことに釣られて、050番号のIP電話の検証をやってみた。結果的に発着信はできているのだが、最初は音声通話できていたのに、何かのきっかけでAGEPhoneからマイクとスピーカが使えなくなってしまったらしく、通話できない状態になってしまった。着信音やダイアル時のタッチ音が出ないとか、保留音だけが相手に届くという状況からマイクとスピーカが使えていないと判断したのだが、正確な原因は不明。以下一応は使えていた時の設定方法。Willcom電話番号との間で発信着信ができることは確認。AGEphoneのバージョンは1.2、iOSは4.2.1、iPhone3GSでの検証。AGEphone for iPhone自体のマニュアルはこちら(pdf)。
■IP電話Cの設定値確認
1)https://bbb.asahi-net.or.jp/bbb/apply/comcp へアクセスしてユーザ認証する
2)「IP電話C窓口 ->」ボタンを押す
3)ご利用方法にある以下の値を確認する
IP電話C登録情報
IP電話Cサーバー名(VoIPサーバー名) :voip02.nc.asahi-net.or.jp
IP電話Cサービスドメイン(サービスドメイン):asahi-net.or.jp
IP電話CユーザーID(VoIPユーザーID) :IP電話CユーザID
IP電話Cユーザーパスワード(VoIPユーザーパスワード) :IP電話Cパスワード
IP電話C電話番号(VoIP電話番号) :IP電話番号
■AGEphoneに設定を行う
1)AGEphoneを起動して設定をタップ
2)「詳細」をタップ
3)プライマリSIPアカウントをタップして以下を入力
ユーザID:IP電話番号 ←ここがポイント
表示名:IP電話番号
認証ID:IP電話CユーザID
パスワード:IP電話Cパスワード
ドメイン:asahi-net.or.jp
プロキシー:voip02.nc.asahi-net.or.jp ←ここがポイント
レジストラ:voip02.nc.asahi-net.or.jp
レジスター間隔(秒):600
タイマー有効:オフ
タイマー間隔(秒):180
TCP接続:オフ
ダイヤルプレフィックス:なし
リモートウェイクアップ:オフ
4)左上「詳細」をタップして戻り「NAT超え設定」をタップ
5)NAT超え設定をタップしてSTUNを選択
6)STUNサーバに stun.xten.comを入力
7)高度な設定はいじらない
8)「ダイアル」アイコンをタップしてダイアラー表示に切替
9)「ダイアルできます」表示になっていることを確認
通話が可能だった時点では遅延も少なく音質もそれほど悪くはなかった。iPhoneのハードスイッチでミュート状態にしていたまま、高度な設定やスピーカーホン切替をいじっていた後?いつの間にか発着信はできるのに相手側にだけ聴こえる保留音以外音が出なくなっていた…。そのうちバージョンアップしたら再インストール等再検証するつもり。
iphone, sip, voip
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■LiveView 動作検証メモ2
juggly.cnさんのこちらの記事でLiveViewのファームウェアアップデートがあると言うことだったので、GalaxyTabとの相性が改善しているか試してみることに。検証したGalaxyTabのファームはP1000XXJK5。一緒に現在利用可能そうなプラグインもいくつかインストールしてみて、どこまで動作するかも確認したメモ。ちなみに同時に利用可能なプラグインは最大6コ。前回の記事は以下。
LiveView 動作検証メモ
http://blog.isnext.net/issy/archives/533
・LiveView本体 ○
本体上でファームのバージョン等が確認できないため変化状態わからず。何も変わっていないような気がする…。
・LiveView Application ○
バージョン1.0.A.0.13。正しく動作しているように見える。6コ目を超えたプラグインはインストールされていてもリストに出てこない。先に認識されているプラグインをアンインストールした後に、別のプラグインをインストールし直さないとリスト内容が入れ替わらないので注意。
・LiveWare マネージャー ×
バージョン1.0.8。ペアリングされたLiveViewが確認できず、ペアリングされた機器がないというアラートが出て使えない。このため実質プラグイン管理ができず、上記のようにLiveView Applicationでプラグインの認識をさせるためにインストールとアンインストールを駆使するハメになる。
・LiveView PowerAMP Plugin ○
PowerAMPのアプリケーションが必須。再生・停止、ボリュームコントロール、トラック先送り後戻しの操作が可能。曲名は表示設定するも表示されず。
・Gmail for Liveview ○
受信時にバイブで通知。受信内容の一部表示(表示量設定可能)、受信内容をTab本体で表示が可能。
・LiveView ContactCall Plugin ×
コンタクト本人とそのアイコン表示のみ可能。他に入っている情報は見られなかった。電話発信もできず。
・Fake Call for LiveView ○
疑似SMSメッセージを受信、そのメッセージからTab本体のコール鳴動・停止が制御可能。着信音やバイブの設定が可能。
・LiveView Mode plugin ○
Tab本体のバイブ設定や、各種音量設定が可能。
・LiveView Weather Plugin ○
現在位置の天気予報を表示可能。受信に少し時間がかかる。
・Where Am I LivePlugin ○
現在位置のMAPを表示可能。受信に少し時間がかかる&受信失敗多い。
・Launcher plug-in ○
Tab本体にインストールされたアプリをアイコンリストで表示。指定したアプリを本体側で起動可能。
・Calender plugin ○
LiveViewのカレンダーが2.2系に対応しないため、こちらを導入する必要あり。カレンダーの表示可能。月単位で一覧表示。とても見やすい。
・ぺしぺし Ikina for LiveView ○
上タッチでデコピン?右タッチではにかみ。他に何か機能あるのか不明…。
前回の記事でも指摘した高負荷になる問題は現バージョンでも発生する。発生頻度は下がっているように感じるが、一旦発生するとGalaxyTab本体を電源長押しで再起動するまで元に戻らないようなので致命的。GmailとCalender、PowerAMPプラグインのおかげでそこそこGalaxyTabでも実用的に利用できそうな状況があるのに残念。
android, GalaxyTab, LiveView
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